真夏の福岡初体験(18.8.3-5) |
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「ただいるだけで心拍数が上がる暑い福岡でした」 8月3日: 13時40分、福岡空港到着。もうすでに暑いです。昼飯まだだけど、なにも食べる気になれません。ならばと目的地の途中駅となる唐人町で有名な『おいしい氷屋』でかき氷を。14時に店に到着。店の外には多くの方が並んでいる。とはいえかき氷。回転も早いに違いない。ここから目的地までは15分。15時入り予定だけど15時30分までに入れば大丈夫なスケジュールだし。受付に名前を記入し、店前で待つ。ところが遅々として名前が呼ばれることはなく、時間が過ぎていく。15時、数組が呼ばれるもぼくの順番にはならず、これ以上待ったら確実に遅刻ということで、断念。泣く泣く目的地に移動したのでした。 3軒目はわがままを言い、後輩二人を引き連れて中洲上陸。屋台じゃないけど、札幌で知り合った福岡出身の通信長に教えてもらった焼酎Barへ。『焼酎ロマン 四丁目の杜』は中洲4丁目に位置するママが営む焼酎Bar。吉田羊似の気さくなままとの会話が面白くて。その後は後輩の親族が経営しているお店『酔り道 雅~みやび~』へ。ここでは美味しい一品をいただいて、気付けば4:00AM。 福岡、楽しい~~~っ。
当初の計画は7時ころに長浜の魚市場で朝食に魚定食をいただくつもりだった…。でも、へべれけで4時に寝たぼくにそんな力はなく、気がつけば9時。いますぐ朝食を食べる気にもなれない。だらだらと覚醒を促し、昼からの計画を立て直す。 福岡で食べたいもの…水炊きともつ鍋。でも、どちらも注文の際は二人前からなんてところが多く、一人じゃ食べにくい。調べてたら、最近人気のひつまぶしを鶏肉で模したとりまぶしを出す店『とりまぶし』のランチで、とりまぶし水炊き御膳(2,000円)が食べれるとか。ではそれいってみよう! 道すがら、とあるビルに長蛇の列を発見。何事?と思ってみたら、とんこつラーメンの一蘭の本社ビルだった。さすがにこの二日酔い状態で、とんこつはきびしいなぁ。 店に着いたのは開店直後の11時3分。しかし店はまだ開いていない。調理器具の不具合で仕込みが遅れているのだとか。ちょっと時間がかかると言われたけど、特にやることもないのでノープロブレム。とりまぶしは焼いたとりの精肉と皮がご飯の上に載っていて、最初はそのまま、次に薬味をつけて、最後は水炊きのスープをかけていただく。セットじゃない場合はこれに玉子がつくのです。水炊きはもう美味しいとしか言いようがない一品。鶏肉がやわらかくてたまりません。 味を堪能して店を出たら、店前に入店待ちの列が。人気店だったみたい。早く言ってよかった。
最寄り駅である唐人町って、福岡ドームがあるとこなんだね。この日も試合があったようで、ソフトバンクファンがいっぱい。目的の『おいしい氷屋』はやっぱり店前に人がいっぱい。でも今日は時間無制限で待っていられる。すごく暑いけど、アーケードがあるので直射日光は避けれるしね。 で、やっぱり待つこと1時間。やっと呼ばれてカウンター席へ。注文はおいしいきなこ(750円)。国産大豆使用の香ばしいきな粉と蜂蜜、自家製ミルクで仕上げたソースは濃厚かつクリーミーな仕上がりとなっています【HPより抜粋】。これがまた美味しい。ナッツ風味のきなこだけでもいけるというのに、下にはあんこと白玉も。並んだ甲斐があった。福岡にぼくのかき氷足跡を残すことができた。もちろん動画でどうぞ。
で、夜の部。先に書いた食べたいもののひとつ、もつを一人でいただけるところってことで、『此乃美 舞鶴本店』に開店を待ってチェックイン。ここではもつ鍋ではなく、串に刺したもつ(ホルモン)を鍋に入れて調理。カウンターだとそれを勝手にいただいて、串の本数で精算するシステム。これがすすむだよね.。 店員さんは女将(この日はいなかったが)と日替わりで女性店員が二人いらっしゃるそうで。珍しくお客さんの出足が鈍かったようで、カウンターにひとりのぼくは店員さんとずっとおしゃべり。つかみはもちろん「あっ、札幌から来ました」。これ結構万能なのです、旅のひとり飲みでは。ビールはサッポロの赤星ラガーがあって。もつには赤星だよね。つまみはもちろん串ホルモン。それと大手羽の甘辛煮。串ホルモン、とろけます。肉ばかりじゃいけないってことで、メニューで気になったニラQについて聞いてみると、「モロキュウのニラバージョンです」。これがニラ好きにはたまらない美味しさ。酒がすすむ。においが気になる人は気を付けて。
店に入ると初来店だけに、店主が好奇な目で。すかさず通信長の紹介というととても喜んでくれて。そしてまたも札幌。常連さんも加わり、会話が盛り上がる。 肝心のゴマサバ、ぼくはゴマアザラシのようにサバの一種かと思ってたけど、生サバを胡麻だれであえた料理だったのね。シメサバ好きなので生のサバなんて大好きに決まってる。そしてゴマの香ばしさ。よだれ出まくりでしょ。 そしてもう一品、明太玉子。やっぱり福岡は明太子でしょ。食べておかなきゃのマストおつまみだよね。明太子のしょっぱ辛みと玉子の甘みがまろやかにマッチングで、焼酎を引き立ててくれる。
最後は天神駅近くの、会社の後輩の高校時代の同級生がやってる『Bar梅ノ香』へ。すごく落ち着いたBarで、今回が2度目の訪問。でも、かなり酔っぱらってたのでなに喋ったかあまり覚えていない。でも、なんか楽しかったんだよね。 ということで、2日目は11時半で飲み終了。いや~楽しいなんてもんじゃない。 予定では朝からやってる「元祖博多めんたい重」を食べるつもりだった。でも、朝起きたときから固形物が喉を通るような感じじゃない。二日酔いもここに極まったか…というくらいで。でも、飛行機に搭乗する前に最後に一品福岡で食べておきたい。ということで、とりあえず福岡空港へ行き、時間ギリまで腹が減るのを待ってみよう。 ぼーっとした頭のママ空港へ行き、お土産なんかを買い歩いてると、面白そうなお店発見。フードコートのひとつなんだけど、『天神B.B.Q unisine』。BBQ?鉄板焼き?スパゲッティ?博多っぽさを求めて「めんたいも焼き」(1,280円)をオーダー。めんたいも?もってAND?などと考えてたら、ポテトサラダだったのね。”めんたい”と”いも”で”めんたいも”か。 これ、いろんなものがミックスされて、不思議な美味しさ。クセになりそうなやつでした。
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日常的戯れ言 |
知ってる神田と知らない神田、どちらも神田(18.5.3) |
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「大事なのは “変わってくこと”“変わらずにいること”」 若手二つ目が集う寄席に行こうと、神田を散歩。結構時間があるので、プラプラと眺め歩けるかななんて思いながらもまずは腹ごしらえから。 実は去年一度もうなぎを食べてなかったので、今回の上京ではぜひともうなぎを食べておきたい。うな重はもちろんだけど、肝焼きでビールをくーっとやりたいなと。調べたら、神田に老舗のうなぎ屋さんがあるというじゃないですか。その名も「神田きくかわ」。開店の5分前に店へ行くと、既に店内にお客さん。注文は11時からだけど、席で待たせてくれるという心遣い。そしてメニューを見ながらなにを頼むか考える。 ん?ランチはつまみ系なしなの?肝焼きでビールはお預けか。ではうな重を。うな重イは一尾、ロは一尾半載ってるとか。ビール飲まないんだから、ここはちょっと贅沢をして、ロ(一尾半、4,950円+tax)でオトナの贅沢を。 やわらかい・・・。そして皮のところのちょっとぬるっとした感じが好き。焼くときにそんなにタレを絡めていないようで、テーブルに好みでかけられるようタレが置いてある。なるほど。個人的にはタレが炙られたこうばしい香りも好きなので、評価が分かれるところかも。とはいえうなぎを贅沢に食べ、満足満足。
ちょっと寂しい思いになって寄席の方へ歩いて行ったら、中央線旧万世橋駅に『マーチエキュート神田万世橋』なる商業施設ができていた。中の店はお洒落でぼくにはあまり縁がなさそうなんだけど、真ん中に休憩所があって大正初期の万世橋駅ジオラマが展示してあって。レンガ造りの駅舎に洋風な建物たち。大正ロマンってやつが味わえる楽しい空間となっている。
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日常的戯れ言 |
カキフライに別れを告げて(18.4.17) |
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「どうしても今シーズン食べたかった人気のカキフライ」 人形町でランチをする機会が多く、毎回どこで食べようか楽しみで通っている。その中でもずーっと気になっていたのが『三友』。カキフライで有名な店なんだけど、カキフライはRのつく月しか出していない。ランチの営業時間も11:00~13:30と短く、いつも並んでいるのでなかなか入れない。その上、土日は休みときたもんだ。東京出張が人形町食べ歩きのベースとなっているぼくにとっては、とても敷居が高いのだ。おかげで去年も一昨年も涙をのんだんだよね。 でも、今年こそはどうしても食べたい。そんな気合で3月の東京出張時に、往路の飛行機をいつもより一本早め、行列上等で挑んだところ…飛行機が遅れていつもの時間に羽田到着。これで今年も終わったか…と泣く泣く諦めた矢先に急きょ決まった東京出張。これはもう神の啓示に違いない。Rのつく最後の月にめぐってきたエンジェルパス。そりゃもう飛行機いつもより2本早めて行くでしょ、これは。早起きは三文の得と言いましょうか。おかげで違ういいこともありまして。 店に到着は11:05。残念ながら一巡目の客が既に入店し、店の前には4名の列。これなら二巡目圏内だから、11:30には入店できるはず。まぁ、もっと時間がかかろうとも、今日は迷わず並ぶんだけどね。 噂にたがわぬデカいカキフライ。これはコロッケか?と見まがうほどで。中を割ると小粒のカキがいっぱい詰め込まれたどえらい一品。小粒のカキって味が濃縮されてるじゃない。それが密集してるんだから、味も農集しているのだ。しかも、熱々なのにカキが程よくナマの状態を保っていて、たまらんです。口の中がカキエキスで満たされ、「この味を9月まで忘れるなよ」って言われているみたい。 あぁ、今シーズン食べることができてよかった。そして来シーズンも食べにこよう。
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日常的戯れ言 |
四谷でリベンジ、カキバター(18.1.12-13) |
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「待つことが味を一層引き立てる…そんな想いに駆られる一品」 12日、午後から四谷だったので、四谷でランチを探したところ、カキバター焼定食なる実に美味そうなのを発見。行列必至の店らしいんだけど、時間に余裕はあるので行ってみた。四ツ谷駅すぐの「かつれつ四谷たけだ」。
それでもこれだけの人が列をなすってことは、他のものも美味しいに違いない。そこでお店おすすめ「特撰もちぶたロースカツ定食」(1,380円)を注文。そこから待つこと15分。やっと入店できました。 さすが、行列店のロースカツは美味しかった。店員さんおすすめのテキサス岩塩で食すと、脂のカロリーがオフになった気になるのはぼくだけ?
開店前に行ったというのに既に長蛇の列。店員さん曰く、ぼくの二人前で席数がいっぱいになるので、入店時間が遅れるとのこと。お急ぎなら…って言われたけど、それで立ち去るような軟弱モノではないのだよ、ぼくは。もちろんステイで「カキバター焼定食」(1,450円)を注文。11時の開店で列が一気に店内に飲みこまれたけど、無情にもぼくは入れず。それから待つこと30分。ようやく入店です。 入店まもなく提供されたカキバター焼定食は、待った甲斐があるってほどの一品。バター焼といってもソテーなんだよね。これがもう、美味くてたまらない。大粒のカキのプリプリだけど柔らかい食感といい、バターソースの濃厚さといい、まさにぼく好み。たっぷりかかったバターソースは、付け合わせのキャベツの千切りに絡めてもまた美味しい。 最高です。昨日からのお預け状態も、この美味を最高の状態で味わうために必要なプロセスだったと思えてきます。しあわせだなぁ。
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日常的戯れ言 |