シリーズ・MAXを追え!






シリーズ・MAXを追え!
    その3「攪乱」 ('99.12.13)
 今日の夕方、びしょ濡れ状態で会社に戻ると、3階の会社から女子職員が2人帰宅のためビルを出てきた。20代女性が二人。
「MAXの正体、見極めたり」
と思いきや、二人はぼくが見たMAXとはあきらかに別人。レザー・ルックでもなく、普通の私服。MAXが会社で私服に着替えて帰るという考えもできなくもないが、二人はあきらかにMAXではないのだ。年齢と性別以外は・・・。
 でも、考えてみれば女子社員の大勢いる会社らしいから、例外もあるはず。そう考えると、MAXがスタンダードなのか例外なのかがわからなくなってくる。
「あの会社って、テレフォン・アポインターがいて、ずっと電話かけているんでしょ?」
 なるほど、教材販売ってそういう要素もあったっけ。良くぞ気付いた、Y崎。つまり、いまでてきた二人は内業テレフォン・アポインターで、MAXは外回り部隊か。
「それにしても、レザー・ルックで訪問販売ですか?」
 うーむ、確かにPTAから反感を買ってしまいそうな恰好だよな、レザー・ルックって。
 果たして真実はどこにあるのだろうか?
 塔子の容疑は晴れるのだろうか・・・ちがう、ちがう。
 次号を待て。




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