エスニック

日常的戯れ言2003

毎日の生活の中の戯れ言を掲載しています。



格闘技な年末(03.12.31)

 大晦日のTV番組、3局までもが格闘技中継とはなんたるか。ここ10年で格闘技を取り巻く環境・社会的地位が大きく変わったもんなぁ・・・。
 さて、そんな3大格闘技祭典「PRIDE」「K-1」「猪木ボンバイエ」をチャンネルがちゃがちゃビデオを駆使して見たので、その感想を書き連ねて見ようかと。
 まず、どの局についてもなんだけど、余計なVTRが多すぎ。選手個人個人には闘うに向けての想いとか背景はあるだろうけど、見る者は単に誰が強いのかを確かめたいだけなんだから、いらんっつーのね。高田も猪木もTV局に乗せられて下手な芝居なんかしないで、主催者側として真摯な態度で格闘技を盛り上げろってーの。
 では、試合をピックアップして感想を。
「ジョシュ・バーネットvsセーム・シュルト」(猪木)
 これ、ぼくの期待度かくれNo.1の試合だったんだけど、実況アナウンサーが下手すぎて台無し。試合は面白かったのになぁ。高山の解説がこの中継を支えていた。日テレは高山さまさまだぞ。UWF大好きのバーネットは今後も大きな期待を込めて見て行きたい選手なのだ。ご注目を。
「吉田秀彦vsホイス・グレイシー」(PRIDE)
 バーリトゥード草創期の典型的な試合を今更見るなんて。グレイシーといえばマウントから亀にしてチョークスリーパーって、誰もが警戒して研究したパターンを、今更吉田がくらうだなんて。道着も完全に使われてたし。これを機に吉田も道着を脱いで、本格的格闘家になってくれればいいのだけれど。
「須藤元気vsバタービーン」(K-1)
 そりゃあそうだよ、元気くん。ってーか、バタービーンに総合ルールはダメでしょう。マッチメイクをもっとちゃんとしようよ。
「永田裕志vsエメリヤーエンコ・ヒョードル」(猪木)
 永田格闘技戦2連敗・・・。でも、ミルコとヒョードルだから恥ずべくことはないと思うけど、試合時間が短すぎる。というか、倒れこんだらすぐ亀になってしまうので、ボコボコやられちゃう。もうちょっと対策してからリングに立って欲しかった。2度目なんだから。
「アレクセイ・イグナショフvs中邑真輔」(K-1)
 こちらはプロレス代表中邑、惜しかった。K-1のリングでK-1戦士相手だったので、最後のKO判定は完全にK-1よりだったけど、ダメージもなかったし本当に残念。今後楽しみなレスラーです。
「藤田和之vsイマム・メイフィールド」(猪木)
 藤田勝って当然でしょ。寝技が20秒までで、猪木vsアリ戦の再来なんて煽ってたけど、現役じゃないし有名じゃないし代役なんだから、そのくらいのハンデ楽勝でしょ。立ったままの絞め技フィニッシュも常套手段。これで騒いでちゃいかんです。
「坂田亘vsダニエル・グレイシー」(PRIDE)
 久々に見る坂田だったのでかなり感情移入してたんだけど、やり方も負け方もRINGSの頃と同じだった。ヒットマンなんだろ?がんばれよ。どうして実況ゲストの小池栄子はこの試合だけハズれたの?野暮な詮索か。
「近藤有己vsマリオ・スペーヒー」(PRIDE)
 パンクラス・ライトヘビー級王者の事実上のPRIDEデビュー戦。いやぁ、スピードがあって面白かった。打撃良くて、グラウンドテクももっている近藤は、今後の格闘界の台風の目になるかも。期待大。
「田村潔司vsロニー・セフォー」(PRIDE)
 ここまで完全にアウェーとしてPRIDEのリングに立ってきた田村へのプレゼントカード。まぁ、これは勝たなきゃね。田村にはやはりUWFインターで名勝負を繰り広げてきた桜庭との対戦を期待してしまう。そして、近藤らパンクラス勢との対戦も。Uの遺伝子を持つ男たちの闘いを来年は見たいなぁ。
「ボブ・サップvs曙」(K-1)
 結果はわかりきっていたことなんだけど、国技に対する尊敬の念とか判官びいきが働いて、注目になった一戦。曙にはもっと時間をかけて身体を作り、技を覚えてから格闘技戦に挑戦して欲しかった。押す力はあるとはいっても、ロープに追い込むまでに弱々しいパンチが2発しか出せないんじゃ勝てないよ。伸びる可能性は十分持っていると思うので、もっと時間をかけて出てきて欲しい。って言っても、一度あんな負け方しちゃうと、もう使いづらいんだよね、主催者側は。
「桜庭和志vsアントニオ・ホジェリノ・ノゲイラ」(PRIDE)
 ノゲイラ弟強かった。展開も早くて面白い試合だった。桜庭には体調万全にして試合に出て欲しい。そいで田村とやって頂戴。

 総合すると、話題先行で内容のある試合の少ない3大会だったかな。
 ぼくが選ぶMVPは文句なしで近藤有己です。


エスニック日常的戯れ言

京都よかったわ(03.12.18)

 京都での仕事もほぼ終わり、せっかくだからとちょっくらドライブをしてみた。渋滞に巻き込まれるのは嫌なので、現場および宿から比較的近い嵐山を目指して車を走らせる。路上で見かけた関西らしさは看板広告会社の営業車。白波の立つ北斎風のド派手なペインティングを施したその車は、圧倒的な存在感を示してはいるんだけど、センスという面ではどうだか・・・。目立つこと優先の気質のなせる業かな?
 山々には大文字焼きの痕が見て取れる。京都の街に歴史が馴染んでいる。おぉっ!

「大」の字

鳥居なんだけどわかる?
 ってことで嵐山。嵐山のメインは桂川。実はぼくらが今回調査をしていたのはこの桂川の十数キロ下流の堤防だったので、嵐山とは深いつながりがあるのだ。メインとなる渡月橋の風情は時代劇に登場してきそうな感じ。でも、橋脚はコンクリートなんだな、これが。

桂といえば三枝、文珍

結構普通の広場かな

木の温もりを尊重?

風情のあるコンクリート橋

人力車、いっぱい出てた

なぜか美空ひばり記念館

天龍寺の遠景

入り口にはねずみ男?

変わり地蔵がいっぱい

真似るタオル(後輩)
 ちょっと小腹が減ったので、スイーツでも食べてみよう。せっかく京都なんだから、やっぱり和菓子でしょう。下の写真の左上は古都芋。道を歩く高校生が「これ旨いよ」って言いながら食べてたので、思わず買ってしまった。旨い。できたてを1個から売ってくれるので、ちょっとした食べ歩きに最適。ホクホクできます。
 歩きつかれたので「さくら餅・稲」2Fの喫茶室で足休め。さくらとくずと餅をキーワードにした美味しい甘味が揃っており、楽しめます。ぼくは左下のさくらアイス白玉を食べたんだけど、さくらアイスとくずきり、白玉、栗、あんこにさくら風味の蜜がかかってまろやか。美味しかった。

あたたかいうちにどうぞ

抹茶つきさくらくずあん

さくらアイス白玉はほっぺが・・・

おしるこ
 そうそう、今回の宿は食事がつかなかったので、毎晩関西の旨いものを求めて徘徊していたのだ。その中から特に美味しかった2店を紹介。ひとつはお好み焼き・鉄板焼きの南楽。関西風お好み焼き・ねぎ焼きと数々の鉄板焼きに加え、サイドメニューも充実。食べたいものがいっぱいありすぎて、困っちゃう。
 もう1店は残念ながら今年いっぱいで閉館してしまうキリンビール工場内のレストランかなはな。ビールが旨いのは言うまでもないが、ここの名物ビールフォンデュがまた絶品。海鮮ネタの数々をダシにくぐらせて、自慢のビールで割ったチーズソースにつけて食べる。旨い。茹で過ぎにはご注意を。そしてポトフ。キャンプではポトフ名人として名を馳せる?ぼくでも、ここのポトフには負けた。なんてったって、「具がおおーいっ!」&「具がおおきーいっ!」。満足できます。

左がねぎ焼き、右お好み焼き

ビールフォンデュ

湯気の立つポトフ
 ってことで、京都のあれこれでした。


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京都ええねん(03.12.14)

 京都に来て1週間。仕事も順調に進み、京都での日々を楽しんでいる。コンビニに入るだけで新たな感動が起こるのだから、毎日がスリリングなのだ。
 まずは続報。やっぱり出たぞ、「阪神タイガースチョコ逆転劇場完結版」。シーズン後半の感動の名場面を収録したCDつき。ぼくの予想が外れたのは、日本シリーズの実況がないことかな。勝った3試合はどれも感動ものだったけど、結局日本一にはなれなかったからなぁ。

ピンストライプのおしゃれな箱

優勝決定試合はゴールドディスク

引退した広沢の勇姿を耳に焼き付けろ
 サンクスの見切り品コーナーを覗いたら、「ガンバの冒険」のトイ・ボトルキャップがあるではないか。しかも半額。関西ではもう販売終了のようだけど、関東では売っていないはず。なんてこった、大好きなガンバだぞ。思わず買占め。これがなかなかかわいいやつらだ。ノーマルで揃っていないのはガンバのTypeAとヨイショと忠太。そのほかにシークレットが2種類。そのうちひとつはノロイだ、間違いない!
 で、ガンバのトイ・ボトルキャップを探してあちこち歩いているんだけど、これがなかなか見つからない。やはり見切り品ってことで、他ではもう販売を終了しているのか。
 船橋のららぽーとにもあるフィギアの店・ボークスの本社が現場の近くにあるというので、仕事帰りに寄ってみた。狙いは当然ガンバシリーズ。残念ながらここにもガンバシリーズは置いてなかったけれど、あのパンダーZの敵キャラ・ブラックハムギアーのフィギアが・・・。もちろん操縦するDr.ジャンガーリつき。12月中旬発売というので出張から帰ったら買おうと思ってたんだけど、また買いに行くのも面倒だし・・・。買っちゃった。
 すっかりコレクターと化したぼくなんだけど、そのぼくも驚く看板を宿の近くの横断歩道今日に発見。「物を集める女は直進せよ!」。で、その先にはBookOff。恐るべし、京都。
 今日は仕事が休みだったので、京都の街中を散策することに。宿(ペンション恋都)のご主人に実家に送る名産物のお勧めを聞いたら、千枚漬けがいいのではと、老舗の漬物屋を教えてくれた。天保3年創業の村上重本店。河原町の阪急の裏にあり、店内はお客さんでいっぱい。さすが老舗だ。でも・・・。この店に行くには阪急百貨店横から2通りの道があるんだけど、どちらも風俗店が立ち並び、サンドイッチマンが待ち構えている。ぼくなんかは格好の的で、「お兄さん、どう?寄ってかない?」のオンパレード。それはどうにも・・・。
 京都ロフト、新京極、寺町通りを散策。特に新京極は高校の修学旅行の自由行動でも行っているだけに、かなり感慨深い。ずーっと新京極は道幅の広い急坂の通りと記憶していたけど、今日の印象は狭い道。あの時はあちこち歩き回った最後に訪れたので、足が重かったのが急坂のイメージになったのかなぁ。道が広く感じたのはまだ今よりも痩せてたから?
 京の台所・錦市場を覘いていたら、ちょっと洒落た建物「楽水舎」というのがあり、ちょっと変わった雰囲気をかもし出していたので、その2階の喫茶去「楽水」で遅い昼食をとることに。ここでいただいたのは野菜てまり。京都の野菜を使ったお寿司。草の寿司に1500円も・・・と思いはしたけど、食べてよかったすごい美味。なんか大人って感じ。いやホント、これは目から鱗のあっさりとしたおいしさ。デザートも2品ついて、幸せな気分。おすすめ。

上段左からこんにゃく、とろろ、かぼちゃ、ピーマンの一種、下段左から栗とじゃこと卵、椎茸と菜、カブ漬け、キャベツ。デザートはゴマ入りカスタードプリンとわらびもち
 ぼくにとって関西の美味といえば鯖の棒鮨。これを実家に送ってあげようと、あちこちで日持ちするか聞いて歩いたんだけど、どこも答えはNo。なれ鮨なら送れるんだけど、くせが強いから。しかたがないので自分用にひとつ購入して食べたのだ。いつもなら小皿に醤油を入れてつけて食べるのだが、今回は醤油が手の届くところになかったため、何もつけずに食したところ・・・うまい。鯖の棒鮨って、醤油いらずだったのね。新たな発見。
 かなり歩いたので足が棒のようになったけど、とても充実した京都散策だった。いい現場だなぁ。


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京都だから?(03.12.10)

 今回の現場は京都市内を流れる桂川の両岸の堤防上で行われている。残念ながら(?)観光地からは少し離れた市街地のため、気軽に観光して歩くわけにはいかないが・・・。この堤防、天端が遊歩道?サイクリングロード?・・・バイクも通る道になっているため、格好の散歩コースになっている。犬を連れたおばさんがいっぱい。そして道路には犬の糞がいっぱい・・・。
 京都の人は犬の絞り落とした糞を処理せず放置するのだ。関東や北海道では常識の犬の散歩の必需品、ビニール袋とシャベルを持ち歩いていない!おかげで作業は糞まみれ。もはや踏むくらいはへっちゃらになってきてしまった。
 この堤防、ワコール陸上部の練習コースとなっており、女性ランナーたちが切磋琢磨しているんだけど、糞を避けようとして捻挫してしまうのではないかと気が気でない。
 そんな風情のない香ばしい匂いの漂う現場だけれど、ふと見渡すとお城が見えるではないか。戦後に復刻された伏見桃山城らしい。殺伐とした日常の先に見える歴史ロマン。なんか京都って感じ?



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関西だもん(03.12.8)

 そうだ、京都へ行こう。と思い立ったわけではないんだけれど、京都に来た。出張で来たので「どうせまた山の中だろう」と思っていたら、今回は街中。街中での仕事なんてあまりないから、ちょっとびつくり。
 コンビニに入り、ライダーチップスを探していたら、いかにも関西らしい食玩を発見。その名も「阪神タイガースチョコ逆転劇場」。なんと、今年18年ぶりにぶっちぎりでセ・リーグを制覇した阪神タイガース感動の名シーンの実況を収録したCDが入っているのだ。「タイムスリップグリコ青春のメロディ」のタイガース版。
 CDはシーズン前半戦から10試合を選出。ジャケットにはそれぞれの試合の翌朝のデイリー新聞が印刷されている。ファンにはヨダレものなのでは?
 こんなの、関東では売ってなかったよなぁ。地方限定なのかな?
 ためしにぼくも1つ買ってみた。No.09「片岡 男になった!!」。6月15日、対読売ジャイアンツとの試合を収録したもの。残念ながらぼくは阪神ファンではないのでこの試合を覚えていない。でも、聞いててちょっと面白かった。なにせアンチ巨人だから。

CDのおまけでチョコも入ってます?!

全10種類、ファンにはたまらん?

阪神勝利の翌朝は「デイリー」の「ー」がトラの尻尾
 これを買い占めて関東で売ったら儲かるかなぁ。
 とりあえず今回がシーズン前半からのチョイスということは、第2弾でシーズン後半のが売り出されるのかなぁ。でも、後半は厳しい試合が多かったから。優勝を決めた試合とか・・・。シークレットで日本シリーズの第3〜5戦とか、星野監督と原監督の抱擁とか入っていれば面白いかな。
 それにしても、関西って感じがするなぁ。


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またもやPANDA−Z(03.12.6)

 三十路も半ばを過ぎたというのに、またもパンダーZなのだ。今度はメタルボディのCOOLなやつ。材質はソフトビニールなんだけど、メタルのようなこの光沢、わかるかなぁ。パンタロンもパイロットバージョンになり、戦闘準備は万端だ。パンタロンの祖父Dr.パン・ジイも見守っているぞ。ロケットパンチのアタッチメントも3種類準備され、機能面での充実も図られているのだ。そしてパンダーZの飛行能力を担うP−Zスクランダーの光沢のある深紅を見よ。この色は我が愛車・Rの色と同じではないか。親近感。

りりしくなったパンダーZ。

後姿もボリュームあります。
  
ロケットパンチのバリエーション。
左からドリルパンチ、ハンマーパンチ、ブレードパンチ。

そしてこれがパンダーZ研究所。
 前回紹介したバージョン、入手困難と記載したけど、銀座博品館にはまだ売っていた。インターネットでは品切れ続出だったのになぁ。


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いとしのPANDA−Z(03.12.4)

 前回の戯言(↓)に引き続き、今回もフィギアのお話。前から欲しかったパンダーZをついに入手したのだ。結構探し回ったんだけど売り切れ店が多く、ネット販売では廃盤扱いしているところまで。そんな入手困難な逸品を手に入れたのだ。
 見よ、この洗練されたスタイリッシュなBodyとマジンガーZを髣髴とさせる装備の数々。そして愛くるしい操縦者パンタロン。それでいてただの玩具に終わらない精巧なマシン設定。見ているだけでほのぼのとしてしまう癒し系のフィギアなのだ。

これがパンダーZだぁ!

コックッピットにはパンタロン

この精密なコックピット

足のウラだって精密仕様

ロケットパ〜ンチっ!

対象年齢は15才以上
でもお口に入れちゃダメ
 そしてこのパンダーZには詳細なキャラクター設定がなされており、今後もシリーズものとして発売されていくという。なんとも楽しみな。
 大の大人が・・・と言うでなかれ。ちゃんと対象年齢は15才以上なのだ。そのくせ、「口に入れないでください」の注意書きがあるのはご愛嬌。
 ちょっとノスタルジックな癒し系フィギア、いかがでしょうか?
 公式HPはこちら。
    http://www.megahouse.co.jp/products/panda_z/index.html


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我が家を改造する(03.11.24)

 長期出張から帰り、ちょっと時間的余裕があったので、部屋をマイナーチェンジした。居間にちょっと大き目のテーブルを入れて、お気に入りのフィギアを並べてみる。これまで飾るところがなくてしまい込んでいたもばかりなので、ちょっぴりうれしい。中でもスーパースリー。アメリカ名は「THE POSSIBLE」。札幌でぶらりと入った店にさりげなく並んでいたのだ。ぼくの大好きなスーパースリー。いまだDVD化されずGOODSも少ないスーパースリー。買うしかないってことで、Getしたのだ。ラリホーラリホーラリルレロ♪

左から、デビルマン、スーパースリー(上段)、モヤシシ(下段左)、峰不二子(下段右)、キカイダー、マグマ大使(上段左)、ヒゲおやじ(上段右)、W3(中段左)、ドロン女一味(中段右)、御茶ノ水博士とアトム(下段左)、ダイス船長とロボノイド(下段右)
 さて、何故に部屋の改造をしたかというと、パソコン関係の整備及び導入のためなのだ。我が家の愛器・VAIOはWindows98が発売される直前に購入したもの。このため、箱にUSB端子は備わっているものの、実際には使えない(OSは95から98に無償アップグレードされたにもかかわらず。SONY確認済み)お飾りなのだ。このため、デジカメの画像取り込みにもひと苦労で、せっかく買ったタブレットは使えないまま埃をかぶっている。そこで、USB2.0インターフェースボードを購入してUSB接続を可能にしたのだ。感動!ただ、VAIO本体のHDD容量が4GBと小さく、メモリーも64MBなので、やっぱ遅い。今度はここをなんとかしなくては。
 そして、出張中でもHP更新やあれこれができるよう、新古品で2月発売の型落ちPanasonic・Let'sNoteを購入した。A4よりもちょっと小さく(B5?)薄いのに12.1型モニター。メモリー256MBのHDD40GB。VAIOよりも高性能。CD−ROMは付いていないので、外付けDVD-ROMを併せて買って11万円。結構いい買い物だったと思うけど・・・。
 OSはWindowsXP。各種設定を全てすまして、早速インターネットに接続してみたところ・・・、早々にウィルスをもらってきた。2月発売の新古品だから、夏に流行ったウィルスの対応はできてなかったんだ・・・。
 そうそう、ついでと言ってはなんだけど、安かったから鍋も買ったのだ。鍋パーティしなくっちゃ。


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津軽梅雨末期紀行V(03.8.〜8)

 なんだか「ねぷた」だ「ねぶた」だって、津軽で遊んでばかりだったみたいだけど、さにあらず。厳しい仕事の合間を縫って、しっかり楽しむ大人の技をみせていたんだよ。うむ、うむ。
 で、現場近くの楽しみといえばこれ、アイスクリーム。現場近くにBeech西目屋という村営の産直物品売り場(道の駅のようなもの)があって、そこで売っている手作りアイスクリームがうまいんだな、これがっ。なにがすごいって、その種類は16種類以上。あやふやなのは、確認できたのが16種類というだけで、店員に聞くとまだまだあるそうだ。当初、全種類制覇を目指していたんだけど、到底食べきれる数ではない。しかもここ、村営のため営業時間は10:00〜17:00まで。普通に山の中で仕事をしていたら食べられないのだ。ぼくがこの現場にいる間に何種類食べたかは秘密にするとして、お薦めは「そば」と「イチゴミルク」です。
 西目屋村付近を訪れた際にはお勧めです。営業時間に気をつけてね。
 帰りの飛行機、チケットの半券を片手に座席まで行くと、ぼくの隣の席に少年が一人座っていた。ポカリスエットとお菓子を飲み食いしながら、一心不乱に「ドラえもん」を読んでいる。
 「よろしく!」と声を掛けるも返事がなかったので、機内放送のサザン特集を聴きながら、いつしかZZZ・・・。ふと目覚めると、少年がこちらを覗き込んでいるではないか。そして、お菓子を差し出し、「食べる?」と聞いてくる。「ありがとう」と言いながらお菓子をもらうと、機内サービスがやって来た。ぼくの方が通路側だったので、少年に「なに飲む?」と聞いてスッチーに伝えると、
「圭一くん、一人旅なので、話し掛けて下さってありがとうございます」
と、スッチーに笑顔でお礼されてしまったではないか。そうなると、スッチーの目を気にしながら、優しいお兄さん(おじさん?)を装って話しつづけるしかないではないか。
ぼく:東京に行くの?帰るの?
圭一:青森のおばあちゃんの家に遊びに行った帰りです。
ぼく:何日くらいおばあちゃんのとこにいたの?
圭一:2週間くらいです。
ぼく:じゃぁ、ねぶたも観たんだ?
圭一:ハイ
ぼく:どうだった?
圭一:足痛かった。
ぼく:跳ねたの?
圭一:立って観てたの。
ぼく:青森、フジテレビ入らないから辛くなかった?「ワンピース」観れないし。
圭一:母がゲーム送ってくれたのでそうでもなかったです。でも、「めざましテレビ」が・・・
ぼく:高島彩アナかわいいもんね。
圭一:いや、情報の多くをあのテレビから得てましたから。
 ハハハ・・・。どっちが大人で、どっちが子供やら。話は他にも延々と続くんだけど、スッチーが笑顔で誉めてくれることは2度とありませんでした。
 それにしても、9歳の圭一くん。子供でいられる時間はあまりにも短く、その素晴らしさに気がついた頃には、すでにその恩恵に授かることができない歳になっているものなんだから、もっと子供らしく行こうぜっ!
 永遠の子供?おかもとなおと


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津軽梅雨末期紀行U(03.8.3)

 弘前でねぷたを観たとなると、次は青森のねぶたでしょう。日曜日が休みになったので、ぼく、Aっち、Y川の3人で青森最大のイベント、ねぶた祭を観に行った。
 好都合なことに、ぼくの勤める会社の青森事務所が、ねぶたがパレードする通りに面したビルに入っているという。早速青森事務所の所員W田に連絡をとり、現場車を事務所の駐車場に放り込む。W田も来ると言っていたが、待合せ時間にはまだ間があるので、青森市街を散策に出かける。
 青森市街はねぶた一色。通りには高校生達が跳人(ねぶたの周囲で踊る人)の格好をして、観光客にねぶたGoodsを売り歩く。あいにくの雨降りだったので、売り子の皆さんは大変そうだったけど、濡れ透け好きの中年オヤジにはたまりませんな。
 ぶらぶら歩いてなにげに入った「赤い林檎」という洋菓子屋&パーラー。これがGOOD!!青森=リンゴ=アップルパイの安易な発想で頼んだアップルパイが美味しいのなんのって。パーラーのメニューにはないんだけど、洋菓子屋で購入した菓子をパーラーで食べることもできるそうで、店員に奨められるがままに購入したチーズスティック他1品も絶品。青森にお越しの際は是非立ち寄るべきかな。
 事務所の前で場所取りをしていると(ホントは勝手にしてはいけないそうだが)、W田が奥様を伴って登場。雨も強くなってきたので、事務所に入ってしばし談笑。

 そして、いよいよねぶたの始まり。グチャグチャ書いてもこの迫力と面白さは説明の仕様がない。出品されるねぶたチームの先頭を、跳人と呼ばれる踊り手が「らっせぇら〜ぁ」の掛け声とともに跳ね踊り、横笛などの囃子方がその後に続く。そしてねぶた。立体ねぶたの迫力たるや、すんげぇ〜の一言。雨降りのため透明ビニールがかけられていたのが残念だったけど、祭の楽しさと荘厳さはビシバシ伝わってきたのだ。

売り子に挟まれてご満悦

Aっち、ねぶたを前にポーズ!

「らっせぇら〜ぁ」と跳ね踊り

いなせなお姐さんもノリノリ

囃子方も雨の中がんばってます

てかってますが、さきがけ太鼓

巌流島の戦い

蘭陵王…中国の王様とか

児雷也vs夜叉五郎

有名な?「一ノ谷の合戦、鵯越」

三国志・関羽、これは知ってる

裏方さんは汗だくです

番外編・ミスねぶた
後日W田撮影

なぜか橋幸夫
こぶしの効いた、らっせぇら〜ぁ
 こうして振り返ると、全く知らない古い物語からモチーフを登用している。毎年違う題材やらなきゃならないんだもん、大変だよなぁ。題材がかぶったり作者が同じねぶたも結構あったし。でも、味わいと迫力は別物だった。
 それにしても、橋幸夫。青森山田高校(卓球の愛ちゃんのいる)の広告塔として登場。でも、橋幸夫節に「らっせぇら〜ぁ」は似合わなかった。
 跳人は地元では高校生しかやらないらしいんだけど、高校生に混じって跳ねてみたいなぁ。
 帰り道、もう時間的に終わっているはずの弘前ねぷたに遭遇。やっぱ若者はいなせだなぁ。
 あぁぁっ!前回も書いたけど、祭ってほんとにいいなぁ。


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津軽梅雨末期紀行T(03.7.28〜31)

 出張で青森県は津軽地方へ行ってきた。北海道遠征の次は津軽。仕事場がちょっとづつ南下している。津軽地方は中学校の修学旅行以来22年ぶり。
 朝、早かったんだよね。おかげで往きの飛行機内では離陸前から熟睡。なにやら気配を感じて目を開けると、川村ひかる似のスチュワーデスさんの顔が目の前に。ドギマギっす。ジャワティ頼んだっす。
 それにしても、涼しい。北国に加え、今年は冷夏だから一層涼しい。まだ梅雨が明けていないけど、そんなに蒸し暑さは感じられない。デブには優しい天候といったところか。
 宿泊は岩木町の桜温泉。毎日温泉、露天風呂付き。なんと贅沢な・・・と言いたいところだが、お湯が熱い!たまらないほど熱い。ある意味、拷問?
 そんな岩木町の夏祭りが30・31日に開催されるという。初日の目玉は本場ブラジルのサンバショー。パレード&舞台でのショーだという。これはもう行くしかないでしょ。夕食時にともに仕事をするY川、Aべっち、Nとうさんを誘って、街にくり出すも、雨のためパレードは中止。屋外特設ステージでのショーも公民館大ホールへと場所を移すことに。ホールで観客がまばらだったらどうしよう・・・。サンバチームとマンツーマンだったら、気恥ずかしいよなぁ・・・。なんて不安を抱きながらホールに入ると、大入り満員の大盛況。サンバチームの登場とともに場内がドッと沸き、町民全部がブラジル人です。ちょっと言い過ぎです。
 それにしても彼女達の足さばき、腰さばき。速いっす。ヒップは揺れても腹の肉はすっきり。思わず踊ったぼくの腹はディレイ効果で揺れまくり。まさにセクシーダイナマイト。Nとうさんも思わずニッコリっす。









 まさに血沸き肉踊るってステージを堪能した後は、祭名物の出店めぐり。ぼくの夏の定番といえばかき氷。雨降りでちょっと肌寒くても、祭なんだもん食べるっしょ。と屋台を覗いたら、そこには「氷水」との表記が。津軽地方ではかき氷のことを氷水というのか・・・。でも聞いたニュアンスだと、シロップを水で割って氷を入れた飲み物のように思えるのだが・・・。頼んでみたら、無事ちゃんとしたかき氷だった。Y川はチョコバナナに舌鼓。
 一番気になったのは米沢牛の串焼き屋台。とても旨そう(実際旨かった)なんだけど、お祭り開始直後から100円の値下げです。「最初っから300円なんじゃないの?」とうがった目で見てしまいます。旨いからいいんだけどね。

かき氷…もとい、氷水

ぼくは食べたことがない…
 
適正価格はいったいおいくら?
 岩木町夏祭り2日目のメインは弘前ねぷた祭りにも参加するねぷたのパレード。弘前のねぷたは青森のねぶたとは違い、扇形の平面に魔よけの願いを込めた絵が描かれている。これに灯りが点されると、暗闇に映えて美しい。でもでもその絵、乳揉んどるやないかい!

味わいのある字です

これはスーフリ?

おもて面は勇壮な絵柄が多いが…

うら面は美人画が多い

露払いの津軽錦(鯉)

閻魔、えんま、エンマ〜っ!

囃し方も頑張って太鼓叩きます

頑張って太鼓牽いてます
 普段は寡黙で我慢強いと言われる東北の人達が年に一度弾ける祭。そんな力強さがびんびんと伝わってくるパレードだった。祭っていいなぁ。


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北海道温泉紀行 Part8(03.6.28)

 積丹半島ドライブの途中、半島を見渡せる小高い丘の上に昨年オープンした、岬の湯しゃこたんに立ち寄った。いやはや、素晴らしい温泉である。含重曹−食塩泉のお湯はとろみがついていて、肌に馴染むといった感じ。なんか気持ちいい。
 それに加えて感動モノだったのが、露天風呂から見渡せる景色。白浜に青い海と、彼方には神威岬が見えるのだ。露天風呂の扉が開くたびに「おぉっ!」「すっげぇー!」の言葉が聞こえる。お湯に浸かりながらこの景色を見ていると、溶けていく。身体が溶けて、景色と一体になろうとしている。あぁ、極楽とはこういうことなのか・・・。ベンチに座って景色を堪能していると、お湯のとろみが乾いてきて、肌がパリパリしてくるぞ。
 この温泉、行くしかないでしょう。


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積丹半島快適ドライブ(03.6.28)

 北海道遠征もラストスパート。このところ体調のせいもあるけど、街遊びばかりだったので、ここはひとつドライブに出よう!候補は富良野と積丹。でも、1日で富良野往復はつらいので、宿泊先京極町からも便利の良い積丹半島をドライブすることに。
 ルートは京極町から岩内へ出て、あとは海沿いを北上するだけ。泊原発を左に見ながら、車は海沿いをひた走る。快適。
 たいして目的のないドライブだったので、どこに寄りたいとかもなかったんだけど、目の前に神威岬の看板が現れたので、行ってみることに。積丹半島は子供の頃キャンプに来たり、学生の頃ドライブしたけど、神威岬は初めて。
 広い駐車場に辿り着くと、観光客でにぎわっている。でも、そこは小高い丘に囲まれて、海はどこにも見当たらない。わけもわからず観光客についていくと、小高い丘の向こうにスネークヘッドのようなやせ尾根が日本海に突き出ている。そう、その先端が真の神威岬なのだ。
 病み上がり+増量で重い身体ながら、スネークヘッドの先端を見てみたい。その一念で、裸足にサンダル履きをもいとわずに前進あるのみ。
 いやぁ、美しい。先端まで行かずとも、エメラルドブルーの透きとおった海を見るだけで癒される。北海道の野草・エゾカンゾウも黄色い花を咲かせている。あぁ、泳ぎたい。
 先端まで到達し、見えた先には通称ロウソク岩。帰り道も素敵な風景。あぁ、このままこの風景に溶け込みたい。あぁ・・・、あぁ・・・


 駐車場まで戻り、ソフトクリームを舐めていると、キタキツネの子供が寄ってきた。とてもかわいくはあるが、自然の雄大さに感動したあとで飼い慣らされていく自然を見るのはちょっとつらかった。そうそう、タコの干物つくりはメリーゴーランドのようで笑えます。
 大自然を楽しんだら、腹が減ってきた。時間はちょうどお昼過ぎ。積丹で飯といったら・・・あれしかないでしょう。そう、生うに丼!
 見てくださいな、このうにの量。当然ながら白い米粒なんてどこにも見当たらない。まだ学生の頃、友人と生うに丼を食べに来たことがある。その頃は貧乏だったので、うにがもったいなくて少しずつ食べていたら、うには半分以上残っているのにご飯がなくなってしまい、小ライスを追加したことがあったっけ。でも今は薄給ながらも少しは裕福になった。贅沢にうにたっぷりを口にほおばる。あぁ・・・、潮の香りが口の中に広がって、うにの濃密な味を演出している。たまらん、これ、たまらん。もう通風が再発したっていい!
 このあと、温泉に入るんだけど、それは北海道温泉紀行で読んでください。
 温泉にゆったり浸かったあとは、再び海岸線をドライブし、日本の渚百選にも選ばれている島武意海岸へ。しかし、駐車場は山の中腹にあり、海岸までは歩いて行かなければならない。うーむ・・・。温泉に入ったあとで汗をかきたくないし、ここは一度来たこともあるのでパスをして、小樽方面へ車を走らせる。
 小樽までの道のり、どうしても欠かすことのできない…というか避けては通れないのが豊浜トンネル。ぼくみたいなヤマ師を生業にしているものでなくても、岩盤崩落のあったトンネルとして記憶に残っている人は多いと思う。
 当然ながら、事故を物語るような痕跡は残ってなく、対策本部の置かれていた場所は広場として利用されていたが、片隅には慰霊碑が建立され、トンネル非常警報システムの解説なども設置されていた。事故を教訓にして、今後に活用していかなければ。


エスニック日常的戯れ言

札幌の流行りもの(03.6.7)

 大泉洋って知ってる?全国では「パパパパパフィー」にたまに出てたりしてたので、千葉・新潟で暮らすぼくも知ってたんだけど、北海道ではすごい人気があるの。毎日のようにどっかのTVに出演してるし、「YOSAKOIソーラン祭り8時間スペシャル」の総合司会してたり。新しい北海道知事にインタビューもしていたかな。そんな大泉洋が出演する番組で企画し、ローソンで期間限定発売している「ネバネーバ冷やし中華」が売れているとか。早速ローソンで買ってみた。
 ローソンの店員曰く、「変わった味ですが、まずくはないですよ」とか。
 納豆・とろろ・温泉玉子・おくら・モロヘイヤ・練り梅・ゴマと、いかにもネバネーバの食材を、麺・たれとともにぐちゃぐちゃにかき回す。見た目はちょっとグロいけど、味はごく普通だった。蕎麦で納豆ととろろとウズラの生玉子混ぜて食べるのあるしょ。あれと一緒かな。
 札幌は4月の統一選挙で決まりきらずに再選挙となった札幌市長選が明日に迫り、選挙戦もいよいよ佳境に。各候補、最後のお願いに駆けずり回っているようで。
 叫ぶ気持ちもわからんでもなく、統一地方選のときも書いたけど、走行中の選挙カーから身を乗り出すのって、市のリーダーとしてはなぁ。まぁ、この人だけでなくほかの候補もやっているのかも知れないけれど、道路交通法違反だと思うんだけど。にも関わらず、この3台後ろを走向していたパトカーは、彼らを停めようとはしないんだな、これが。
 札幌市長選が示すとおり、世の中混沌としているってことかな?これも含めて、札幌の流行り?


エスニック日常的戯れ言

北海道温泉紀行 Part7(03.6.6)

 京極町での仕事を終えて、週末は実家札幌へ。天気はとてもよく、汗・砂埃・粉塵にまみれた身体を洗い流したい。でも、あんまりのんびりしていると、金曜ロードショー「マトリックス」に間に合わない。そんな時は仕事場の近く、京極温泉・京極ふれあい交流センターに限る。
 含芒硝−食塩泉のお湯は汗をかいた身体にはさっぱりすっきりいい気持ち。露天風呂から望む羊蹄山は雪が沢筋だけに残り、麓から8合目くらいまでは木々の緑が尾根筋を這い上がるように覆う。1日の疲れが癒されるんだな、これが。
 すぐそばには名所・ふきだし公園もあり、楽しめます。って、ぼくは行ったことないけれど、水おいしいらしいよ。


エスニック日常的戯れ言

事務所の裏にもキタキツネ(03.6.2)

 北海道の象徴といえばヒグマとキタキツネ。さすがにヒグマは滅多に出くわさないが、キタキツネはちょっとした田舎では良く見かける。ぼくが今いる事務所もちょっとした(かなりの?)田舎にあるため、倉庫の周辺にキタキツネがやってくる。
 今日も倉庫の前に1匹のやせた子キツネを発見。あわてて写真を撮り、あとを追うと、裏の畑に親1、子3匹のキタキツネがいるではないか。仲むつまじく寝転んで・・・と思いきや、なんだか様子が変である。なついて寄ってくる子キツネたちに対し、親が攻撃をしているのだ。毛づくろいだと思っていたら、噛んでいるではないか。頼りなく鳴くだけの子キツネたち。それでも甘えに行くってことは、他人のキツネではなさそうだ。
 もっ、もしかしてこれって、その昔映画「キタキツネ物語」で観た、子別れってやつ?子キツネを独り立ちさせるために、わざとに親が攻撃をしかける・・・。そうだとしたら、ぼくは今自然界の掟に立ち会っているということか。この親子の、生涯忘れられないであろう大切な出来事、しかと見届けたぞっ!
 でも、本当に子別れってこの時期だったかなぁ。


エスニック日常的戯れ言

北海道温泉紀行 Part6(03.5.18)

 第6弾は登別温泉郷の夢元さぎり湯。ぼくにとって温泉と言えば登別。その中でここは登別温泉郷の各施設(ホテル)へ温泉を供給している登別温泉鰍フ直営で、登別温泉郷唯一の日帰り入浴専用施設なのだ。なんと由緒正しいお湯だことか。昔はボロっちい銭湯風だったんだけど、立派に建てかえられています。
 泉質は硫黄泉とミョウバン泉の2種類。露天風呂はないんだけれど、このお湯があれば十分納得。硫黄の匂いにとろけます。ホテルに泊まって高い金払うよりもはるかにリーズナブル(390円)。ここに来るしかないでしょう。石鹸やシャンプーは備え付けていないので、各自持参のこと。
 そうそう、久々に全身もんもんしょってる人を見た。昔は銭湯や温泉にいっぱいいたのに、最近は立ち入り制限のあるところが多いからなぁ。

地獄谷


エスニック日常的戯れ言

胆振地方思い出の旅(03.5.18)

 昨夜は大滝村北湯沢温泉・湯元名水亭に泊まったので、まずは大滝村の観光スポットへ行こうと、三階滝公園にやってきた。まぁ、三段の段差を持つ滝がある公園なんだけど、なぜか滝以外の名物がトーテムポール。「なんで?」って首を傾げてしまうけど、大滝村とトーテムポールで有名なカナダの村が姉妹都市(村?)関係にあるそうだ。ちょっと・・・いや、かなり違和感があるけれど、そんなもんなんだろうなぁ。
 大滝村からR453−R37を走り、室蘭を目指す。室蘭はぼくが19〜23歳の多感な時期を過ごした場所。もう10年以上訪れていない。どれほどの変貌を見せたのか、是非一度確認しておきたかったのだ。
 まずは室蘭港を横断する白鳥大橋。ぼくがいた頃は建設が始まったばかりだったか。うーむ、白い。さすがは白鳥を名にする橋だ。ぼくが渡ったときは橋の上での風速が10m。おお、揺れる揺れる。でも、本当に必要なのかなぁ、この橋。
 
 室蘭を代表する観光スポット・地球岬は、水平線が丸く見渡せるのがウリ。でも今日は霧が立ち込めて何も見えない。室蘭は道内でも数少ない、梅雨のあるところだから、霧も多いのよ。道東の摩周湖と同じく、晴れ間を見るのが珍しい観光スポットかもしれない。晴れた日は絶景なんだけどね。
 そんな地球岬で食した美味がジャンボつぶ串。やわらかい身と濃厚なしょうゆだれもさることながら、普通のつぶ串にはついていないつぶの先端(?)の苦味の部分がちゃんとついていて美味いの。これはおすすめ。
 次に、わが母校・室蘭工業大学へ行ったんだけど、校舎の新築やら改築があちこちで進んでおり、昔の面影が見当たらない。なんか、母校って感じがしないんだなぁ。大学周辺のよく行った飲み屋は健在だったんだけど、大学前の本屋がつぶれていたり、ラーメン屋が移転していたり・・・。究極はぼくが暮らした共同トイレ・共同炊事場の安下宿(もちろん風呂なし)が取り壊されて、ワンルームアパートに建てかえられてたこと。もうここにはぼくの足跡が残っていないってことか。
 ちょっとブルーになりながら、車を登別に走らせる。「北海道温泉紀行」なんて書いているけど、ぼくの温泉の原点と言えばやはり登別温泉。温泉街の奥、登別地獄谷から漂う強烈な硫黄臭はぼくにとって温泉の象徴なのだ。うれしいことに、この匂いは何年経っても変わらないで漂っている。実は小学校の修学旅行で泊まった、ストリップ小屋の隣の徳間ビューホテルがつぶれていたという悲しいこともあったんだけど、硫黄の匂いはそれすら忘れさせてくれる・・・意味不明。
 お湯については「北海道温泉紀行」に書くとして、登別周辺の絶景を以下にご紹介。左上が裏地獄谷。地獄谷を裏側上方から撮影。右上は地獄谷の反対側にある日和山。こちらも煙がもくもく上がり、硫黄の匂いを漂わせている。下はカルデラ火山湖の倶多楽湖。観光道路が落石のため通行止めだったので、展望台からの撮影。
 登別温泉を後にし、オロフレ峠へ。ここ、昔夜中に来たことがあるんだけれど、満天の星空がめちゃくちゃきれいだったんだよなぁ。でも今日は霧。まぁ、夕方だから満天の星空はハナから無理だったんだけどね。
 洞爺湖湖畔を少し走り、昭和新山の麓へ行く。満開の桜を従え煙をたたえる昭和新山は勇壮だ。噴火でいえば有珠山のほうが記憶に新しいけれど、行くの大変だから。昭和新山は駐車場と山麓の距離がとても近いんだけど、昭和新山花火大会では駐車場に観客を入れ、山麓から花火を打ち上げる。これが迫力満点の花火大会。花火の破裂音は後方が山のため、全て観客のほうに響いてき、まるで昭和新山が噴火を始めたかのよう。だって、身体が震動で揺れるんだぜ。
 最後は洞爺湖。曇り空と日没直前のため、全体的にぼんやり写真だけど、有珠山も何とか見えてます。小学校の修学旅行のとき、ここの遊覧船で船酔いしたんだよなぁ。
 とまぁ、懐かしの名所を回ってみた一日。月日の早さと自分の老いを感じ、感傷的になりそうだけど、それもまた人生かな。うむ、うむ。


エスニック日常的戯れ言

北海道温泉紀行 Part5(03.5.17)

 第5弾は日帰りではなく、お泊りで温泉。場所は大滝村北湯沢温泉の湯元名水亭。北湯沢温泉は長流川の両岸に数件の温泉旅館が並ぶ温泉街。長流川はその河床が温泉による変質で白く変色している。「白絹の床」と呼ばれているそうな。北湯沢温泉街は、温泉宿が密集しているにも関わらず、それぞれの泉質が異なる。大きく単純温泉と硫化水素泉に分かれるのだが、今回宿泊した湯元名水亭は含食塩芒硝−硫黄泉。ゆえに、ほのかに香る、硫黄の匂い。でも、お湯の色は透明で、すっきりさっぱり系。広い露天風呂はまさに開放感に満ち溢れ、気持ち良かった。
 ここの名物バイキングは種類も量も豊富。カニだって食べ放題。さすがにこの時期のタラバはスカスカだったけど、毛ガニは味噌が濃厚で美味かった。ついつい食べ過ぎちゃうんだな、これが。


エスニック日常的戯れ言

千歳〜恵庭、湖めぐり(03.5.10)

 久々に支笏湖でも行ってみようかと車を走らす。ただ走ってただけなので、特にトピックスはないのだけれど、車内から湖畔なめで見る恵庭岳はなかなか壮観。支笏湖は「ドデンッ!」て感じがする。舟を漕いで探検するにはちょっと味気ないんだな。
 本当は支笏湖湖畔を西〜北に走りたかったんだけど、通行止めのため断念。南〜東〜北を走って、恵庭岳の反対側に位置するオコタンペ湖を目指す。
 えっ?土地鑑がないと文章だけではわかりづらいって?
 申し訳ありませんが地図を見ながら読んでください。
 オコタンペ湖は神秘の湖と呼ばれている。なぜって、湖畔へ行く道がないから。だから、オコタンペ湖を目指すと言っても、展望台を目指しているだけで湖畔へは行けない。カヌー雑誌を読んでいると、エントリーできる箇所は展望台から斜面を下っていくしかないとか。舟を担いで斜面の上り下りはつらいっす。ただ歩いていくのもなかなか大変なようで、人が近づけないから神秘の湖。展望台からはオコタンペ湖の向こうに高原が広がり、なんとも魅力的。一度行ってみたいのだけど、人が入りやすくなると荒らされたりするだろうから、神秘なままのほうがいいのかな。
 オコタンペ湖に未練を残しながらも、恵庭渓谷を下流に下る。恵庭渓谷を下刻したラルマナイ川には白扇の滝・ラルマナイ滝・三段の滝と、滝の名所である。今日はサンダル履きのため、簡単に見れるラルマナイ滝・三段の滝をどうぞ。

桜の蕾なめラルマナイ滝

二段しか見えない三段の滝
 帰ってきて気がついたんだけど、漁川ダムによる人造湖・恵庭湖を写すの忘れてた。ははは・・・。漁川ダムの下流側には公園が設けられており、市民の憩いの場になっている様子。その中の一つ、桜公園の桜はまだ4分咲きくらいかな。中でも咲きの早い樹をパシャリ。
 渓谷といえば、岩盤斜面で落石がつき物のようだけど、ここのもたれ擁壁はなかなかごっつかった。写真で見ると、そのごっつさが伝わりにくいなぁ。全面にはアンカーがびっちり打設されており、ほんとごっついの。ぼくが担当者だったら、この対策を提案できるかな。


エスニック日常的戯れ言

北海道温泉紀行 Part4(03.5.10)

 第4弾は北広島市の竹山高原温泉。北広島って、いつのまにか町から市に昇格していた。石狩町も市になったそうな。ぼくが北海道を留守にしている間に、いろいろ変わってしまうもんだ。
 さてさて、肝心の温泉はというと、アルカリ性単純温泉なのだが、お湯の色が茶色というかなんというか。外傷を負ったとき病院でかけられる消毒液の色。これがなかなか濃い色で、傷口にやさしいような気がしてしまう。
 それよりも、露天風呂。桜の木が植えられており、葉が出ていたんだけど花も残りきれい。満開のときって、すっごい気持ちいいんだろうなぁ。露天の蒸気に当たってるだろうから、開花も他のところより早いかもしれない。そうそう、この露天風呂、女湯とつながっています。残念ながら岩が立ちはだかり直には見えず、立ち入り禁止の看板が立てられているので良識ある大人は女湯へ侵入しようとはしないのだけれど、子供は無邪気に行き来していた。子供になりたい・・・。
 露天風呂にカメラを持ち込むと田代まさしと間違われてしまうので(脱衣場や内風呂でもそうだけど)、外の桜を写してきました。


エスニック日常的戯れ言

ひっそりとGW後半戦(03.5.2〜)

 ダラダラながらも遊び歩いたGWもいよいよ後半。引き続きダラダラ遊び歩いたので、とりとめもなくご報告。
 今年の桜は去年ほどではないものの、例年よりも早いという。5月2日には札幌、旭川、帯広、室蘭でも開花宣言。となれば札幌よりも南に位置する桜の名所・二十間道路桜並木はさぞ桜が咲き乱れているんだろうと思いながら、車を走らせたどり着くと・・・。満開の桜並木の下を闊歩したかったなぁ。

北海道・静内町の桜の名所も
まだ蕾が固く閉じていたのだ
 で、札幌に帰ってきてみたら・・・もう葉桜。どないなってるんだっちゅーねん。でも笑えたのがいかにも北海道ってかんじの立て看板。「ジンギスカン及び焼肉等」って、内地じゃきっと「バーベキュー等」なんだろうなぁ。ジンギスカンは道民の誇りっ!
 あまりなにも考えずに車を走らせていたら、オグリキャップの文字が。
「えっ?いるの?!」
 ほんとにいるなら見るしかないでしょうと、車をとめて牧場内を進む。と、遠くに一頭、白い馬が。オ・オ・オ・オ・オグリキャップ?
 でも、今にして思えば、ぼくはアンチ・オグリキャップだったから、あんまり儲けさせてもらってなかったんだよなぁ。
 儲けさせてもらえなかったといえば、ナリタブライアンも。大穴派としては人気馬は買えないのよ。そんなナリタブライアンはさすがに稼いでいるだけあって、立派な記念館が建てられていた。もちろん有料。そういえばナリタブライアンって死んだんだっけ?
 穴党を喜ばせる馬はいないのかと目を凝らしたところ、いた!しかも、ぼくがめちゃくちゃお世話になり、稼がしてもらった名馬?シルクジャスティス!!ダービーと有馬記念でいい思いさせてもらったのよ。藤田伸二との名コンビ、忘れられないよなぁ・・・と思ったら、見学禁止?どこにもバカがいるんだなぁ。
 そうそう、旅の途中で乙な味発見。その名も「特製日高つぶめし」。つぶ好きにはたまらない味と歯ごたえでありました。試してみそ。


エスニック日常的戯れ言

北海道温泉紀行 Part3(03.5.2)

 第3弾は勇払郡穂別町の「樹海温泉はくあ」。穂別町は日高山脈の脇、北海道の真ん中ちょっと左下の山の中の町。でも、含食塩-塩化土類泉であるこのお湯は、白亜紀の化石水。つまり、山の中のこの町は大昔は海だったのだ。それが証拠に、町では多くの化石が出土しているらしく、町のあちこちに恐竜や化石のモニュメントがあるのだ。昔の海が地殻変動により地下に封じ込められただけに、源泉温度は11.6℃と低く、沸かし湯なんだけど、水源に供給があるわけではないので、いつかは枯れてしまう。つまり、今しか楽しむことができない温泉なのだ。
 ちょっと緑がかった透明なお湯は、さほど塩分が強いわけではなく、「ホントに海水?」と疑ってしまうほど。きっと嘘じゃないんだろうけど。
 そんなこんなで、きっといつかは枯れてしまう化石水。話のネタに入ってみると、気持ちいいですよ。


エスニック日常的戯れ言

ゴールデンマーケットでお買い物(03.4.27)

「日曜日、ゴールデンマーケットに出店するんですよ」
 今、北海道でいっしょに働いているK中くんが、札幌コミュニティードーム(通称:つどーむ)で半期に一度開催されているフリーマーケットに出店するという。今日は降って湧いたような休みなのためたいして予定もなかったし、つどーむはぼくが札幌を離れてから作られた施設なので、一度拝見してみようと参加することにした。
 フリマは最初の1時間が勝負ということで、開場15分前に到着したんだけど、すでに長蛇の列。札幌では定番の行事らしい。
 中央通路沿いには特別出店のブースが並び、その他のエリアを一般ブースが覆いつくす。出品の9割がたが古着(特に女性もの)だったので、ついつい素通りしてしまうんだけど、たまにある玩具の出品には足を止めて見入ってしまう。ぼくもたくさん持っている食玩がいい値段で売られているのを見ると、「ぼくもフリマで出品しようかな」と思ったりなんかして。

出店の数も多かったけど、人も多かったなぁ。


これなら事務所の机にいっぱいあるぞ

K中くんとその彼女。
なにも買わなくてごめんな。

リハーサル中の杉真理。
ライトが顔面に当たって、誰だかわからない
 とぼとぼと物色しながら歩いていると、K中くん発見。売れ行きはまあまあのようで。
「岡本さん、アメジスト買いませんか?」
って、店頭に並んでいたアメジストはぼくが現場から採取して彼にあげたもの。一応1個は売れたとか。彼女もいたので早々に立ち去ったんだけど、よく考えればなにも買ってあげていなかった。すまん。
 一番期待していた創作系の出品は残念ながらあまりぱっとしなかった。道内のART関係者はフリマでは出品しないのかな。
 とかいいながら、しっかり買い物もしてきました。キョロちゃんのスタンプセットと、長島茂雄のボトルキャップNo.6。あわせて500円なり。長島茂雄はともかくとして、キョロちゃんのスタンプセットはお得な買い物だったと自負しておりやす。



エスニック日常的戯れ言

北海道温泉紀行 Part2(03.4.25)

 スノボの帰りに温泉、入ってきました。小樽近辺の温泉にするか、はたまた朝里川温泉郷へ攻め入るか悩んだけど、せっかくだからスノボしたキロロスキーリゾート内にあるキロロ温泉森林の湯に入ることに。今回を逃すと、わざわざ温泉だけ入りにキロロまで来ることもなさそうなので。きっと、スキー・スノボで疲れた身体を癒してくれる湯なのだろう。
 ところが、駐車場に車を置いてから温泉入り口までが遠い。右足をひきずりながらたどり着いたら、更衣室は階段の上。服を脱いでお湯を浴び、まずは露天風呂と思いきや、階段の下。あぁぁぁぁぁっ!
 とか言いながらも含食塩−鉄泉の黄褐色のお湯は、見た目以上にさらさらしていて、かいた汗もすっきり爽やか。引き締まった感覚になるのだった。Goodです。
 風呂上りの休憩室もゆったりできてGood。足置き場付リクライニング一人用ソファはその心地良さのため、眠気がどっと押し寄せてくる。くつろげます。


エスニック日常的戯れ言

北海道温泉紀行(03.4.19)

 北海道にいるのだから、温泉を満喫しよう・・・ってことで、日帰り温泉の本を購入。早速楽しんできたのだ。正確には、2週間ほど前に京極温泉ふれあいセンターに行っているんだけど、レポート書くの忘れてたので、今回が都合第一回ってことで。
 今回楽しんだのはニセコの奥・蘭越町湯本温泉・国民宿舎雪秩父。ぼくの周囲の評判が格別良かったので、これは行くしかないと。山道をとろとろ走っていると、不意に雪秩父の看板。見た目いかにも古くさびれた2階建ての宿舎が現れ、奥に駐車場。車を降りると硫黄の匂いがぷんぷん。このところ無色透明の温泉ばかりに浸かっていたけど、温泉といえばやっぱりこの匂いだよなぁ。
 ここの自慢は露天風呂。内湯はこぢんまりとして、洗い場なんか8つのうちシャワー付が2つという質素さなんだけど、露天風呂は男湯だけで5つもある。泉質も硫黄泉と鉄鉱泉の2種類があり、バリエーション豊富。受付で「今日は雪混じりの雨が降ったので、一部の露天風呂がぬるくなってます」と言われたけど、淡緑灰色の硫黄泉に浸かってるとジワジワ温まってくる。この濁りがいいんだな。ちょっとJrに自信のないぼくでも堂々としていられる。
 温泉の楽しさの一つは知らない人と仲良くなれること。今回も見知らぬキャンプ好きのおじさんと話が盛り上がり、旅の風情を十分に感じたのだ。頭がぼーっとしてくるまで話し込んだので、最後の方は支離滅裂だったかもしれないなぁ。
 この硫黄の匂いは衣類にもしみ込んだようで、翌日もかなり漂っていたのだ。
 やっぱり温泉っていいなぁ。


エスニック日常的戯れ言

「ロード・オブ・ザ・リング」復習する(03.3.23)

 第2部を観る前にきっちり復習しておかなくては、なかなか思い出せなくて話がつながらないんだよな。ということで、「ロード・オブ・ザ・リング」をWOWOWで観た。この文章をかく前に、劇場感想後の文章を読み直したんだけど、結構普通なこと書いてたんだなぁ。口では「壮大なる尻切れトンボ」なんて言っていたわりに。
 WOWOWでは、吹き替え版を観ることにした。字幕を追うのは目が疲れるので、吹き替え版を観てみたら、劇場では2度睡魔に襲われたにも関わらず、今回は一睡もせずに夢中になってしまった。劇場でよくわからなかった台詞回しや機微も読み(聞き)取れることができたし、あきらかに今回の方が面白かった。劇場で観るのは字幕だけと決めているんだけど、吹き替え版も悪くないかなぁ。
 「二つの塔」を観るのが今から楽しみでならない。予定では来週かなぁ。
 ということで、「ロード・オブ・ザ・リング」は壮大なる尻切れトンボなんかではなく、壮大な序章だったのだ。


エスニック日常的戯れ言

眠れない夜(03.2.18)

 今日の戯れ言は、昨日の更新後のお話です。ちょっと(かなり?)下ネタなので、下ネタ嫌いの方や食事中の方は読まないほうがいいかもしれません。また、昨日の更新をまだ読んでいない方はそちらを先に読まれることをお薦めします(こちら↓)。
 健康診断終了後、自宅で無事白い液体状の脱糞を果たしたんだけど、固形物の量が異常に少なかったことが気になった。前日の食事量から考えても、あまりにも水っぽすぎる。もしかしたら固形物は腸に残り、バリウムが付着して固化しているのでは・・・。そうなると、糞詰まり男となってしまうではないか。早くなんとかしなくては。
 夕食時に健保センターでもらった予備用の下剤を服用。午前中の実績では90分で効果が表れるはず。補助として、水を大量摂取する。夕食は根菜を多く食べ、ついでに牛乳と飲むヨーグルトもたくさん飲む。さすがに飲むヨーグルトはバリウムを連想してしまいちょっと躊躇したが、せにはらはかえられぬ。
 ところがいっこうにお通じの知らせが来ない。水っ腹でちょっと苦しくなってきた。でも来ない。まいった。翌日は江戸川河川敷での現場作業。トイレはほとんどなく、容易に大便をする草陰すらそこにはない。散歩中の犬の糞ならシャベルで拾ってビニール袋に入れて持ち帰るのがマナーだけど、人の糞はそうはいかない。
 意を決して11:00pmに昨春購入したコッコアポAを大量摂取する。何故そんなものを買い置き?と思われるかもしれないが、ぼくには生活環境が変わると便秘をしてしまうというか弱い一面があるのだ。
 睡魔は容赦なく襲ってくるが、便意はいっこうに訪れない。もしかしたら、肛門がこのまま石膏化してしまうのではないか・・・。困った。このまま寝てしまったら、寝グソ?
 1:00am、待ちに待った訪れがやって来た。急いでトイレに駆け込むと、白い固形物が。かなりうれしい。ところが便意は断続的に2:00amまで続いた。眠いけど、寝るわけにはいかない。眠い目をこすりながらも、トイレダッシュを繰り返す。困った。
 やっとベッドに潜り込むと、お2階の奥様の怒鳴り声。ここ数日、この時間になると奥様が怒鳴ってる。
 あぁ、眠れない。朝早いのに・・・。
 そんな思いをしながらも、今日は現場で便意を催すこともなく、無事1日を過ごすことができたのだ。しかし、トイレの便座の奥のほうには、白い固形物が水流に逆らって居座っている。流れない・・・。それは小学生の頃、親の健康診断の翌日のトイレと同じ風景だった。


エスニック日常的戯れ言

健康診断にいく(03.2.17)

 今の部署は誕生月になると健康診断がある。36回目の誕生日を5日後に控えた今日、健康診断に行ってきたのだ。寄る年波には勝てないようで、今回から(正確には35歳からだが去年は受けていないので)胃部X線撮影が診断メニューに加えられてしまった。いわゆる成人検診ってやつ。とうとうバリウムを飲むときが来てしまったのだ。昔、親が白いウンコしてたっけ。
 服を着替えて、まずは身体測定。今は身長・体重が同時に計れるだけでなく、体脂肪率まで計れてしまうなんて。そのためか、「カカトの位置がずれてます」なんてお叱りを受けたりして。
 続いて血圧測定。これも自動だけど、日帰り温泉で計りなれているので、すんなりパス。
 次は視力検査。こちらも自動になっていて、十字レバーで輪のあいている方を示すとか。係の女性がにこやかに言う。
「レンズに目をあてて、中のスクリーンを覗いてください」
 言われるままに覗き込むと、女性が怪訝そうに言う。
「まずは説明を聞いてください。説明を聞かないとできないでしょう!」
 いや、覗けって言うから覗いただけなのに・・・フライング。なんだか小学生に戻った気分だ。そういえば、検便を忘れた言い訳を必死にしていたおじさんもいたし。
 次は問診。名前を呼ばれて診察室に入ると、初老の女医さんが座っていた。机にはCPのモニターが。問診内容をカルテに書き込むのではなく、コンピュータに入力するのだ。医者といえばカルテにドイツ語だって思ってたのに。
 ところが女医さん、入力がスムーズでない。なかなか変換できずに何度もやり直し。しかも、ぼくは東京での検診が初めてで過去のデータがないため、入力することがいっぱい。思わず、「半角はF8です」ってアシストしてしまったのだ。
 問診でのハイライトは女医さんのこの台詞。
「岡本さん、以前からこんなに重い体重なんですか?」
 そんな・・・。デブを丁寧に言われたってなぁ・・・。
 診察室は2つあったんだけど、ぼく一人が問診を受けている間に、隣は3人が終わっていた。
 続く採血は相変わらず苦手な種目(っていうか、競技じゃないし)。あからさまに嫌な顔をしているそうで、看護婦さんから
「採血は苦手なんですか?」
といたわられる始末。でも、これもありかなと思い、ちょっと怯えた様子で「はい」と返事をすると、
「よく貧血で倒れられたりするんですか?」
 さすがにこれ以上か弱いキャラは押し通せなかった。中途半端なぼく。
 心電図は何事もなくすみ、聴覚測定へ。ヘッドホンから電子音が聞こえたらボタンを押すだけなんだど、音を聞き逃すまいと思うと緊張してきて、呼吸が速くなってくる。自分の呼吸音で、電子音が聞き取りにくくなってくるという悪循環。これもまた小学生なみ。
 胸部X線撮影の後、クライマックスの胃部X線撮影。手渡された紙コップには、とろ〜りとした白い液体が。これが噂に聞くバリウムか。見た目は飲むヨーグルト。これを飲み干すのか。
 そう思ったら、撮影技師が「まずは左を向いて一口飲みましょう」。そうか、一気飲みじゃないんだ。味はちょっと粉っぽい飲むヨーグルト。決して飲めない味ではないけれど、生ぬるいのがたまに傷。技師の指示に従い、何度かに分けてなんとか飲み干したんだけど、その後の発泡剤がつらかった。強烈な粉末ソーダ。うおっ、うおっ・・・。
「ゲップは我慢してくださいね」
 うぅ・・・。そのうえぐるぐる回されるもんだから、とても気分が悪いのだ。これが噂の成人検診だったのか・・・。
 検査はひと通り終わり、下剤を飲んで帰宅。下剤の効果がどれくらいかわからなかったので、ちょっと冷や冷やもので電車に乗るも、便意は来ず。ならば野暮用をと、今日発売のグリーンジャンボ宝くじを買うために長蛇の列に並んだら、来たぁ!とはいえ、せっかく並んだ列から外れるのは癪に触るし、近くにトイレもなさそうだし。ちょっと脂汗などかきながらも、なんとか宝くじを購入して、ちょっと内股で帰宅。急いでトイレに駆け込むと・・・、その先は書かないほうがいいでしょう。


エスニック日常的戯れ言

ふたたび岡山(03.1.7)

 自堕落な正月休みもあっという間に過ぎてしまい、昨日から再び岡山の山篭り。ところが、自堕落な生活に慣れていたためか、早々に風邪をひいてしまった。体温計がないので何度あったかはわからないが、頭痛と悪寒で身動きすらできない状態だったので、かなりひどかったのでは?
 とはいえ仕事を休むわけにもいかず、昨夜からバファリンをがぶ飲みして、現場立会い〜100km運転〜打合せ〜100km運転〜打合せというハードスケジュールをなんとかこなす。今日も口にしたのは牛乳とヨーグルトとお茶とバファリンだけ。これじゃ身体にいいわけないよなぁ。
 年末帰京するときに立ち寄ったJR岡山駅の喫茶店がちょっとマイブーム。女の子の制服がお気に入りなのよ。白いテラテラのブラウスに黒で背中が大きく開いたベスト、黒のタイトミニスカート。脚は黒のパンストか膝上丈の黒のストッキング(女の子によりまちまち)。それと・・・、あっいやっ、これは書けない・・・。とにかく、カジノの女性ディーラーみたいな感じ。好きなんだよなぁ。ゆえに、昨日岡山に着いたときも立ち寄ってしまった。ぼくの中では岡山一番の名所になってしまったのだ。写真を撮ろうかとも考えたんだけど、あぶない人と勘違いされそうなのでやめたのだ。そういえば年末銀座に飲みに行ったとき、後輩に「岡本さん、コスプレ好きですよね」と言われてしまった。否定できない情けないぼく・・・。
 高速道路走行中に懐かしの「モーニン、モーニン♪」。一瞬、あの岸田さとしが選挙に出るのかとびっくりしたのだが、よく見るとギャラリーの広告看板のよう。ここは岸田さとしの故郷だったのか。ぼくにとっての岸田さとしは「君の朝」と「1年B組新八先生」くらいしか知らないので、いったい何が展示されているのか、ちょっと興味あり。まずはギター。ドラマで使ったチョークや黒板消し、出席簿なんかも展示されているのだろうか・・・。そんなわけないよなぁ。


エスニック日常的戯れ言

年が明けました(03.1.1)

 正月だというのに、まるで何もする気が起こらない。なにせ、1年ぶりくらいに12月は働いてたのだ。岡山の山に篭もり、休みなしだったツケがどっとでているみたい。身体が「忙しモード」に慣れてないんだろうなぁ。
 出張前に掃除していった部屋がものの見事に小汚くなってしまった。年末の大掃除ならぬ、年末の大散らかし。現場から送った宅急便なんか、いまだに玄関に積みっぱなし。どうしたものかなぁ・・・。
 で、年賀状もまだせっせと書いている。これがなかなか進まない。そう言っている間に、郵便屋さんが年賀状を届けてくれちゃったりして、またあせる。悪循環だ。
 それでも正月といえばサッカー天皇杯決勝。鹿島vs京都、面白かったなぁ。下馬評を覆した京都の若い選手たちにただただ拍手。去年のセレッソ大阪も面白かったけど、勝てなかったから。あと、エンゲルス監督の手腕に脱帽だよ。2000年はカズとかベテランに頼ってJ2降格してしまったけど、若手主体にして2001年にJ1に昇格し、この快挙だもんなぁ。コンサドーレも見習って欲しい。でも、山瀬が・・・。頑張れ、今野!
 ぼーっとTVを観てたら(年賀状書けよっ!)、石田純一が笑点に出ていた。で、びっくり。おじぎをしたときの頭頂部が薄いっ!トレンディ俳優も老いるってことか。トレンディって言葉自体がもう死んでるしなぁ。


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