エスニック

sportsな戯れ言2012


sportsにまつわる戯れ言を掲載しています。

コンサドーレ札幌vs横浜Fマリノス戦を観戦する(12.11.24)

 今日の試合は誰のための試合だったのか?
 ぶっちぎりの最下位で早々に降格が決まったコンサと、ACLこそ逃したけど上位にいるマリノス。力の差があることはわかっている。でも、ジャイアントキリングを期待しているし、ー失報いることこそ来季につながるってものだと思う。だから2点取られても点を取り返してくれることを祈って応援している。
 しかし、今日の試合はゴンありきの試合だった。もちろんゴンは見たい。彼の勇姿は心に響くから。でも、ロスタイム程度の出場しかできないゴンのために、点を取らねばならない状況で交代枠をひとつ残すことが、来季につながることなのだろうか?
 これがコンサにとってのゴンの花道ということか。功労を称えることの必要性と、置かれている立場の板挟みだね。

今年最初で最後のゴン中山紹介

久々に観るゴンシュート

ピッチに入るゴン。相方は最年少の榊翔太

王子に落としたあと、中澤の裏を取りに行くゴン

試合終了後、天を見つめるゴン。その目には何が映っていたのか?
 よく解釈すれば、出てるメンバーで点取り返せって監督からの檄ってことか。
マリノス、上手かった。やっぱり俊輔には釘づけになった。ボール捌きと視野の広さ、そして運動量。対峙したコンサの面々がそこからなにか感じてくれていれば…。
 2得点の斎藤は昨年もJ2で対戦してた仲。あの頃から上手かったけど、周りレベルが上がると水を得た魚のよう。交代時に王子に声かけてたよな。世代別代表で一緒だった2人の現状の差。王子には受け取めてもらいたい。来季のためにも。
 かといって、水を求めて移籍されても困るんだけど。

王子、ファーストシュートを放つ

王子よ、目の前で見た俊輔のFK、網膜に焼き付けろ
 来週も試合はあるけれど、来週こそは次につながる闘いをして欲しい。選手もがむしゃらに走って欲しい。まだ監督も決まってないし、どの選手が残るかはわからないけど、来季の開幕まであと3ヶ月しかないんだから。そして、脈々と受け継がれるべきコンサイズムを確立して欲しい。

明日を担うユース選手たちに、今のコンサはどう映ったのだろうか?

ゴール裏サポーター、伝えたい気持ちは汲むけど、なんか違うんだよね
 
札幌 0−1
0−1
横浜FM
前半33分 11齋藤 学(横浜FM)
後半5分 11齋藤 学(横浜FM)



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コンサドーレ札幌vs鹿島アントラーズ戦を観戦する(12.10.20)

 仕事で観戦できない試合が続いている間に、早々に降格が決まってしまった札幌。残りの試合を単なる消化試合にするか、来期につなげる機会にするか。観客が減っても見届けようかと。シーズン券も買ってるし、J2でどん底だった頃も観続けていたのだから。
 今日は鹿島戦。前回アウェイでは記録的大敗。きっと相手は楽勝モードで乗り込んでくるだろう。目に物見せてくれ。
 といっても、やっぱり実力の差は否めない。攻める鹿島に守るコンサ。芳賀の先発ボランチ復帰により、キャプテン河合が真ん中に入った3バックが、鹿島の攻めを凌ぎ続ける。絶体絶命のPKも、GK高原が横っ飛びでこれを防ぐ。コンサ守備陣、気合いが入ってる。
 結果から言うと、凌いで凌いで無失点に抑える。櫛引退場で一人少ない中でも、耐え続けた。3バックの穴といわれるサイド攻撃も、SMが下がってケア。これが来年のベースになるのかな?

大伍〜〜!いつの日か、戻ってきてね〜

小笠原のFKはハズレ

最大の見せ場、高原のPKセーブ!
 ところが、その分攻めが薄くって。トップの大島が競っても、後が続かない。根本的に枚数が足りない、個の技術ももう一つ。ならば、恐れることなく人数をかけて攻める「ここはみんなで勝負」ってスイッチがあれば・・・。石さんの目指したつなぐサッカーとは程遠いけど、次への足がかりのひとつとなるなら。

前節2得点の王子もこの日はいまひとつ

岩沼のシュートは大伍がブロック

榊が競って大島が打つも枠に飛ばず
 残り試合もあとわずか。J1で戦える貴重な時間、櫛引が出場停止なのは実にもったいない。チーム内ライバルの奈良がU-19代表徴集されるので、確実に出場できるのに。
 そうそう、右サイドで出場した前くん、よかったです。守りに追われてたけど、コンサ希望の若手の一人。次は攻撃もね。
 それと芳賀が90分戦えたことは、よかった。芳賀がいると、戦闘モードに入るもんね。

殊勲の高原をたたえるキャプテン河合とがんばった前

最後の挨拶、裕樹と大伍はなにを話していたのか・・・
 引き分け勝ち点1もまた、次への一歩となるよう、選手一人ひとりが経験を積んでいって欲しい。これからも続く、コンサの歴史のために。
札幌 0−0
0−0
鹿島



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北海道日本ハムファイターズvs埼玉西武ライオンズ戦を観戦する(12.9.28)

 シーズン終盤の天王山。勝てばマジックが転倒し、シーズン優勝に大きく近づく大事な一戦。先発は今年大きく飛躍した吉川ミツオ。西武には先週、魔の8回に逆転負けを食らった借りがある。
 どうしても観たい一戦。でも、ぼくの今年の観戦戦績は勝ちなし(2敗1分)。ぼくの観戦が足を引っ張ることになってはどうしよう・・・。
 いや、そんなことはない。ぼくの声援だって、選手の後押しになるはず。そう、いまのスローガンは【共に戦う!】なんだから。
 そして、共に戦った結果が中田の2発とミツオの2安打完封の見事な勝利。チームとファンが一体となってM4が点灯。このまま優勝へ向けて突っ走れ!
 とにかく今日はミツオと中田。個人的にはミツオの活躍がたまらなくうれしい。なんと言っても本格派。思い切って投げ込むストレートが気持ちいい。強打者を薙ぎ倒す力強さ。迷いを捨てたミツオ、新生ミツオは日ハムが待ち望んだ本格派左腕に成長していた。特に今日のピッチングはシビレタ〜。

打者に向かう前に四股を踏むミツオ

投球間にはスクワットするミツオ




しなる左腕と躍動感あふれる左足の蹴り。本格派左腕ここにあり
 そしてもう一人のヒーロー・中田翔。めっちゃ貫禄ついている。フルスイングの空振りでも威圧感が伝わってくる。これがバットに当たった日には・・・って、相手投手は思っちゃうだろう。だてに1年間4番に座り続けただけはある。なにより使い続けた栗山監督もすごいよね。それにしても今日の2発。ここぞで飛び出す勝負強さ。記録よりも記憶に残る活躍だね。どうもヤンチャ坊主のイメージが抜けなかったんだけど、今日のヒーローインタビューなんて涙が出そうになったわ。

初回、期待の2年目・西川がヒットで出塁すると

中田、先制ホームランはライナー性で左中間一直線

中田と西川、ヤングファイターズを待つベテラン・稲葉と中堅・小谷野

中田、5回の一発は高々と舞い上がったレフトへの大飛球

豪快なフォロースルーが飛距離を後押し

中田、捕手、審判が打球の行方を眺め見る
 投打期待のドラフト1位が活躍しての勝利。これが日ハムのビジョンだと思うと、その確かさに胸が熱くなる。目の前の一勝かもしれないけど、北海道に移転してからの日ハムの歩んできた道のある意味集大成のような試合だったんじゃないかな。そんな貴重な一戦を観ることができて、ドームに来てよかった!
 このままシーズンを優勝し、クライマックスシリーズを制し、日本一になってくれるに違いない。そのためにも【共に戦う!】。いい言葉だ。



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コンサドーレ札幌vsヴィッセル神戸戦を観戦する(12.8.18)

 ここ2試合、浮かれモードだったんだけど、今日は一転「マジメかっ!」モードで。なぜって、負けてしまったから。
 立ち上がり早々に1失点。後半はFKを野沢に決められ2点ビハインド。ここで石崎監督が打って出た策が3バック。前節、逆転勝利をもたらした必勝のシステム。これが功を奏し、ハモンのPKと上原のヘッドで同点に追いつく。が・・・。
 終盤、左サイドからクロスを上げられ立て続けに2失点。これでゲームセット。途中最高に盛り上がったけど、結果は自力の差を見せられての負け。

ハモンのパスから岩沼のシュートは惜しくも枠の外

久々に前線で躍動する宮澤、でもヘッドは枠の外

野沢のFK、元僚友・杉山届かず2点目
 今日の試合、3バックの長所と短所が見事に出てしまった。厚みのある攻撃を仕掛け、2点差を追いつくことができたのは明らかに長所。でも、手薄となったサイドを利用され、同じような形でクロスを上げられての2失点は見紛うことなき短所。その長短による損得をどう評価していくか。
 ただ、スタートから使用している4バックと先発メンバーが機能していないのもあきらかなこと。確かに相手チームは後半運動量が落ちていることから、相手を「疲れさせる」効果はあるのかもしれない。でも、その代償が1〜2失点ならば、それは戦術として良策と呼べるだろうか?機能していないといったほうがよいのかもしれない。
 前節まで、いや今日の後半35分までは「スタートから3バックを」と強く訴えたいと思っていた。でも、その後の2失点を見ると、最初から3バックで行けるほど成熟されたシステムではないのも確か。
 となると、今のメンバーで精度をさらに上げるのか、メンバーを替えてみるのも手かもしれないし。難しいなぁ。
 話は変わって、コンサがJ1でいることの大切さはなにもトップクラスの選手を見ることだけじゃない。今日の主審は2010W杯でブラジルのMFフェリペメロにレッドカードを出し、決勝では第四審判員を務めた西村雄一さん。コンサイレブンもサポーターも、いろんな意味で世界レベルを体感することができたと思う。

イエローを出す瞬間。でも、出されたのは王子なんだなぁ・・・
 従来どおりのメンバーでの4バックが先制点献上を大前提としているような現実。打開する手立てをぼくは知らない(前田使って・・・って希望はあるけど)。一週間もがいて、コンサなりの答えを次節見せてもらいたい。
札幌 0−1
2−3
神戸
前半2分 11田代有三(神戸)
後半8分 8野沢拓也(神戸)
後半21分 37ハモン(札幌)
後半30分 26上原慎也(札幌)
後半36分 8野沢拓也(神戸)
後半38分 9都倉賢(神戸)


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コンサドーレ札幌vsベガルタ仙台戦を観戦する(12.8.11)

 前回のホームで久々の勝利をものにしたコンサ。でも、前節はDFの要・ノースが怪我で離脱して大敗。どうして怪我人がこんなに多いのかなぁ。
 気持ちを切り替えて、今日の仙台戦。結果から書いちゃう?いや書きたい!だって劇的ロスタイム逆転勝利なんだもん。
 序盤は両サイドに球を散らし、ピッチを広く使って攻め上がる。そこまではいいんだけど、中が薄いのでシュートにまで持ち込めない。そんなこんなしているうちに、CKを決められて1失点。個人的には前夜の痛飲、二日酔いも重なって、なんともつらい展開に。ハーフタイムに『バクマン。』読むのが楽しみに・・・。

仙台のワンチャンス(CK)を決められてしまう

ならばコンサもCKからテレが・・・競り勝ちはしたんだけど

真希のシュートのこぼれを王子詰めるもオフサイド
 でも、後半は選手の動きが違った。特に3バックになってからは、サイド一辺倒の攻撃が、中からサイドに流れて中に・・・ってことで、中が厚くなって。ボランチ真樹が上げたクロスに日高がドンピシャヘッドで同点。あれ?日高ってサイドの選手じゃなかったっけ?しかもサイド逆だし。
 そこからはもう押せ押せ。首位・仙台相手にサポーターの声援を受け攻めまくる。飛び出した相手GK(懐かしい林)をあざ笑うようなうっちーのループは惜しくもポスト。でもこれは偉大なクライマックスへのプレリュード。締めはロスタイムに待っていた。
 途中出場のヤスがサイドをえぐってクロス。これがオウンゴールを誘って逆転弾。場内興奮最高潮。日高とうっちーがちゃんと詰めてたから生まれたオウンゴールなので、相手ミスじゃなく攻め取った逆転弾なのだ。めちゃくちゃうれしい。
 最後はうっちーのボールキープでホイッスル。首位相手に攻めて攻めて勝ち取った試合。みんなこれを待っていた。みんなこれが観たかった。

王子のミドルシュートは外れたけど、リズムを作る

日高のヘッド炸裂!これで同点

内村のループは惜しくもポスト

ロスタイム、ヤスのクロスがオウンゴールを誘う
 いろいろあるけど、今はとにかく結果じゃない。その結果を出したんだから、この波に乗り続けて。次節は聖地・厚別陸上競技場なんだもん。
札幌 0−1
2−0
仙台
12分3渡辺広大
79分2日高拓磨
90+4分オウンゴール


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コンサドーレ札幌vs名古屋グランパス戦を観戦する(12.7.28)

 とにかく勝った。名古屋に怪我人がたくさん出ていようと、連戦の疲れが残っていようと、そんなの関係ない。コンサはJ1リーグ戦で今季2勝目をあげることができた。
 とにかく長かった。正直観るのがつらい試合もあった。でも、新外国人を3人獲得し、巻き返しを狙った大事な一戦で勝利を収めた。選手、スタッフ、ぼくらサポーターの誰もが待ち望んだ勝利。よくやったとしか言いようがない。
 テレはガチムキ系。前半一瞬の隙をついてナイスミドルシュート。惜しくも入らなかったけど、その積極性はこれまでのコンサに欠けていた部分かも。空中戦での腕の使い方で再三注意の後イエローもらっちゃったので、早期修正を。
 ハモンは完全に攻撃の起点になっていた。味方の攻め上がりを待つ間のキープが「遅い」と感じることもあったけど、連携がもっとスムーズになればタメとしてより効果的に機能するはず。それより何より、カウンターから山本に出したラストパスの優しく丁寧なこと。いいパサーゲット。
 主力離脱で名古屋の3トップに入った闘莉王、悔しいけれど機能してたなぁ。

テレ&ハモンの新ブラジルコンビでキックオフ

闘莉王、FWで登場し、チャンスに絡みまくり

山本、カウンターで駆け上がり、ハモンのパスを受けシュート

見事に決まって先制ゴール!

CKのこぼれが闘莉王へ・・・この後同点ゴールが生まれる

ヤス、角度のないところをシュートもゴールならず

ロスタイム、上原の勝ち越しゴールに喜ぶみんな
 写真の通り、試合はロスタイムに途中出場・上原のゴールで劇的な勝利。ボールポゼッションは名古屋が上回っていたけど、気迫はコンサのほうが上回っていた。名古屋のストイコビッチ監督が再三の抗議で退席処分となってからは、圧倒的に押し込めるようになった。やっぱりサイドの選手としては偉大なるピクシーに目の前で騒ぎ立てられたら、萎縮してたのかな?そんなことないか。

ピクシー、再三の抗議で退席処分に
 もちろんコンサの粘り強い守備も今日のよいポイントの一つ。新加入韓国人・キムジェファンがセンターバックでプレーすることで、相方ノースの守備が格段とよくなったような。思いっきりボールにチャレンジできるようになったみたい。必死にボールを跳ね返し、再三チームを救ってくれた。急増コンビではあるけれど、さらに熟成を重ね、堅守札幌の復活を目指して欲しい。

ジェファンのクリア

CKからヘディングシュートにGK杉山届かず万事休す・・・

いや、ノースの足が間に合ってクリア

久しぶりの勝利に喜ぶコンサイレブンの向こうで肩を落とす闘莉王
 個人的にはこれに前田が加わったら・・・。前田が前線でタメを作ってハモンに落とせば、ハモンも前を向きなおした前田や攻め上がったヤス、王子、山本とパスの選択肢が増えて面白い攻撃ができるんじゃないかって思う。そうなればコンサの試合がもっともっと面白くなるような。

ジャキキリのマスコット、パッカくんにも勝ちを見せることができました
 残念ながらまだまだダントツの最下位だけど、明日への希望あふれるゲームだったと思う。あとはみんな、怪我にだけは十分注意して!
札幌 0−0
2−1
名古屋
55分5山本真希
58分4田中 マルクス闘莉王
90+2分26上原慎也


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北海道日本ハムファイターズvs埼玉西武ライオンズ戦を観戦する(12.7.16)

 勝てなかったかぁ。
 今年の観戦は全敗だったので、ぜひとも勝って欲しかったんだけど。引き分けは一歩前進か?

今日はレオ君が参戦です

レオ君vsB☆Bの逆立ち対決はB☆Bの勝ち

さらにゆるキャラ勢ぞろいでゆるキャラ祭り状態

〆は北海道最大のゆるキャラ・はるみちゃんの始球式
マウンドにはプロ初先発の谷元。オードリーの若林に似た風貌ながら、闘志を全面に出しての投球に期待感いつぱい。これまで中継ぎだったので、どこまでもつかは不安だったけど。
 フタをあければナイスピッチング!初回四球からのピンチも中島、中村を連続三振。4回までは圧巻のノーヒットピッチング。惜しくも5回にバテて捕まり1点献上も、お見事。オールスター戦以降に期待してしまうぞ。

谷元のこと、小さな巨人と呼ぼうかな、いや若林か

初回のピンチも中島空振り三振

おかわり中村も空振り三進で切り抜ける
 でも、貧打と後ろのピッチャーが…。初回、小谷野と中田のクリーンヒットに「今日のハムは違う」って確心したのはどこへやら。得点シーンはボテボテの内野ゴロとバッテリーエラー。タイムリーってのが出ない!

小谷野栄ちゃん、痛烈ヒット

中田もヒットでチャンス拡大!

稲葉ジャンプで期待大も、稲葉空振り三振
 中継ぎ投手陣もあらら。イニング頭から任された多田野と増井は簡単に走者2人を背負う不調ぶり。宮西の好投で凌いでいたけど、ついぞ追いつかれ谷元の勝ちが消えちゃって。

谷元、5回は疲れたか、同点にされるも気迫の投球

ピンチも中村を空振り三振で切り抜ける
 クライマックスは同点で迎えた9回ウラ。ノーアウト満塁の絶好のサヨナラのチャンスに、外野フテイの1本も打てずゲームセット。打てないハム打撃陣を責めるべきなのか、立ちはだかった湧井を誉めるべきなのか。

いろいろあったけど、涌井貫禄十分です

飯山のこのバントがエラーを誘ってノーアウト満塁

鶴岡、粘り続けるも最後は泳いで空振り三振

代打の神様・二岡もボテボテ内野ゴロ

最後は賢介が凡打に終わりゲームセット
 負けこそしなかったけど、勝てもせず。ぼくが観に行くか勝てないのかなんて自暴自棄になりそう。
 今年から解禁となったジェット風船。7回攻撃時に上げる青と勝った時に上げるゴールドがセットで売られているんだけど、ゴールドばかりが余っちゃって。売店で「青だけ売ってくれ」とお願いしたが、断わられたさ。



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コンサドーレ札幌vsアルビレックス新潟戦を観戦する(12.7.7)

 七夕の今日、かつての監督(ヤンツーさん)、キャプテン(石川)、生え抜きエース(征也)と聖地厚別で再会する。なんともロマンチックな今日の一戦・・・なんて感情は試合開始早々に消え去ってしまった

直接対峙する元チームメイト、ヤスと征也が開始前に握手
 開始5分で先制されると、すっかり萎縮したかのようなコンサイレブン。3ボランチで厚くした中盤がボールを奪うも、カウンターを仕掛けられず、前にも出せずに後ろに下げる。チーム戦術と気持ちがバラバラの印象しか残らない。右サイド、日高のオーバーラップしか形を作れない。これはひどい・・・。
 ひとり気を吐き前線でもチェイシングをする河合に連動する守備はなく、前線でボールを奪うこともできない。こうなると、本来反撃を期待する貴重な時間が、苦痛以外のなにものでもなく、早く終わってくれないかと願う・・・サポーターとしてあるまじき気持ちになってしまった。
 GK杉山の再三再四の好セーブがなければ、またも大量失点負けとなっていた。

PKエリア内で思いっきりハンドあったけど、審判流しやがった

数少ない得点の匂い・・・砂川のシュート

杉山、再三の好セーブ

王子のシュートその1、枠に飛ばず

王子のシュートその2、DFの股を抜くも、GK真正面
 攻めの形がほとんど作れない。昨年までの攻撃パターンはJ1では通用せず、これまで1トップで攻撃を引っ張っていた前田の怪我がとてつもなく重くのしかかる。
 そしてキャプテン河合が、怪我で途中交代した。またもレギュラーの戦線離脱?希望の光がまるで見えない。
 見るのがつらいゲームはなんとか勘弁してもらいたいんだけど・・・。
札幌 0−1
0−0
新潟
5分23田中亜土夢


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コンサドーレ札幌vsガンバ大阪戦を観戦する(12.6.23)

 裏天王山なんて言われた最下位コンサと17位ガンバの一戦。全然裏天王山なんてものじゃなかった。ただ単に、イチ弱。ガンバがこの順位にいるのがそもそもおかしいんだけど、それ以上に実力の差がありすぎて。書く言葉も見つからない。

パウリーニョの先制ゴール

遠藤のFKは・・・

GK杉山及ばずネットを揺らす

CKから真希のシュートは敵GKがパンチング
 前半で3点差がついてしまってはどうしようもない。じんわりとボールを回され、振られまくった挙句DFが抜かれ、あわててファウルし、いい位置でFKを与える。よくぞPKにならなかった、退場者が出なかったと、審判に感謝したいくらい。
 とにもかくにもなにもできず、得点の予感もほとんどない試合だった。

ガンバFKはバー直撃

誰じゃい、裕樹を引っ張ってんのは・・・今ちゃん
 なにを書いてよいのやら。ただ、コンサがJ1に昇格してくれたおかげで、遠藤のプレーをナマで観ることができたのは収穫。トップスピードの走りは少なかったけど、絶えず中盤のバランスを取って動き、ボールを引き出す。日本代表でも一試合で走る距離が長い選手の一人だけある。パスもまた上品でさ。余裕があるんだよね、すべてにおいて。
 ってことで、怪我人続出のコンサ、真希の復帰以外に光を見出せない試合だった。とにかくDFの再構築を。J1再開後2試合連続4失点って、もうプロの所業じゃありません。どうしたものかな。
札幌 0−3
0−1
G大阪
16分11パウリーニョ
26分14倉田 秋
35分7遠藤保仁
90+3分23武井択也


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コンサドーレ札幌vsサンフレッチェ広島戦を観戦する(12.5.26)

 前節の7失点、プロなら割り切って引きずっちゃいけないんだろうけど、プロだって人の子。そう簡単には切り替えられないことだってある。守護神ホスンとエース前田が長期離脱。負の連鎖に陥っているかのようなコンサ。じっくり建て直しを計りたいところなんだけど、そういうときに限ってNHK-BSが全国中継しちゃったりもして。なんで、今日はバックスタンドアウェイ側までビッグフラッグが広がって。

ビッグフラッグのメッセージ、選手に届きますように
 開始早々、いつもとは反対向きの強い風に広島が戸惑っている時、コンサ攻撃陣が果敢に仕掛ける。でも、これまで前田が作ってきた前線でのタメがない分、厚みに欠けてフィニッシュまではつながらない。前田が作るタメが攻撃を面にしたのに対し、抜けた今は点での攻撃。その歯がゆさが、ボランチ、ディフェンスラインでの躊躇やミスを生む。それを逃さず得点に結びつける広島。チーム力の差とはこういうことなんだろう。

序盤、ライン際で勝負する王子

CK、高木がパンチング

純平、キーパーをかわして・・・

コケちゃった・・・

王子のFK、ギリのところでキーパー反応
 前半2点のビハインドは今のコンサには厳しすぎる。でも、後半ピッチに現れたチームは前半とはまるで違うチームだった。ボールを必死で追い、恐れずに勝負する。ハーフタイムに石さんの檄が飛んだのか、選手同士が話し合ったのか。
 そして生まれた内村の今季初ゴール。反撃の狼煙が上がる。でもそれは広島の堅い守りへの移行の合図でもあり・・・。
 攻めあぐねているうちに森崎浩二にFKを決められ、The End。
 試合巧者の広島にしてやられた試合だった。

うっちーのシュートが

ファインゴール!
 
王子のシュートはキーパー正面

森崎浩二のFKが決まっちゃった・・・
 怪我人続出の今は明らかに危機的状況。だからこそ、弱気になっちゃいけない。個人個人が強い気持ちでチャレンジしなくちゃ、現状打開なんて難しい。いまさら下を向いて恥ずべきチーム成績でもないんだから、前を向いて走りきって欲しい。
 あと、2点ビハインドの試合でも交代枠を1枚残した。疲れた選手がいても、リザーブよりも使える・・・。チーム力の底上げは必至です。
札幌 0−2
1−1
広島
21分11佐藤寿人
27分16山岸 智
50分13内村圭宏
83分7森崎浩司


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コンサドーレ札幌vsFC東京戦を観戦する(12.5.12)

 厚別で初勝利をつかんだものの、アウェイ横浜戦を落としたコンサ。いまだ最下位に沈むチームに檄を与えるべく、あの男がピッチに帰ってきた。岡山一成、昨季終盤のコンサ躍進をサポーターとともに支えた男が、今季初めて恒例だった岡山劇場を再演。試合直前、サポーターの一体感を煽り、いいイメージで試合に突入!

岡山劇場、再演
 したはずなのに、わずか1分。CKのこぼれ球から梶山の右足アウトサイドのキックが・・・入るか。
 今日のコンサ、決して悪い出来ではなかった。チャンスメイクもできていた。でも決められなかった。相手キーパー権田のナイスプレーが目立ちすぎて。そう考えると、立ち上がりのコンサの失点も権田だったら・・・





おいおい、それ入っちゃうのかよ・・・

王子、ドリブルからの切り替えし

純平ミドルも権田パンチング

王子のシュートはサイドネット
 後半も権田がナイスプレー連発。当然権田の反応は素晴らしいんだけど、権田が反応できるエリアとタイミングでしかシュートを打てていなかったというのも事実。キーパーがいいチームと対戦するときは、予測できない攻めのアイデアが必要なんだろうなぁ。梶山のアウトサイドみたいな。


王子と権田の競り合いも権田がキャッチ


純平のシュートは権田が弾く

祐介のヘッドは惜しくも届かず

祐介のシュートを弾く権田

前田のヘッドもきっと権田の念で枠外に



王子〜内村と渡ったけど、またもや権田
 今日も1点差。決して悪くはないんだけど、あと一歩、二歩足りない。
 観ていて気になったのが、サイドチェンジに手数がかかりすぎていること。サイドバックの日高や岩沼がフリーで上がっていても、反対のサイドにボールがあると使えない。SB〜ボランチ〜CB〜CB〜ってつなぎだと、相手も容易に対応してしまう。前節の横浜は俊輔が一発でサイドチェンジする。さすがに一発の技術を持つ選手はそうそういないけど、ボランチのところでサイドチェンジするだけでも、マークをずらし攻撃がスピードアップできる。
 その点で、山本真樹の負傷欠場は痛い。得点力もあるだけに、早く戻ってきてくれないかなぁ。前くんよ、サイドチェンジの長いボールを蹴れるよう、精進しておくれ!
札幌 0−1
0−0
FC東京
1分10梶山陽平



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コンサドーレ札幌vsセレッソ大阪戦を観戦する(12.5.3)

 遠かった、本当に遠かった初勝利を手にしたのは、”聖地・厚別”だった。やっぱりここにはなにかがある。赤黒を導くなにかが。

強風にフラッグが力強くたなびく
 今年のコンサ、前半から流れをつかんで攻撃できている。昨年まではハーフタイムに石さんに怒鳴られてエンジンがかかったけど、今年は一味違う。そこで点を入れられるか、その点を守りきれるかが鍵なんだけど。
 今日の試合も序盤こそ強い風に戸惑う場面があったけど、その後はしっかりペースをつかんだ。札幌スタイルとでも呼びたいくらい。
 そんな中で生まれた祐介の待望の先制ゴールは、「あれ?なにがあったの?」とバックスタンドからは観ていて戸惑うシュートだった。帰宅してニュースいっぱい見て確認したくらい。とにかくいいペースの中で点が獲れたことがなにより。
 前半に追加点を入れるチャンスもあったけど、今日はお預け。もう1点獲るのは、時節への課題ということで。今のチーム力で2-0で折り返すと、川崎戦がフラッシュバックしそうだし。

前田のシュートはDFに当たる

祐介、技ありのシュート・・・放った後の画像

祐介、抜け出して1対1も、ヒットせず
 後半は風上に立つも、セレッソのがむしゃらな攻撃に防戦一方。来月にもドイツ移籍が噂されている清武、オリンピック代表でも要の扇原らが積極的に攻めあがってくる。彼らにとって、いまだ勝ちなしのコンサに負けることなど許されないんだろうなぁ。
 コンサはもう負けること自体が許されない状況にあるので、セレッソとは勝ちに対する執念が違う。早い段階で怪我から復帰したばかりの守備のスペシャリスト・芳賀を投入。石さん自らが残りの時間を”守り勝つ”というコンセプトを示す。後はもう、早めのチェックに身体を張ってボースを跳ね返す。最後は櫛引にCBの座を明け渡した奈良を投入し、5バック。この執念が実って、今季初勝利!

清武、いやというほどボールに絡む

CKも清武が飛び込んでくる

前田、個人技からシュートを狙うも、枠を捉えられず

このCKは危なかった。2枚も制空権をとられちゃって

裕樹、そこは決めてくれ

ノースの懸命なクリア

CKを裕樹がヘディングクリアしたところで

初勝利をもたらす笛が鳴り、河合が両手を高々と上げる
 いや〜、長かった。そしてうれしかった。最後は攻めを捨てた試合運び、石さんにとっては決して会心の勝利ではなかったと思う。でも、いい形で奪った得点をなんとか守りきって、勝つことができた。選手が、そしてサポーターが欲しくてたまらなかった勝利を得ることができた。まずは1勝。この勝利が、コンサを大きく変えるに違いない。

試合後、元コンサ戦士・播戸がコンサ関係者と握手。
そういえばセレッソにはもう一人いたはずなんだが・・・

誰もが笑顔で選手を迎える
 今にも泣きそうな空、強い風。悪条件をも地の利としたコンサ。まだ先は長い。怪我人も続々と復帰し、中山隊長も札幌の地に舞い戻った。これからが本当の勝負。コンサの反撃が始まる。
札幌 1 1−0
0−0
0 C大阪
25分32近藤祐介



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北海道日本ハムファイターズvs福岡ソフトバンクホークス戦を観戦する(12.5.2)

 手に汗握る投手戦は好き。先発投手が死力を尽くす投手戦も、継投を駆使した投手戦も。でも、贔屓のチームが負けてしまう投手戦ほど腹立たしいものはない。今日の試合みたいな。
 仕事を終えて札幌ドームに到着したとき、すでに1-1の同点になっていた。そこからはなんだかんだの投手戦。先発した八木も大隣もランナーは出すものの要所を押さえ、スコアボードに”0”が並ぶ。

1塁賢介、打者小谷野でエンドランも・・・
ベース手前でワンバウンドのくそボールに空振り

結局盗塁失敗になってしまった

八木、今日は踏ん張ってたんだけど
 そうそう、平日とはいえGWだったためか、今日の内野自由席(1塁側)は人がいっぱい。なので、7回の日ハム攻撃前のジェット風船タイムはなかなか壮観だった。いっせいに舞い上がる青い風船。打線爆発を願い、放たれる風船1個50円。
 かたや3塁側(全部指定席)はかなり空いていた。内野自由席のタダ券が大量に出ていたらしい。かく言うぼくもタダ券入場者の一人なんだけど。

7回表、みんな野球そっちのけで風船スタンバイ

カウントダウンに合わせ、一斉に放出
 8回、2番手谷元が2ランホームランを浴び、これが決勝点に。開幕からここまで完璧な投球を見せてきた谷元だけに、攻められないよなぁ。
 それより打線。8安打1得点はいただけない。特に最終回のノーアウト2・3塁から1点も取れないなんて。外野フライ1本も打てないのはいただけないし、スクイズで1点取ってもなお、1アウト3塁で同点を狙うって攻めもあったと思うけど、みんな淡白に終わっちゃって。
 これで3連敗。打線の格差(打つ人と打てない人)がつきすぎたみたいなので、そろそろ采配で勝つ試合が必要なのではないか。明日は栗山監督の真価が問われる試合になるかも。
 今シーズン、2試合観戦して2敗。今年はコンサも勝てないし、レバンガを観たときも負けた。なんかさびしい観戦はいつまで続くのかな・・・。


エスニックsportsな戯れ言

コンサドーレ札幌vs川崎フロンターレ戦を観戦する(12.4.21)

 う〜む。これがJ1だってわかっているけど、なかなか勝てない現実を目の当たりにすると、言葉も出なくなってしまう。産みの苦しみっていうのでもなさそうな。実力では済ませたくないんだけど、認めざるえないのも確かな話しで。
 前半は『コンサ、春のヘッド祭り!絶賛開催中』って見出しで更新しようって決めていた。システムを2トップにマイナーチェンジし、前線からのプレスと攻撃の運動がハマってた。2列目に入ったヤスと純平のポジションチェンジも効果的。そして、ヤスのクロスに前田。続いて、日高のクロスに純平。2点先制に湧くスタンド。今日こそ勝利のラインダンスを見ることができるって信じてた。

ヤスのクロスを前田がヘッド

コンサ加入後、待望の初ゴール

1年目・前はフリーキックを任される

前田、キレてたなぁ。DFを翻弄して前にパス

日高がえぐって上げたクロスに

純平がヘッドでゴールを決める

吼える純平、漢です
 でも、後半は展開が一変する。試合前、スタメン発表で感じた違和感。山瀬と中村憲剛がスタメン落ち。それがコンサの圧勝ムードを打ち消す芽となろうとは。防戦一方になったコンサ。稲本に替わって入った憲剛がファーストプレイで反撃の狼煙を上げる得点。ペナルティエリアでハンドを犯し与えたPKは、ホスン弾くもゴールイン。とどめは山瀬が・・・。

河合、ヘッドでクリア

稲本のミドル。迫力はあったかな

レナトのPK,ホスンが反応し弾くも、ボールは無常にゴールイン

その後も攻められるコンサ。ジェイドのヘディング

山瀬、古巣にとどめの決勝ゴール
 こうなると、川崎に遊ばれてたのかって思っちゃう。後半から本気モードで、2点差くらい憲剛と山瀬でひっくり返せるさって。
 それに較べてコンサの交代陣。純貴、三上、櫛引と、道産子若手でうれしくはあるけど、点を取りに行く、失点を防ぐといったそれぞれの役割はまるで果たせなかった。特に攻撃陣二人、故障明けなどもあるけど、まともにボールを触れなかったのは悔しい。
 故障者続出のコンサ、J1残留を目指し獲得した選手のうち、ジェイドと前田以外は怪我で離脱中。待望の初ゴールを決めた前田もけがのため途中退場。心配だ。もし前田の怪我が重傷だったら、ほぼ昨年J2を闘ったメンバーで試合せにゃならなくなっちゃう。選手個人の伸びシロが試されるかも。
 今日の観客はJ2時代並み。やっぱり勝てないと客足は伸びない。債務返済のための株主募集が始まったけど、この調子だと厳しいかも。悔しいけど、まだこの産みの苦しみは続くのかな。
札幌 2 2−0
0−3
3 川崎
9分11前田俊介
32分7高木純平
57分14中村憲剛
67分10レナト
88分13山瀬功治


エスニックsportsな戯れ言

コンサドーレ札幌vs柏レイソル戦を観戦する(12.4.7)

 昨季J1を制した柏を迎えたこの試合。これまで惜敗も、先日のナビスコカップで控え選手が公式戦初勝利をあげ、否が応でも期待高まるこの試合。この勢いでJ1王者を撃破しちゃう?

今日のゴール裏は赤黒でSAPPORO
 そんな期待と裏腹に、完敗。悲しいことに、ほとんど何もできなかった。
 序盤こそ高い位置からの連動したプレスでボールを奪い、いい形の攻めができた。しかし、ボールを散らされ、1対1の局面を作られると、個々の力量は歴然で、いともたやすく抜かれてしまう。悔しいけど、これが世界と闘ったことのあるチームと、ぎりぎりで昇格したチームの差なのだろう。

内村の1stシュートはDFに当たる

内村のシュート、サイドネット

酒井vs奈良、U-23代表候補の競り合い、この時は奈良の勝ち

ノースのヘディング、枠の上
 後半になると完全に柏ペース。怪我から復帰の王子を投入し、3バックで攻撃に転じたコンサも、終始押されて防戦一方。もう手も足も出せないって感じ。ゴール裏の必死の応援もむなしく、ため息ばかりが出る展開。なにが足りないのかなんていう問題ではないような気がした。それと同時に、この域に達したコンサをみてみたいとも思った。

内村、GKと競争も一歩及ばず

裕樹、ゴール前での競り合い

ノースのヘディング届かず、近藤(柏)に決められる

大島、このチャンスをものにできず

裕樹のヘディングも枠外
 残念だけど、今の実力は認めなくては。それゆえに、勝てそうな試合、接戦をいかにものにするのかが、J1に定着するための最重要事項なのかな。
 厳しい試合が続くことは予想していたけど、ホントに別世界なのか・・・って見せ付けられた試合だった。
 したばっか向いていてもしょうがないので、前向きに応援するしかないね。
札幌 0 0−1
0−1
2
33分19工藤壮人
63分3近藤直也


エスニックsportsな戯れ言

北海道日本ハムファイターズvsオリックス・バッファローズ戦を観戦する(12.4.4)

 今シーズン、初観戦。栗山新監督の采配。稲葉を2番に据えた新打線。復活を期する八木の先発。見どころ満載でわくわく。特に先発ローテーションのライバル吉川が先日好投しただけに、八木にはがんばってもらいたい。って思ってたんだけど、なんだかなぁ・・・って試合だった。
 ボール先行で投球リズムを悪くし、打たれる八木。そのせいか、守備もおろそかになり、エラーやミスが出て・・・。
 打つほうもいまひとつ。4番中田はいまだノーヒット。しかも併殺打2本と大ブレーキ。試合開始前は打率4割だった賢介も、チャンスにつなげず。スレッジのホームランは見逃したし、タイムリーは出ないし。
 ファイターズ戦観戦で一番つまらなく感じた試合だったのではないか。

八木、ストライク入れてこうぜ!

中田の併殺打その1、泳いでます

中田の併殺打その2、いい感じだったんだけど・・・
 収穫としては、即戦力として期待されるノーヒットノーラン新人・森内と、入団2年目のサウスポー・乾を見れたことかな。これからもとにかく逃げないで攻めの投球をして欲しいのだ。

森内、がんばってます

乾、がんばってます

宮西、今年も頼む
 今年のファイターズ観戦といえば、ファイターズガールが入れ替わり。エイベックスが主体となってオーディションを行っただけあって、これまでのさわやか路線からちょっと様変わり。へそだしマリンルック、いいじゃない。今年のYMCAは腰が入ってます。
 あと、今年から札幌ドームでジェット風船が解禁に。風船は青が2個、金が2個の1パック200円。7回ウラの攻撃前に青い風船をいっせいに飛ばす。金の風船は勝ち試合の後に・・・って、飛ばせなかった。う〜ん、これって負けが続くと金色の風船がたくさん残ってしまうではないか。青い風船だけの販売もしてくれなきゃ、金色のがどんどんたまって・・・。

さわやかの中に色っぽさも入ってます

ベストショットはこちら。ものすごい恐怖が彼女を襲ったかのような・・・

この先太の形状が、きれいに飛ばすキモのようで

この日はスタンドががらがらだったので、閑散
 まっ、こんな日もあるさ。次はきっと勝ってくれるさ。


エスニックsportsな戯れ言

コンサドーレ札幌vs浦和レッズ戦を観戦する(12.3.24)

 コンサ、J1ホーム2戦目は浦和レッズを迎える。浦和サポーターが大挙して訪れるのに対抗し、観客席には赤と黒の小旗が。まだ観客まばらな客席も、赤黒に染め抜かれているではないか。

小旗が彩る赤黒の観客席

選手入場時には観客がいっせいに振ってお出迎え

浦和サポもたくさん来ていて、声が響いてた
 ここまでのコンサ、引き分け、逆転負けながらも、「負けた」と肩を落とす試合はなかった。形はできているんだけど、あと一歩。それは決定力だったり、厳しいチェックだったり。それがJ2とJ1の差なのかと。
 浦和を相手にしても、決して力負けしていたわけではなかった。前半から高い位置からプレスをかけ、幾度となくゴールに迫った。でも、なかなか決められなかった。そこなんだよね。改善点はきっと。
 先制点はコンサ。CKがサインプレーで山本真希に渡ると、トラップミスしながらもゴールを決める。盛り上がる観客。
 でも、後が続かない。そこなんだよな。今日は1トップ前田に執拗なマークがつき、自由にさせてもらえなかった。おかげで前線攻撃陣が分断され、あと一歩詰め切れなかった。そうこうしているうちに・・・。

内村のシュートは遅らされたため、GKがキャッチ

祐介、敵CKを身体張って防ぐ

祐介、積極的にシュートもDFに当たる

ヤスのシュートは坪井がブロック

山本真希、今季2点目はトラップミスからズドンと
 平川のクロスはゴールラインを割っていたんだけど、笛は鳴らなかった。手を上げて抗議するDFを尻目に、柏木が胸とラップからズドンと同点ゴール。前半ロスタイムの出来事だけに、あそこで集中力を切らしたのはなんともやるせない。線審に文句言いたいけど、やっぱ笛を聞くまではボールに集中しなきゃ。
 そして後半、PKエリア手前でプッシングしてFK献上。これを決められ逆転。J1のフリーキックの精度を考えると、あそこでファウルしちゃいかんよ、ジェイド・ノース。
 そこから先はがっつり引いた浦和の守備にことごとく跳ね返されるコンサ攻撃陣。うっちーをキリノに、前田を大島に、祐介を榊に替えて攻めるも得点できず。交代選手、もっとガツガツ行ってもいいと思うんだけど、中盤でゲームを組み立てられる選手がいなくなったので厳しかったか。

キリノ詰めるも一歩及ばず

大島のシュートは敵GKがナイスプレー

最後はCKにホスンが攻撃参加
 今日も完全なる力負けじゃなかっただけに、悔しさもまたひとしおかな。「あと一歩」を埋めるのは気持ちなのか、選手の入れ替えなのか。ただ、このまま「あと一歩」が続くとしたら・・・。次節がひとつの正念場かな。
 収穫としては、今日の真希は攻守ともに効いていて、すっかりコンサの重要ピースとしてハマった感じ。次節は古巣・清水だけに、ぜひともやってもらいたい。
 交代メンバーで試合を組み立てる要員として裕樹が使えるようになればいいのになぁ。キリノや榊の飛び出しも、大島のポストも、パスが出てなんぼだけに。
札幌 1 1−1
0−1
2 浦和
32分5山本真希
45+1分8柏木陽介
63分8柏木陽介


エスニックsportsな戯れ言

コンサドーレ札幌vsジュビロ磐田戦を観戦する(12.3.10)

 試合の録画を見ながらこの文章を書いている。スタジアムで観ているときも思っていたけど、出場した選手全員が強い気持ちでプレーしたのがよくわかる。あと一歩、勝ちにはいたらなかったけど、今年のコンサの闘い方をぼくらにしっかり示してくれた。
 2万5000人がつめかけたJ1開幕戦。サポーターは熱くコンサを後押しするのだ。選手入場前には全員立ち上がっての「We are SAPPORO!」。選手入場時はスタンドを赤黒に、ゴール裏は・・・なに?

あの白いライン、札幌の街並みだったらしい

久々にビッグフラッグの下に・・・前が見えないよ

先発オーダー、わくわく
 とにかくどんなサッカーをするのか、楽しみでしょうがなかった。前田俊介という天才肌のFWを獲得。彼が最前線で振るう攻撃のタクトに、既存選手がどういったハーモニーを奏でるか。結果から言うとこの試合で得点はできなかったものの、わくわくするプレーがいくつかあって、見ていて面白かった。どれかひとつでも決めていればと思いもするけど、得点の匂いがぷんぷんする試合をJ1でみせてくれた。みんな、かなり気負ってたとは思うけど、ホント気持ちがこもっていた。

うっちー、ファーストシュート・・・いやいや、オフサイドだった

ヤスの決定的なボレーは綺麗にヒットせず
 不安視されていたDFはなかなかどうして。河合、山本の両ボランチが高い位置でプレッシャーをかけ、奈良、ジェイドの両CBが身体を張る。CBの連携も、日本代表・前田遼一を封じるくらいだもん、いいじゃない。ちょっとしたほころびは試合中に修正されてたみたいだし。
 前半終盤のCK連発時はCB&GKでよくしのいだ。

ジェイド・ノースのヘディングクリア

ホスンのパンチング

奈良のダイビングヘッドクリア
 後半も磐田に押されてはいたけど、随所にコンサの攻めが見られた。連動するときはきちんと中に選手が揃っていて、あと一歩だったんだよね。

祐介の角度がない位置からのシュート。ヤスが詰めたけど反応できず

祐介のヘディングはバーの上

山本、右サイドを上がってのシュートは入ったと思ったが、わずかに・・・
 そして最大のヤマ場、山本〜キリノとつないだボールを前田俊介左足っ!さすがにGK川口が簡単には入れさせてくれなかった。惜しい。


キリノの落としを前田がシュート・・・惜しかった
 いや、ホント今年は楽しみだ。石崎監督が獲得を熱望したFW前田俊介は攻撃の幅を大きく広げ、得点の香りを漂わせた(スタミナがあったのにも驚き)。三上強化部長が最大の補強といった山本は攻守に効果的に絡んでいた。二人とも既存の選手たちと違和感なく融合していたと思う。もっと連携が高まり、熟成したら、どんだけやっちゃうのか?強化の目が間違っていなかったことがこの試合の最大の収穫か。
 そしてなんといっても奈良竜樹。先日高校を卒業したばかりなのに、トップリーグの中であそこまでやれるとは。すでにU-19日本代表合宿にも呼ばれてるし、近い将来日の丸を背負うことも十分ありかな。コンサの育成を中心とする方針が間違っていないことに胸熱なのだ。
 ヤスの動きがキレてたこと、内村・近藤が健在なこと、河合のキャプテンシー・・・、数え上げればきりがないほど、期待要素でいっぱいの今年のコンサ。次節は攻撃陣好調の神戸だけど、アウェイで撃破して旋風を巻き起こして欲しいなぁ。
 期待大です。
札幌 0 0−0
0−0
0 磐田


エスニックsportsな戯れ言

レバンガ北海道vsリンク栃木ブレックス戦を観戦する(12.1.21)

 札幌には3つのプロチームがある。サッカーのコンサドーレ札幌、野球の北海道日本ハムファイターズ、バスケットのレバンガ北海道。とりわけレバンガ北海道は前身チームの倒産などの受難を乗り越え、バスケ界のレジェンド・折茂自らが立ち上げたチーム。その奮闘を特集したTV番組を見て、折茂の北海道に対する想いにうるっときてしまった。ぜひとも観に行きたいと思った。
 この日はくしくも日ハムとの共同イベントがあり、観客の入りも上々。ゲストの稲葉篤紀がフリースローを投げて盛り上げたり。
 それより注目は今日の相手・リンク栃木ブレックス。一昨年のJBL覇者で、あの田臥勇太が所属しているのだ。今季の成績はいまひとつのようだけど、こいつは見逃せない一戦なのだ。
 もちろん応援しているのはレバンガ。選手は折茂、桜井、阿部くらいしかわからないけど、レバンガが攻め入り得点を重ねるたびに、買ったばかりのツインスティックを叩きまくる。でもさ、悔しいけれどリンク栃木の動きが数段いい。特に田臥が入ったときの動きが。さらにいうと、田臥の動きが。
 田臥ったら、とにかく動く。どんなところでもボールにアタックし、終始動いて攻守をリードする。結果、プレッシャーを感じてレバンガがミスを繰り返す。ターンオーバー連発。見てて面白い(悔しい)限り。終始は無理でも、この必死さと運動量を持つ選手がレバンガにはいないんだよね。
 応援しているチームが負けたのは悔しいんだけど、「シュート川村」のコールが耳にこびりついて離れないんだけど、すごいプレーを見ることができてとても楽しかった。
 また観に行こうかな。

稲葉のフリースローは・・・無念

折茂のファーストシュート



この日の一番の見せ場?阿部vs田臥の空中戦。阿部の勝ち



エスニックsportsな戯れ言

「コンサドーレ札幌キックオフ2012」に参加する(12.1.15)

 いよいよJ1での闘いが始まる我らがコンサドーレ札幌。今年のチームのお披露目となるイベントに行ってきた。選手紹介で一人一人の挨拶が聞ける、数少ないチャンス。で、今年のにんまりポイントはこちら。
 櫛引:奈良さんに負けないようがんばります。
 奈良:櫛引くんに負けないようがんばります。
 若いDFのレギュラー争い、この意識こそがコンサ全体のレベルアップにつながるんだよね。近い将来、櫛引-奈良のCBコンビがピッチに君臨するのが目に浮かぶ。
 そしてゴン。「半月板は再生する」の復活宣言、待ってますよ。J1の舞台が一番似合う男だもんね。
 ヤスが静かだったのがちょっとさびしかったけど、試合でやってくれるでしょう。
 では、写真で模様を簡単に紹介。

ドーレくん、いつもよりきあい入ってる?

今年のスローガン「We Go On ただ、ひたすらに」

岡山『シェリー』熱唱で周りから冷たい視線

ユースからの昇格5人によるグアムドールズ、昇格の伝統に?

全員揃って今年はやるぞぉ〜!


エスニックsportsな戯れ言