1999年、naoto-ok的MY BOOM

 1999年の重大ニュースといえば、ウィンター・スポーツに目覚めたことでしょうか。
 北海道を離れてからは、本州でSKIをするということの大変さに嫌気がさし、敬遠していたんだけど、新潟転勤という地の利が功を奏してか、はまってしまいました。
 とりあえず、MY BOOMを3つほど紹介します。



その1 スノーボード

 前フリの通り、ウィンター・スポーツのなかでもスノーボードにハマってしまいました。
 「くや探スノボ合宿」で初めて挑戦したんだけど、最初は立つことすらできなかったんだけど、そのうちに木の葉落としができるようになって。で、どうやったら上手くなるかを考えながら滑ってたら、ちょっとづつ滑れるようになって。
 今考えると、スキーって気がついたら滑ってたから初めての恐怖心とか上達していく達成感って感じたことがなかったんだけど、スノボではそれを感じることができる。まだまだ下手っぴの域を抜けられずにいるんだけど、ホンのちょっとでも進歩したって感じることが、とっても楽しい。
 なによりも楽しい仲間と一緒に滑りに行ったことが、現在に至る最大の要素だったんだろうけどね。
 で、なにを血迷ったか高価なボードを購入。春スノボ、シーズンオフにザウスでスノボと、経験を積んでおります。
 夏のカヌーと冬のスノボ。なんだか1年中アクティブになりつつあるなぁ。
  



その2 所ジョージの四字列語

 所ジョージの発想力と言葉選びのセンスには脱帽。ぼくの心の名鑑では桑田佳祐・小沢健二・松本人志なんかがセンスのある人なんだけど、所ジョージもその中に入るなぁ。ちょっと偉そうな言い方だけど・・・。
 四字列語は所さんの深夜番組で注目していたんだけど、「所ジョージ著 四字列語」と「所ジョージ選 投稿四字列語」を読んで、その奥深さにただただ感銘を受けるのみ。朝日新聞や週刊新潮でも連載していたとは・・・。文化的メディアとは無縁だったからなぁ。
 俳句・川柳・短歌といった言葉遊びとはまた違った魅力と、高度なテクニックを要するあたり、知能レベルの高いお遊びです。学校の国語の授業に取り入れても良いのでは?漢字の持つ意味の深耕と豊かな発想力の育成に役立つと思うんだよね。
 さて、ぼくが考えた四字列語をここで披露しようかと。勤務時間中に仕事もせずに考えた作品です。


仕草悩朗(しそうのうろう)

 まるでタイプでないコが見せた何気ない仕草が気にかかり、いつしか思い悩むほど恋をしてしまう様。些細なことが大事に至ってしまうという意味。

当転放流(とうてんほうりゅう)

 アタリに弱く、ほおっておくと流されてしまうような、たいして意味のない物事。
 〔トーテンポール〕とも読む。

紀奈久菜(のりなひさな)

 子供の名前を付けるのに、流行りのタレントの名前を組み合わせれば可愛い子になるかとあれこれ考えたが、どうもパッとせず、子供の行く末に疑問を抱いてしまう様。思いつきは良さそうだが、先行きに不安を感じるという意味。
 〔きなくさい〕とも読む。


その3 仮面ライダーカード

 カルビーが復活させた「仮面ライダーカード」。子供の頃、集めてたのだ。かなりの枚数を保有してたんだけど、盗難にあってしまい、くやしい想い出が残っている。その想いを払拭させるがごとく、この年になって集め始めています。
 昔はライダースナックのおまけだったのが、今回はライダーチップスのおまけ。ライダースナックって、おいしくなかった記憶があるもんね。
 カードだけが欲しくてスナックを捨てる子供がいて、PTAが問題にしていたけど、今でもいるのかなぁ。実はぼく、あまりお菓子を食べる習慣がないので、チップスもあまり気味。会社で残業をしている同僚に差し入れたりして、捨てることのないよう努力しています。
 仮面ライダーカードに限らず、懐かしのTVキャラクターが復活しているようで、「ハクション大魔王」や「天才バカボン」、「ロボコン」なんかもブラウン管をにぎわしている。ラジオで言ってたんだけど、少子化の影響で子供向けのTV番組の視聴率が年々低下しているそうで、打開策として親も取り込むようなアプローチがなされているそうです。その波がTV番組にとどまらず、消費活動の一助を担っているとのこと。
 でも、懐かしのキャラクターは商品の宣伝やおまけといった付加価値としてだけではなく、フィギアやプラモ等独立したキャラクター商品としての販売もされており、マニアが購入しているのも事実。いずれにせよ、消費拡大のターゲットとしてぼくらの世代が狙われているということですか。
 そんなに金持ちじゃないんだけどなぁ。






エスニック
日常的戯れ言

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