エスニック

sportsな戯れ言'05


sportsにまつわる戯れ言を掲載しています。


コンサドーレ札幌vsザスパ草津戦を観戦する(05.12.3)

 今季最終戦。相手は最下位のザスパ。絶対に勝たなければならない・・・いや、勝って当然の試合なのに、立ち上がり早々曽田のミスであっさり先制される。なんだよ・・・。
 でも、そこからは終始ボールを支配して、デルリスのクロスを清野が決めて同点。デルリス負傷退場で交替した石井謙伍が後半に自身J初ゴールで勝ち越し。もっと点を取るチャンスはあったものの、2-1でタイムアップして、最終戦を飾ったのだった。
 とにもかくにも決定力がなさ過ぎる。今季昇格争いに加わりながら、第4クールは勝ちきれずに失速してしまったのがよくわかる展開だった。この試合のMVPに選ばれた謙伍がヒーローインタビューで『点を取れるチャンスがいっぱいあったのに・・・』と反省していたが、まったくその通り。GKと1対1となりながら決められないシーンが何度あったことか。最年長Jリーガー・小島の気迫に負けたのか。

ヒーローインタビューの謙伍
 今季限りでチームを去る選手も最終戦のピッチに立った。ボランチでフル出場した田畑と途中交替の三原。田畑なんてバリバリのレギュラーだし、どうして戦力外通告なの?と首を傾げたくもなるんだけど、コンサの更なるレベルアップのためには避けて通れない選択なのかもしれない。今日も全力プレーを見せてくれたので、移籍先も見つかるでしょう。先日長女が誕生したばかり。今日はコンサがゴールを決めるたびに揺りかごダンスが披露され、ちょっとウルウルしてしまった。
 三原は背番号10を背負いながら、怪我に苦しんだ3年だったけど、最後に訪れたFKのチャンスにはサポーターから大声援が湧き起こり、いかに愛されていたかがうかがえるシーンだった。惜しくもボールはサイドネットを揺らしたんだけど、いいボールでした。

札幌で最後の三原のFK
 ほかに岳也(堀井)も戦力外通告を受け、退団が決まってしまった。どん底だったチームの中で前線から駆け回る彼のプレーはチームに不可欠だったので、怪我さえなかったら・・・と悔やまれるのだ。
 そんな中、来季に向けての希望も。全日本U-18選手権でコンサユースを準Vに導いた立役者の一人、藤田征也が途中交替でJ初出場を果たしたのだ。ユースでは主将を務める右サイドのMF。右MFは徐が戦力外通告を受け、岡田もプレーに波の大きい選手だけに、期待の大きさが伺える。なにより彼は札幌啓成に在学中ってことで、ぼくの後輩になるんだよね。これは応援しなくては。
 
ゴール前でこぼれ球にチャージする藤田征也
 結局6位でシーズンを終えたコンサ。昇格争いといいながらも、17勝12分15敗得失点差-3は昇格できる成績ではなく、リーグの真ん中にふさわしい成績。勝ちきれなかった引き分けや、終盤に決められた負け試合をいかに粘り強く勝ち点に結び付けられるか。来年の大きな課題です。
 セレモニーで柳下監督がトップ3を公約し、アクションサッカーの完成を宣言。本当に強い、フロックで昇格争いをするのではなく、誰もが認める強いチームとして昇格争いできるよう、期待しています。

全選手感謝の気持ちです
 ぼくの今季の観戦成績は3勝3分4敗。残念ながら負け越してます。来年は大きく勝ち越してもらいたいものです。


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コンサドーレ札幌vs水戸ホーリーホック戦を観戦する(05.11.6)

 苛立ちが歓喜に変わり落胆へ。そんな試合だった。
 昼間の試合で3位甲府と4位仙台が勝ち、5位コンサとしては絶対負けられないナイターホームゲーム。サポーターもこの試合の意味を十分理解しているようで、熱のこもった応援が続く。その声に後押しされるが如く、前半は押しまくるコンサ。なのにシュートはサイドネットにかかるばかり。全員で攻めることを覚えたコンサに頼もしさを感じるものの、決定力不足にエメとウィルが恋しくなってしまう。
 後半、混戦の中で西谷が足を故障してしまったようで、ピッチから退く。移籍してからコンサの攻撃を引っ張ってきた功労者だけに、この試合の、そして残り試合の攻撃に暗雲が。
 でも、この日のコンサはひと味違った。コーナーキックからの混戦の中で、清野が決めて先制点。場内には歓喜の声がこだまし、誰もがいけると確信した。それなのに・・・。
 終盤、フリーキックから完全にマークミスで同点に追いつかれると、そのままタイムアップ。順位こそ5位のままだけど、4位とは勝ち点3、3位とは勝ち点6の差がついてしまった。得失点差がマイナスのコンサには、絶望的な引き分けだった。
 残念ながらJ1昇格の夢は限りなく遠のいたと言わざるをえない。よほどの幸運に見舞われないと、コンサの力だけではどうにもできないのだから。
 でも、去年の成績から比べたら、その成長振りは誰もが認めるところだろう。砂川、岳也、上里の離脱がなければ・・・。そんなことさえ思えるようになったのだ。だから、残る試合も全力で勝ちに行ってもらいたい。勝利の女神とやらが幸運をもたらしてくれるかもしれないし。


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コンサドーレ札幌vsヴォルティス徳島戦を観戦する(05.10.01)

 やっと勝った。第3クール終盤で悪夢の4連敗。昇格圏内から大きく脱落したコンサにとって、第4クール初戦にして聖地・厚別陸上競技場今季最終戦はどうしても負けられない試合であり、すべてのかかった試合だった。
 砂川・岡田を出場停止で欠き、デルリスも負傷でベンチスタート。選手の配置を変えての試合となっただけに、結構不安も大きかったんだけど、これが結構ハマってた。なによりも浦和から新加入の西谷の存在と、怪我から復帰し攻撃的MFを務めた相川。この二人が攻撃を終始引っ張っていた。西谷がボールを持つと相川が走りこむ。FW2人と相川がきっちり前線に詰めるので、枚数が足りるのだ。西谷は左サイドを駆け上がったり、中央に切れ込んだりとハツラツプレーを連発し、ナイスクロスや絶妙なスルーを出してくる。中山・清野がついてこられないのが悔しいんだけど、見ていて期待できるプレーでいっぱいだった。
西谷が持ったら3人はGO!
和波をダミーにして中央に切れ込む西谷。キレてます。
 先制は西谷〜相川〜清野と渡ってのゴール。気持ちいいほどきれいな流れだった。2点目は相川が持ち込んで、GK弾いたところを自分で押し込み、復帰の祝砲。FW2人、特に中山が再三の決定機を逃したのにはガッカリ。早くデルリスにフル出場してもらわなくては。
 それと、左DFに入った和波ががんばった。左MFのときはダメダメだったのに、今日は堅実かつ執拗なプレーで要所を押さえていた。攻めも守りも・・・ってポジションだとどちらも中途半端になってしまうけど、選任させればまだまだ使えるということか。
 今日は本当に気持ちのよい勝ちゲームだった。でも、相手は格下。こんなゲームを福岡や山形相手でもやってもらわねば・・・さすがに京都相手じゃ難しいだろうけど。あと残り10試合。とにかく勝ちを目指して懸命なプレーをして欲しい。

今日は胸を張って晴れやかなのだ
 そうそう、マッチデープログラムのプレゼントで日本代表テディベアが当たった。ちょっと微妙。


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コンサドーレ札幌vsアビスパ福岡戦を観戦する(05.9.18)


今節も頭を下げる面々。
この光景、もう見たくないんだけど・・・
デジカメを忘れたので携帯電話のカメラで撮影。
 上の写真がすべてを物語っている。1−3の完敗。鳥栖戦のように致命的なミスの連続で大量失点したわけではない。あきらかに相手よりも劣っていたための大量失点としか言いようがないのだ。これがコンサドーレの現在の実力なのだ。
 前節までの2連敗で、昇格争いの崖っぷちだった。それでも2位アビスパから勝ち点3を奪うことができれば、まだ芽はあると思っていたのに。それだけ大切な試合だったというのに、覇気のないまま負けてしまった。それこそが現在のコンサなんだろう。情けない。
 林もデルリスも鳴り物入りしたのに、すっかりコンサのレベルに落ちてしまった。郷に入っては・・・ってことなのか、朱に交われば・・・ってことなのか。
 ヤンツーさん、ぼくらに希望の光を与えておくれ!


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コンサドーレ札幌vsサガン鳥栖戦を観戦する(05.9.10)

 リーグ戦も3分の2を終了し、昇格の狙える3位につけた。昨年の低迷ぶりから見たら物凄い進化だ。サポーターはかなり浮かれていたと思う。昨夜も「2位になって自動昇格もいいけど、入れ替え戦も観てみたいよね」なんて言いながら酒を飲んでいた。
 まさか選手も浮かれていたわけではないだろう。それにしても、格下・鳥栖相手の大差負け(0-3)は、あまりにもふがいないものだった。
 ピッチの中の神様、守護神・林が慌てたのか、軽率なプレーで1点を献上すると、後半にも連携の悪さや飛び出しミスで2点を失う。攻撃陣は序盤こそ押せ押せだったものの、先制されてからは萎縮したかのようにミスのオンパレードで、糸口すらつかめなかった。完敗。J1を狙えると浮かれていた気持ちが一気にしぼんだ。
 J1への可能性はまだまだ残っている。可能性のある限り狙うのは当然のこと。しかし、これまでの試合を見る限り、DF西澤や左MF和波の衰えは顕著だ。若手の台頭を期待したいのだが、若手起用よりも現状維持で勝ちを目指すべきなのか・・・。このままではダメなことだけはハッキリしているのだが、どうしたらいいのやら。
 とにかく柳下さんには勝つためにしなければいけないことを、選手に教え込んでもらうしかないのだ。
 それにしても悔しすぎる1敗だった。

うなだれる面々。もっとしっかりしろよ!


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コンサドーレ札幌vsベガルタ仙台戦を観る(05.8.13)

 なんという清々しさ。”痛快”という言葉がピッタリの快勝だった。2−1の逆転勝ち。終盤怒涛のゴールラッシュ。「ダメか・・・」と諦めかけていたぼくが恥ずかしい。選手達は諦めていなかったんだから。
 なによりもうれしいのが、若手選手が台頭し、活躍していること。今日のスタメンは8人が23歳以下。過去に山瀬や今野、宏太が若手で活躍したけれど、あくまでベテラン主体がチームカラーみたいだったのに。砂川や岳也が負傷欠場しているとはいえ、コンサの将来を担う選手達でキッチリ勝っているのがうれしい。司令塔に成長した上里一将、春は出遅れたけどボランチ争いでリードした鈴木智樹、右サイドを駆け上がった岡田ゆっきぃ、ジュビロに返したくない加賀健一、守護神・林卓人、点には絡めなかったけど走り回った相川進也とデルリスのFWコンビ・・・。そして、切り札・石井謙伍。札幌ユース出身のルーキーFWが流れをキッチリ変えてくれた。元気の同点弾は謙伍のミドルシュートがバーに当たって跳ね返ったところを詰めてのもの。その後も攻めのアクセントになってたし。他にもイキのいい若いのがいっぱいいる。勝ちながら育ってる・・・楽しみだ。
 だからといって手放しに喜んでばかりもいられない。軽いプレーの連発が、ベガルタに先制点を与えてしまった。和波の弱い横パスを奪われてのシュートは運良くゴールマウスを外れたけど、池内の弱い横パスを奪われて加賀がファウルで止めた後のFKが点となってしまった。攻め続けていた時間のミスだけに、なんとも悔やまれる。意識をもっとしっかりと保ってプレーしなくては。
 池内の逆転ヘッドには狂喜乱舞。なんと頼れる点取りDFだこと。ポカも多いけど。
 ベテランと若手がうまく融合している。伸び白は計り知れないチーム(褒めすぎ?)に成長している。ヤンツーさんの指導が確実にチームに浸透している。北海道の短い夏のが過ぎ去ると、実りの秋が待っている。わくわく。

逆転ヘッド炸裂、ガッツポーズの池内(右端)


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コンサドーレ札幌vsヴァンフォーレ甲府戦を観る(05.7.9)

 ついにこの日がやってきた。
 仕事を明日に順延し、『スターウォーズエピソード3』の公開初日も我慢して、聖地・厚別陸上競技場に行ってよかった。
 ぶっちゃけ、勝てるなんてこれっぽっちも思っていなかった。勝ち点3差の甲府との間には、勝ち点以上に実力の差があるように思われた。前節山形同様、スムーズなボール回しに翻弄されっぱなしで、前半早々に先制点を許してしまう。またか・・・。
 しかし今日は違った。なんと言っても殊勲は甲府の背番号10・藤田くん。前半終了間際に自爆してくれました。イエロー直後に審判に文句をつけて即退場。こうなると俄然コンサペース。1人多けりゃうちらだってやれるんです。
 後半に入り、セットプレーからDF池内が同点弾。さらに混戦からまたしても池内が逆転ゴール。とどめはFW相川。怒涛の攻めで逆転勝利!

これは相川が外したヘッドです
 観戦5試合目にしてやっと勝った。うれしい。でも、ゴールはずべて反対側だったんだよなぁ。
 喜んでばかりもいられない。課題もいっぱいの試合だった。退場者が出なかったら、流れを変えることはできなかったんじゃないか?
 とくに苛立ったのが、前の選手が流れの中でシュートを放たないこと。全得点セットプレーからのもので、同点・逆転ゴールを決めたのはいずれもDFの池内。DF陣は攻撃にあがったあら戻る時間を稼ぐためにも積極的にシュートする。それが功を奏したのかもしれないけれど、その姿勢を前の選手も持って欲しい。印象的だったのが退場者が出た前半終了間際。多勢に無勢でゴール前に攻め込んだコンサはペナルティエリア付近で右へ左へとボールを回すばかり。結局誰もシュートしないままタイムアップ。あまりにも消極的というか、みんなで責任逃れしあってるみたいで。
 とにかくラッキーでも勝ち点3をものにすることができたんだから、これを弾みに次節も続く上位の潰し合いに挑んで欲しいのだ。
 今日気になったのは甲府の旗振り。女性なんだよね。


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コンサドーレ札幌vsモンテディオ山形戦を観る(05.7.2)

 札幌にも夏が来て、晴天の聖地・厚別陸上競技場。札幌ドームもいいんだけど、やっぱりサッカーは空の下で見るほうが気持ちいい。コンサ・カラーの愛車JAGUARにまたがって、意気揚々とサッカー観戦・・・。
 ハッキリ言って今日の試合、J2対ユースの試合かと思った。当然コンサがユース。レベルが違う。開始前まで勝ち点差1でコンサが上回っていただけに、格上としての試合が楽しめると思ったのに、ふたを開けたらまるで逆。あまりにもつながるモンテディオのパスワークに、コンサはなす術なし。前半こそ0-0だったけど、なにもかもコンサのほうが下回っていた。あそこまでやられると、モンテディオの巧さに見惚れてしまうくらい。
 試合前まではJ1昇格が見えてきたと喜んでいたんだけど、今日の試合を見る限り今のコンサにはその資格がないような気がする。もっと集中して玉際に強くならないと。貪欲に前を目指し、ゴールに向わないと。
 気温同様、コンサ・サポーターはあまりのふがいなさにヒートアップするばかり。試合後挨拶に向った選手達に容赦なく罵声が浴びせられた。でも、プロなんだからひどい試合したら当然の報いだと理解して欲しい。そして悔しさをバネに強くなって欲しい。
 にしても、ぼくが観に行くとなして勝てないっ!これで2敗2分。4試合で1得点。ぼくはコンサの負け神様なのかなぁ。顔と腕が日焼けで真っ赤。痛い一日だった。
 涼しかったのは選手入場後、ビッグフラッグの中に入ったときだけだったなぁ。


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コンサドーレ札幌vs徳島ヴォルティス戦を観る(05.6.11)

 前節は仙台に大敗したものの、第2クールに入って好調をキープしている我らがコンサドーレ札幌。相手は格下の徳島だから、三度目の正直で今度こそ勝ち試合を観せてくれるに違いない。そんな期待に胸を大きく膨らませて、札幌ドームに行ってきたけど引き分け。しかもスコアレスドロー。ああ・・・。
 今日のコンサを観る限り、なんで3連勝できたのかがわからない。真ん中に固執したかのようなパスばかりで、サイドへの展開は少ない。ボール回しもとても遅く、ボールを足元に納めてから出しどころを捜し、横か後ろにショートパス。たまに観せる大きな展開は、誰もいないところへのロングパス。
 対する徳島はピッチを広く使ってスペースを作り、少人数で早く確実なパス回しをしている。コンサの目指す『Action & Movingサッカー』そのものって感じ。なんだかなぁ。
 それでも無失点で試合を終えられたのは、1ボランチに入った西嶋と3バックの真ん中・曽田、GK林の頑張りがあったからか。特に曽田は成長したなぁ。あの凡ミス王が・・・。喜ばしい限りなのだ。
 攻撃陣はもっと奮起して欲しい。誰が・・・というのではなく、みんなダメダメだよ、こんなゲームしてちゃ。
 それにしてもぼくが観に行くと勝てないってことは、観に行っちゃダメってことなのかな・・・ぼくは。

序盤、絶好の位置での砂川のFKっ!

しかし、バー直撃・・・
これが決まっていたら、流れが大きく変わっていたかもしれないなぁ。


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プロ野球セ・パ交流戦
北海道日本ハムFIGHTERS vs 阪神Tigers戦を観戦する(05.5.7)

 札幌に戻ってきたら、やっぱりファイターズファンにならんといかんかな・・・と思い、まずは今年から始まったセ・パ交流戦の阪神戦を観に行った。チケットを購入したときは阪神Side(一塁側)は既に売り切れで、日ハムSide(三塁側)はかなり余裕があったはずなのに、札幌ドームに行ったら三塁側は満員状態。一塁側にはかなり空きが・・・。やっぱり道民はファイターズファンなのね。
 札幌ドームにきたら恒例のお弁当購入。ちゃんとファイターズ用の弁当があるのね。ぼくはファイターズ弁当食べたんだけど、これかなり美味かった。野球観戦の際はおすすめです。
 昨日はスタメンから外れたSHINJOがダースベイダーのコスチュームで始球式をしたらしいんだけど、今日は高田延彦だった。プロレスイベント・ハッスルのモンスター軍総統なんだとか。U.W.F.の頃の高田延彦はもう何処にもいないのね・・・しばし感傷に浸る。
 それにしても両軍のマスコットのサービス精神旺盛なこと。試合前のみならず、イニングの間や試合後まで、コミカルな動きで観客を沸かせてくれる。とてもよいファンサービスになっている。いいねぇ〜。
B・Bのラリアットが
トラッキーを直撃!
でも二人は仲良し。
 さてさて、いよいよ試合に突入。ファイターズ・入来、タイガース・下柳の両ベテランの先発ということで、ほっ。だって、名前の知らないピッチャーだったらさびしいじゃない。下柳には『岩田鉄五郎』を目指して欲しいと思ってるのはぼくだけだろうか。いつまでも現役を続け、「にょほほほほ〜んっ」なんて叫びながら投げて欲しいよなぁ。入来は昨年スカだったから大丈夫かなと心配していたが、今日は気合が入りまくっていた。初回にツーアウトから四球と金本の2塁打でピンチを迎えるも、相手の走塁ミスでなんとか凌ぐと、その後もランナーは出すものの6回までを0点に抑える。下柳も似たようなピッチング。

金本の2塁打

小笠原空振り三振
 両先発が降板した7回に試合が動く。タイガース、代打・桧山の2塁打の後、ワイルドピッチで労せず1点。一方ファイターズは代打・稲葉がタイガースの勝ちパターン・ウィリアムズからソロ・アーチ。今ひとつ締まらない流れのまま延長へ。
 延長に入ったら両軍の抑え陣(F・横山、Michel、T・久保田、江草)がいいピッチングを披露。引き分けでお終いか・・・と思ったら、ファイターズ・ワンアウトから金子がヒットで出て、ツーアウトになった後で稲葉・木元の連続ヒットでファイターズのサヨナラ勝ち。
 両軍とも連打がサヨナラの場面しかなかったってことは、かなりの拙攻だったということ。胸を張って「投手戦です」といえる内容でもなかったし。きっと引き分けのまま終わっていたら、ただ長いだけの実のない試合って印象だったに違いない。そういう意味で、勝敗が決して本当に良かった。
 5時間を越える長い試合の末の劇的勝利だけに、すごく盛り上がる札幌ドーム。ガッツ小笠原の4三振とかSHINJOの欠場とかというさびしい面も多かったけど、初観戦でこんな試合観せられちゃったら、ファンにならなきゃいけないのかも・・・。でも、レプリカユニフォームのサイズがLまでしかないんだよなぁ・・・。それだときついんだよなぁ・・・。


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コンサドーレ札幌vsアビスパ福岡戦を観る(05.4.23)

 今年も開幕からもたもたしているうちに、気が付けば指定席(最下位)に近づいているコンサドーレ札幌。サポーターとしては早く巻き返しを図って欲しいと願うばかり。願ってばかりじゃ思いも伝わらないだろうと、今季2試合目の観戦。前回は『コンサドーレかつ弁DX』を食べたのにふがいない負け方をしてくれたので、今回は『コンサドーレ必勝弁当』を食べて、まさしく必勝祈願なのだ。
 なんて考えてたら、先制されてたよ。序盤はテンポよく攻めてたのに決められず、カウンター気味にゴールラインまで攻められたボールのクリアが相手へのチャンスボールになって、センタリングからシュート。まったくなぁ。「どうでもいいから蹴っておけ」というのがありありのクリアからの失点。意図のまるで感じられないプレーだけに非常に残念。体勢的に大きく蹴り出せないのなら、中央にクリアするのはご法度だろうが・・・。スローイン、コーナーキックでもよかっただろうに、実に意味のないワンプレーからの失点だった。試合自体コンサが終始押していただけに、なんとも悔やまれるプレーだった。
 試合は土壇場ロスタイムで中山元気が今季初ゴールを決めて引き分け。場内ぼくを含めて劇的なゴールで大盛り上がりしたけれど、冷静に考えればあまりにも遅すぎる。中山のFWとしての、特にポストとしての今日の働きはあまり褒められたものではなかったし。中山が前線でボールに触れば、チャンスの確率が大きくなるんだから、足でも頭でも胴でも尻でも、手以外なら何処でもいいから、まずは触ってくれといいたい。
 この試合、右ウィングバックの岡田が効いていた。砂川とボールを上手く回すし、縦へ中へと勝負していた。このため攻撃が右に偏重し過ぎたけど、コンサが押す展開に持ち込めた最大の要因だったと思う。
 それに対して左サイドがあまりにも弱すぎた。和波の欠場というアクシデントはあったけど、あまりにも機能していないような。終盤、右サイド岡田との交替で徐が出場したけれど、二人とも右サイドしかできないのかなぁ。どちらかを左で使えれば、サイド攻撃にもっと厚みが出るだろうに。
 あとは絶えず意図を持ったプレーを心がけてくれれば。明らかに判断が遅い場面が多く見られるし、決定力不足だって意図を持って撃つようにすれば少しは向上すると思う。「あとはボールに聞いてくれ!」ってプレーはもうよしましょうよ。
 負け・引き分けときたんだから、次こそは期待しているよ。

前半の中山のヘッドはゴールを外れる


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コンサドーレ札幌vsサガン鳥栖を観戦する(05.3.13)

 今季大事なホーム開幕戦。北海道滞在を延長して観に行ったというのに負けた。しかも退場で一人少ない相手に点を入れられて。昨年の試合はひとつも観ていないので、チームの成長度などを語れはしないのだが、淡白であっさり負けたという印象しか残らない試合だった。ドームを赤で染めあげたサポーターの熱気が届いていたのかと、声を荒げたくなる試合だった。
 ボールの支配率こそコンサが上回っていたが、前半から鳥栖のカウンターが面白いように決まり、冷や汗の連続。相手のミスとポストに助けられた。
 コンサはFWが前線に孤立する。がんばってポストしたりキープしても、フォローがないため引いて守る相手にすぐに囲まれてしまう。MFは低い位置でボールをセーフティに回し、唐突にロングボールを前線に送るだけ。攻めているといいう印象がまるでない。そんで、横パスをカットされてあわやのシーンを作られるのだから、目も当てられない。
 失点シーンは明らかにGK高原の判断ミスだが、試合全体を通して3バックのマークが外されっぱなしだったことを考えると、致し方ないとすら思えてしまう。
 今季キャプテンに任命された和波には不満が残りっぱなし。サイドでボールを受けるとバックパスか横パスか中央に入るだけ。相手はゴール前を固めるだけなので、和波へのチェックはたいてい一人。その後ろには大きなスペースがあるとなれば、勝負して抜いてクロスを上げろというもの。なのにただの一度も勝負しなかった。俊輔や伸二がサイドをやっているんじゃないんだ。サイドを専門とするプレイヤーだったら、チャレンジは当然だろう。その間に2列目3列目がゴール前に押しあがることもできるんだから。逆サイドの岡田や徐は精度こそ低かったが、チャレンジはしていた。キャプテンなんだから、もっと周囲をプレーで鼓舞しなきゃ。
 砂川も精度の低いアウトサイドダイレクトパスばっかり出していないで、もっと前に上がれって。
 まだまだ年齢以上にプレーも若すぎるチームなんだから、経験ある人間が率先して引っ張って言ってくれなくっちゃ。
 柳下監督の苦悩は続くだろうなぁ。石水さん、モストボイを獲得してくれ!
 以下に写真を・・・。かなり悔しいので、写真も小さめに。

雪の中の札幌ドーム

日ハム小笠原

赤&黒で染まってます

必勝祈ってかつ弁食す
とんかつは入ってない

コンサドールズのYMCA

柳下監督コンサ見捨てないで

負けちゃった〜

うなだれる選手に野次が飛ぶ


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