東京散策〜ほんのちょっとだけ岡本壮行会

日 時:2005年3月26日(土)
参加者:岡本直人、やました、11郎、みーめん

 ぼくが転勤することになり、くや探で壮行会を兼ねた行事が開催されることに。ちょうど鹿児島からやましたが上京するというので、日程調整をして挑んだんだけど、年度末ゆえにみんな忙しく、それぞれの家庭の事情なども相俟って、少人数で敢行なのだ。
 予定はこんな感じ。
  @まずはENOの墓参り
  A東京タワー登頂
  B飲み会
 13:30 日暮里駅南口集合・・・のはずが・・・
 いつものことなんだけど、みーめんが来ない。今回の幹事11郎は「想定済みですよ」と軽く笑っている。しかし、みーめんは未だに携帯電話を持っていないため、連絡しようがなく、ひたすら公衆電話からの着信を待つのみ。そして公衆電話から着信。
「岡本さん、いま日暮里ですか?ぼく間違って西日暮里に来ちゃいました」
 あいかわらずやってくれる。
 14:00 谷中霊園でENOの墓参り
 あれからもうすぐ一年が経つ。墓参りは秋以来。墓の場所は公園を過ぎてちょっと行ったところ。墓の横に大きな木があるので、それが目印・・・あれ?いくら探しても大きな木が見当たらない。どういったこと?
 三手に分かれて探し回ると、みーめんから声が上がった。
「こっちにありました〜!目印の木は切られてます〜!」
 声のする方へ駆け寄ってみると、真新しい大きな切り株の横にENOの眠る墓がありやした。恒例のエビスビールを献杯して、ゆるりとした時間をENOとともに過ごしたのだ。
 そういえば谷中霊園の交番前にパトカーが数台停まっていて、お巡りさんが路面に付着したおびただしい血を洗い流してたんだよなぁ。なんか事件があったのかな?
 15:20 JR浜松町駅
 浜松町のホームに小便小僧があるって知ってた?山手線渋谷方面域のホームの一番品川より。彼の放尿がまた凄い勢いなんだよね。止まらない放尿・・・といえばやましたか。
 ということでやましたと合流。11郎やみーめんはやましたとあったことがそんなにないはずなのに、あっというまに打ち解けている。やましたの逸話が若者にも浸透しているということで。
「だって、やましたさんの『トイレ鞄事件』は最高に笑えますから」
 一同歩いて東京タワー方面へ。そういえば浜松町〜増上寺周辺はくや探結成のゆかりの土地だった。
 途中、増上寺に入ってみる。増上寺の境内は広々として気持ちいい。桜が咲き始めたら美しいんだろうなぁ。増上寺越しの東京タワーはなんと味が深いことか。
 お堂から音楽が聴こえる。なんだ?と思い中に入ってみると、トリオがJAZZの生演奏をやっているではないか。音楽葬?中には喪服を着た人やぼくのようにカメラを片手にふらふらしている人も。本当に音楽葬だったら申し訳ないので、早々に後にしたけれど。
 15:40 東京タワー
 なして東京タワーなのか。だって、東京タワーは東京のシンボルだから。なんだかんだ通算10年も東京近郊に暮らしていて、一度も登ったことがなかった。ここは東京を離れる前に、ぜひ一度登っておきたかったのだ。くや探なんだから、当然階段で。えっ?ダメなの?しょうがない、エレベーターに乗ってやるか。
 それにしても混んでいた。土曜日、春休み、いい天気。大展望台に登るまで30分待ち。さらに特別展望台に登るには30分待ち。「ろう人形館でマイケル見たいです」という11郎の願いは時間切れで難しそう。
 それにしても・・・。1Fエレベーターに続く長蛇の列の向こうには『冬のソナタ展』。ヨン様目当てに東京タワーに来る人いるのだろうか・・・。

 多くの外国人の方々とともに大展望台〜特別展望台へ。高さ150mに位置する大展望台から見る東京のビル群はどちらかというと乱立という感が否めない。だからついつい海に面して開けている南方向(お台場方面)を見てしまうんだよなぁ。高さ250mの特別展望台まで登ってしまうと視界がずっと開けて、ビルがお子ちゃまのように可愛く見える。遥か先には房総半島も見えて、600円の価値は大有り。
 そんな特別展望台の窓にハエがとまっていた。しかも、窓の外側に。ってことは、外で250m上昇してきたのか?ハエはそんなに飛行能力を持っているのか?ちょっと感動。
 大展望台から見下ろす景色は高所恐怖症のぼくにはつらかった・・・。

大展望台から見たお台場方面

特別展望台から見たお台場方面

高さ250mにハエ・・・

高さ150mから見下ろす・・・こわっ
 
 17:30 下山(タワー)
 富士山が見えればうれしいなぁ・・・と思い、しばらく大展望台で待っていたんだけど、晴れずに断念。せっかくなので、620段あるという階段で降りることにする。
 いやいや、大してネタになるようなことはないんだけど、200段くらい降りたら飽きるね、階段って。でも、階段からしか見ることのできない鉄骨越しの東京なんかが見えて、味わいが深いかな。東京タワーといえば鉄骨だから、ぜひ一度は階段落ち(降り)を体験してみては?

若い二人は元気

鉄骨越しの東京
 お土産物コーナーを覗き外に出ると陽が暮れかかっており、東京タワーがライトアップされていた。大展望台にはリボンが見える仕掛けが。夜の東京タワーも素敵。いつの日かまた登って、夜景も見たいものだ。
 それにしても、東京タワーを見るとウルトラセブンを連想するのはぼくだけだろうか・・・。あの配色とかが・・・。特に見上げたとき・・・。
 18:30 六本木 忍者風居酒屋 忍人(ニンニン)本舗
「札幌だとコスプレ居酒屋ないんじゃないですか?六本木にくノ一コスプレの居酒屋見つけたんですよ。行きましょう」
 道中警戒配備中の警察官に「何処行くんですか?」と尋ねられながら、今回の幹事・11郎が見つけてきた居酒屋『忍人(ニンニン)本舗』に到着。これまで婦警・ナース・バドガールと露出多めの居酒屋(どれも健全なお店です)を制覇してきたぼくらにとって、全身を覆い尽くすくノ一ルックはある意味新鮮。オヤジ的発言をすると、衣装の生地が薄いので・・・。いやはやスミマセン。
 田舎に暮らすやましたにはちょっと刺激が強すぎたようで、くノ一のかおりちゃん相手にテンション高っ!お店のお奨めは『名誉の負傷』。くノ一二人が刀を持って登場し、なにをするか・・・はお店に行ってのお楽しみで。とにかくやましたがご満悦なのだけは確かです。

なにが起こるの?

かおりちゃんにデレデレ

額に「忍」の絆創膏。得意満面だけど・・・バカ
 23:55 帰途へ
 2軒目はちょっと洒落たバーで六本木を体感し、解散することに。しかし、日比谷線の最終って思ったよりも早いのね。12時前なのに最終だという。東西線はもう終わりだとか。夜の街・六本木のイメージが強いのは、帰れなくなった人が一晩中楽しむからなのね。
 ということで、東京を楽しんだ一日でした。



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