エスニック

sportsな戯れ言2010


sportsにまつわる戯れ言を掲載しています。

『Aiプロジェクト稲葉篤紀トークショー』を観る(10.11.26)

 愛車・珍クンを購入したディーラーがファイターズのスポンサーおよび稲葉篤紀の個人プロジェクトに賛同しているということで実現したトークショーに招待された。車を買って大満足なうえに、こんな喜びもあるなんて。
 まず思ったのは、「稲葉デカっ!」「胸板厚っ!」。
 次に思ったのは、「やっぱり爽やか」。
 トークショーの中身をすべて書き出すことは困難だけど、かいつまむと・・・。北海道が好き、ファイターズが好き、来年はやるってところか。えっ?はしょりすぎ?
 今年のファイターズの総括はとにかく不本意。でも来年はダル残留、佑ちゃん加入、若手台頭など強くなる要素がいっぱいなので期待して欲しい。その中で稀哲は大切な存在なので、残って欲しい。なんてことを、笑いいっぱいで語ってくれた。
 そして北海道の子供たちやエコを対象とした『Aiプロジェクト』について。「稲葉って、本当に北海道のこと好いてくれてるんだ」ということがすごく伝わって、なんかじ〜んときちゃった。「応援してくれるファンへの恩返し」と言ってくれるけど、それほどファンを大切に思ってくれるなんて・・・。
 プレゼント抽選会では予定になかった写真撮影の許可や、プレゼンたーを自ら買って出てくれたり、その人柄におじさんはやられっぱなしですよ。「いつかは監督やコーチとしてチームに残りたい」って発言、ぜひぜひ状態だもん。


稲葉さん、爽やか&トーク上手

この車でAiプロジェクトは全道を回ります

もれなくもらえるQUOカードと抽選で当たったサインボール
 とにもかくにも、リーダーとして背中でチームを引っ張る『41』を、いつまでも応援したいって素直に思えるトークだった。
 来年は今年の倍の高さまで稲葉ジャンプするんだもんっ!


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コンサドーレ札幌vs徳島ヴォルティス戦を観戦する(10.11.23)

 今年のJ2も残りあと3戦。コンサのJ1昇格は消え、砂川・藤山・箕輪のベテラン勢に加え、吉弘までがチームを去ることが決まったにもかかわらず、怪我人と出場停止で砂川・藤山・吉弘をスタメンで起用せざるを得ないなんて・・・。来季に向けた戦いを望んではいるんだけど、その前に試合を消化するのがやっとのありさまとは、いと情けなし。
 それでも1万人近い観客が入ったんだから、それに報いる試合をなんとしてもお願いしたいところで。



 まったく進歩がない試合展開。ボールは持てるしまわせるけれど、誰もシュートを打とうとしない。PKエリア内の密集でボールを回そうとするなんて、スペイン代表か?それだけの技術があってのパス回しなら納得するけど、そんな技術持ってる選手いないだろ?
 なんでもっと思いっきり勝負しないかな。スペースがあったら持ち上がるとか、前が空いたらシュートを打つとか。石崎監督はそれすら禁止しているのかな?
「いい試合しているが勝てない」とよく聞くが、勝てないのが続くということはいい試合していないってことだよね。だって、勝つことを目標に試合してるんだもん。むしろ押し込まれて耐えて勝った千葉戦の展開を毎回やったら・・・って思っちゃう。
 なんてネガティブになっちゃいけないんだよね。まずはサポーターが信じて応援しなくちゃね。とても痛みを伴う応援だけど。
 今日の試合はそのかいあって見事勝利。なにやってんのってゴール前の混戦が数度続いたあと、こぼれ球のクロスを西嶋がドンピシャヘッド。待望の先制点に湧き上がるサポーターたち。
 これが観たかった。もっと観たい。もっと攻めて、もっと決めて欲しい。



西嶋、会心のヘッド!
 残念ながら今日はここまでだったんだけど、徳島の反撃をなんとか凌いで勝利。もっとアグレッシブに勝ちを意識して攻め込んで欲しかったけど、それは最終節のお楽しみということで。
 途中、守護神・高原が負傷退場。エース内村も累積警告で次節は出場停止。野戦病院状態がさらに続くけど、横野のゴン譲りのチェイスなど気持ちの入ったプレーもあったことだし、もっともっと前に進んで欲しい。
札幌 1 0-0
1-0
0 徳島

後半22分(札幌)西嶋



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コンサドーレ札幌vsジェフユナイテッド千葉戦を観戦する(10.11.7)

 ついに中山隊長までもが手術のなった。その上、長年コンサを支えてきたベテラン・砂川の今季限りでの退団発表。続いて藤山、箕輪も退団表明。秋風どころか来季へ向け吹雪が吹きまくっているような今のコンサ。J1昇格を逃したことの意味が、現実として降りかかる。
 残り6試合、来季に向けた戦いをと言いながらも、核となるべき選手が怪我で出場できないとなると、なにが来季につながることなのか?
 そこで少し考えた。やはりがむしゃらにプレーして勝つことしかないのではないか。勝ち癖をつけること、そのために身体を張ること。来季の態勢がどうなろうと、誰がコンサに残ろうと、がむしゃらに勝つことだけは来季につながる。それにサポーターをもつなぎとめることができる、最高の一手ではないか。
 そういう意味で見ると今日の試合はとてもいい試合だった。攻め込まれながらも高原のナイスセーブ連発で凌ぎきり、数少ないチャンスを土壇場で決めた。裕樹が中山隊長ばりの渾身のヘッドでゴールを決めてくれた。アシストとなった砂川のクロスのきれいだったこと。このクロスは来季見れないんだけど、このクロスに合わせることができるシアワセを、裕樹には存分に感じて欲しい。そして何かを掴んで欲しい。もちろん裕樹だけでなく、他の選手も勝ちにこだわって何かを掴み、来季につなげて欲しい。

砂川がタテに抜いてクロス



悩めるエース、未完の大器・裕樹が身体ごと突っ込んでゴール!
 久々に勝つとこを観たので、喜び方を忘れてしまったよ。
 残り5試合、札幌では2試合。選手にとっては来季の契約もかかった大切な試合。ひとつひとつ、大切に闘って欲しい。今はそれしかできることはないでしょう。
札幌 1 0-0
1-0
0 千葉

後半42分(札幌)宮沢



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コンサドーレ札幌vsザスパ草津戦を観戦する(10.10.31)

 今日、コンサのJ1昇格が完全に消滅した。現実的にはかなり前から無理だったけど、完全に消滅したとなると寂しいものだ。それも、聖地・厚別陸上競技場で負けたことにより決まったとなると・・・。負け越しているチームなんだから、当然の結果なんだけどさ。
 今日の試合は征也がケガから復帰し、即先発。俊Pも復帰してサブに入ったけど、新たにYasが故障し、近藤が今季絶望。キリノは治療専念でブラジルに帰っちゃうし。医療スタッフが充実していると評判の札幌だけど、その前にケガ人製造チームといわざるを得ないよな。
 それはともかくこの試合。ヘボ線審がオフサイドを思いっきり見逃して草津に決勝点が入った。主審(まさかの家本氏)の不可解のジャッジも続出。完全に試合を壊されてしまった。でも。
 前半の流れの良いときに点を決められなかったこと、土壇場になっても単調な攻めしかできなかったことは、コンサの地力のなさを象徴して得いるようだった。点を取れなければ勝つことは絶対ないのだ。


復帰の征也、試合間が今ひとつも後半はいいクロスが

西嶋、直樹を踏みつけちゃいかんでしょ

征也、直樹の連続シュートもブロックされる
 とても気になることがある。昇格の灯を消さないためにも、聖地・厚別での最終戦を飾るためにもどうしても欲しい得点。得点するための交替にゴン中山が出てこなかったこと。ゴンが試合に出なくなってから久しい。そこまで体調が悪いのか?それとも技術的に劣るのか?今日のようななんとしても勝たねばならない試合、どうしても点が欲しい場面にこそ、がむしゃらにゴールを狙うゴンのスピリッツが必要だったのではないか?そのために彼を札幌に呼んだのではないか?
 ケガなどでコンディションが悪いなら、来るべき日のためにじっくり調整させるべきではないのか(もうその日はなくなったけど)?仮に登録メンバーが足りないとしても、試合前の練習をみせるだけにチームに帯同させるのはいかがなものか?ゴンは試合に出るために札幌に来たのではなかったのか?このままじゃ
 選手、監督を含め、「ヤル気あんのかよ」って感じがする。やれることをすべてやって負けるなら仕方がないけど、中途半端で投げ出しているように見えてしまう。勝ち負けは時の運もあるけど、なんだかさ。
 残り全勝が好ましいけど、最低でもホームは全勝&勝ち越してシーズンを終えること。それが寒い中でも応援に来るサポーターに報いることだと思う。
札幌 0 0-0
0-1
1 草津

後半15分(草津)ラフィーニャ



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コンサドーレ札幌vsヴァンフォーレ甲府戦を観戦する(10.10.16)

 王子が半月板損傷で今季絶望。
 征也、俊Pもいまだ復帰できず。
 裕樹がケガのため出場せず。
 J1昇格が限りなく無理(というかもう無理)で、来季以降の礎を築くことが楽しみになりつつあるコンサなのに、来季期待すべき若手が出れないなんて・・・。なにを楽しみに観ればいいのですか!
 いやいや、まだまだコンサも捨てたもんじゃない。ユースから二種登録でトップ3試合目の出場となる三上クンがやってくれたのよ。先制され、ぼんやりとした雰囲気に包まれた前半を吹き飛ばすかのような、後半早々の同点弾。またか・・・と意気消沈していたサポーターをも蘇らせたゴールは、三上のJ初ゴール!まだ高校生なのに、よくやってくれた。王子の不在をチームとしても、サポーターの楽しみとしてもきっちり埋めてくれた。

純平のクロスを三上が落ち着いて流し込む

これがJ初ゴール!喜べ、喜べ
 このあともループシュート狙ったりして、ワクワクさせてくれたのよ。ただ、まだまだ消えている時間が多いのと、ボールを要求しても出してもらえないことが多い。もっともっとチームにフィットしてくれれば。
 後半はコンサにいい流れが来ていたんだけど、相変わらず詰めがなぁ。この課題は永遠に治らないのかな?

ウッチーのシュートはGKが弾く

Yasのヘッドは2発大空へ
 「あきらめない」と言いながらも、何試合も勝つことができない今のコンサ。来場者数も6010人と試合毎に寂しくなっていく。ぼくらが「ぜひとも試合を観たい」と思いたくなる何かを、選手たちが見せてくれなきゃ。このまままんじりと来春を迎えるのを待つのは嫌だし、もう待てないのかもしれない。
札幌 1 0-1
1-0
1 甲府

前半28分(甲府)パウリーニョ
後半4分(札幌)三上



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コンサドーレ札幌vs岐阜FC戦を観戦する(10.9.26)

 完全に秋風が吹いている厚別陸上競技場。
 自力優勝の可能性はなく、J1昇格の可能性すらなくなりつつある中で、主力二人が前節退場による出場停止。ここでニューヒーローの誕生を期待したいところなんだけど、誰が出ても相変わらずのコンサだった。
 ホームでずっと無得点。今日は2度ゴールネットを揺らしたにもかかわらず、オフサイド。遠い、遠い、ゴール。選手はがんばっているだろうけど、プロなんだから、勝負を生業としてるんだから、やっぱり勝ってナンボでしょ。
 期待の王子はちょっと身体が重い感じ。前節から中2日。豪雨の中、2人退場者を出した中でフル出場したんだから、仕方がないかもしれないけれど、残念。
 Yasは立ち上がりはキレてたけど、ジリ貧だったような。
 なんともならないのかな、この状態。

Yasのファーストシュート

近藤のシュートはGKがセーブ

近藤のこれもGKがキャッチ

こぼれ球を高木が走りこんでシュートも、ふかした
「どんなに勝てなくても、声を出し応援し続ける」
 ゴール裏に陣取る熱狂的サポーター(US)のリーダーが宣言してた。あれ?リーダー変わったのかな?それは非常に大切なこと。でも、それに選手が甘えてしまわないよう目を光らせるのもサポーターの大切な役目。こんな試合続けてたら観客が減る一方だよ。観客が減ることはチームにとって死活問題なんだから。
 チームを運営する上で決断しなければならないこともあるのかもしれない。つらい決断が下される前に、選手には奮起して欲しいんだよな。
札幌 0 0-0
0-0
0 岐阜




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北海道日本ハムファイターズvsオリックスバッファローズ戦を観戦する(10.9.20)

 そういえばオリックス戦って一回も観たことがなかった。個人的な意見だけど、カブレラ以外魅力的な選手がいないんだよね、オリックスには。でも、今シーズンも終盤となり、CS進出をかけて闘うファイターズを応援しないわけにはいかないでしょ。
 先発・糸数がピリッとしなかった。2回2失点で降板。どうなっちゃうのかと心配したけど、スクランブル登板の榊原が中締めで流れを引き寄せる。すると、相手のワイルドピッチ、稲葉&栄ちゃんのタイムリーで逆転!
 そこからは投手戦。オリックスもハムも一歩も譲らぬ継投合戦。林が、宮西が、建山が、宮西が、久がきっちり抑えてくれた。ちょっと趣きの違う投手戦だったけど、ベンチワークも楽しめて面白かったぞ。

試合前、ミットを投げて遊ぶカブレラ

小谷野栄ちゃん、逆転タイムリー!

稲葉とカブレラ、言葉通じてるのかな?

建山は4者連続三振

宮西も無難につなぎ

シメは復活した守護神・久

最後は本塁打王T-岡田をセカンドゴロに
 そんでもって今日のヒーローは継投5人衆。いい仕事、やってくれたからね。
 ちょっと糸数がかわいそうではありますが・・・。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 6 0
日本ハム 0 0 3 0 0 0 0 0 x 3 7 0


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コンサドーレ札幌vsサガン鳥栖戦を観戦する(10.9.19)

 『ミラクル☆サッポロ』
 ゴール裏に陣取る応援団が祈りを込めて掲げた弾幕が、秋風を受け虚しくそよいでいた。
 もう崖っぷち。J1昇格へ数字上は可能性が残るといっても、現実的にはかなり厳しいところにいるコンサ。勝ち点3を積み重ねるしかない状況で、脆くも敗れてしまった。あまりものミスの多さ。本当に勝つ気があるのかと疑いたくなってしまう。
 今季初スタメンの純貴(24横野)が前線から激しくボールに当たりに行く。それに呼応するように、王子(27古田)もチェイスしボールを奪う。若い二人の献身的な動きで、珍しく序盤からペースをつかむ。そこで決めたかった・・・。

王子、がんばってたなぁ。

近藤のシュートは枠の外

西嶋、トリックFKを・・・空振り
 ピッチの芝の状態が悪かったというのはあるけれど、お粗末なプレー連発でかなりげんなり。選手がインタビューで「絶対に勝ち点3を」と応えるのが虚しく聞こえてくる。
 コンサ期待の背番号10・裕樹も、今日のプレーはあまりにも・・・。みんなもっとがむしゃらに、若い二人にあおられて焦って欲しい。
 こんな試合でも拍手で称えるサポーター。やっぱり選手は環境に馴染み、慣れてしまっているのかな。
 とにかくもっとアグレッシブに!
札幌 0 0-0
0-1
1 鳥栖

後半41分(鳥栖)豊田



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千葉ロッテマリーンズvs北海道日本ハムファイターズ戦を観戦する(10.9.5)

 東京出張でぽっかり空いた日曜日。なんか面白いイベントはないかとネット検索してみたら、千葉マリンスタジアムでファイターズ戦があるというではないか。ビジターで応援なんて、ちょっとおつでしょ。で、せっかく観るなら外野のビジター専用応援席なんてありきたりなところではなく・・・。
 当日券売り場でダメ元覚悟で聞いてみる。
「3塁側フィールドウィングシートの最前列って空いてませんか?」
 そう、あのファウルゾーンに張り出している席の一番前。ほぼ選手目線でネットなし。札幌ドームだと全席シーズン券で売り切れてるんじゃないかって席。
「あっ、ありますよ。何席必要ですか?」
 いやぁ、聞いてみるもんだね。初体験のフィールドウィングシート。しかもお日様の下での野球観戦。なんかうれしいなぁ。炎天下で直射日光浴びまくりは想定外だったけど。
 このフィールドシート、座って早々に幸運が。外野でランニングしていた武田勝がベンチに引き揚げようと歩いているではないか。それを呼び寄せサインをねだる女性ファン。これはチャンス。だって、ぼくの着てるユニフォームは、『38TAKEDA』なんだもん。すかさず駆け寄り、ぼくもおねだり。しかもマジックは前出の女性ファンからお借りして。

勝、サインありがとね
 続いて来たのは我らがアイドル、B★B。ニッコリ笑って(他の表情は見れないが)ハイタッチしてくれた。B★Bの手のひらには肉球はないのね。そんなB★Bがおもむろに取り出したのが、『○成バターサンド』のタオル。それ、ぼくも持ってる。しかも、昨日使った。ちくしょう、今日も持ってくればよかった。

北海道LOVEだね
 なになに、早く試合の感想を書けって?それがなぁ・・・。
 なんとも締まらない試合だった。初回、2死球&1四球でもらった満塁のチャンスをものにできないでいると、その裏2アウトから先制される。その後も先発・増井が毎回失点で試合を崩す。あとはヒット打てどもタイムリーは出ず。7回1アウト満塁の絶好機には二岡と翔が連続三振。あたた・・・。

二岡、ハーフスイング連発で三振。しっかり振れよ!

翔は外角の落ちる球。この日何回目?
 プレーとしての収穫は、最後に登板した須永かな。左打者だけでなく、井岡ら右の強打者にも臆することなく向って行って、きっちり抑えてくれたもん。終盤、貴重な戦力として期待が持てそう。

須永、ナイスピッチング

稲葉と栄ちゃん、なに話しているのやら
 40℃を超える猛暑だったので、序盤からビールと酎ハイ、酔い覚ましのかき氷で水分補給に努めたんだけど、めちゃくちゃ汗かいたなぁ。試合展開も手伝って、最後はグッタリ。5-1のスコア以上にダメージの残る試合だった。
 敵地に来て強く感じたんだけど、ロッテの応援カッコ良かったなぁ。


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コンサドーレ札幌vs栃木SC戦を観戦する(10.8.21)

 遠いなぁ。1点がこんなに遠いものだとは。
 ひさびさにコンサ観戦。これ以上シーチケを無駄にするわけにはいかないと、意気込んでいったのに・・・。浴衣の女性が多く観戦し、新しい客層ゲットのチャンスだったのに。コンサのシュートはことごとく決まらない。
 コンサが攻めていたというけど、いいサッカーしてたのは明らかに栃木だった。攻めのときはバックがハーフライン近くまでしっかりと押し上げられ、カウンターで抜け出そうとするウッチーをことごとくハメていた。
 あそこが抜ければあとは広いスペースでキーパーと1対1になれたのに。もう一人裏を狙う動きができていれば、きっと崩せたのに。
 それに較べ、キャプテン直樹を欠いたコンサのDF陣は怖がってラインを上げ切れなかった。栃木の2トップが裏を狙い続けたから。敵地で思いっきり攻め、思いっきり守った栃木に完敗としか言いようがない。

ウッチーのシュート、決まったんだけどオフサイド

横野渾身のヘッドは惜しくもキーパーがナイスセーブ

祐介のシュートはキーパー正面。
石さんもドーレくんもドールズも見守ってたのに・・・
 札幌の夏はもう終わりに近いけど、J1昇格争いに早々に秋風を吹かせちゃダメでしょ。なんとか粘って上位にくらいついてもらわなくっちゃ。
 浴衣で観戦した知り合いに「コンサに興味を持ったら、試合観戦のお供するよ」と言ったのに、その件に関してはノーコメントだった。こんな面白味のない試合したら、そうなるよな・・・。
 えっ?それはコンサのせいじゃなく、単にぼくにNGが出されたんだって?そうかもしれないけどさ、ここはコンサのせいということで。
札幌 0 0-0
0-0
0 栃木




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「ワールドカップを日本へ!」トークバトル in 札幌を観る(10.6.6)

 日本が2022年のワールドカップに開催国として立候補している。それは知っていたし、またもや隣国がライバルのひとつだとも聞いていたけど。
 12年後の開催地が実は今年の12月2日に決定するって知ってた?
 12年後のワールドカップか・・・。55歳、生きてるかなぁ。生きていたとしたら、もう一度ナマで観たいって思うなぁ。個人的には日本じゃなくオーストラリアでもいいんだけど・・・。いやいや、やっぱり日本で、ここ札幌で観たいよね。
 と、本来の招致活動的な趣旨にのっとった文章はこれくらいにして、道内サッカーの主要チームが集まったイベントだったのです。フットサルのエスポラーダ北海道、女子サッカーのノルディーア北海道。

エスポラーダの監督と新入団選手たち

ノルディーアの気合はちょっとハニカミ気味
 そしてメインはコンサドーレ札幌。日本が誇る炎のエースストライカー・中山雅史と、コンサの悩める若き司令塔・宮澤裕樹に、OB野々村芳和を加えたトークショー。それぞれがワールドカップに対する想いを語ってくれます。
 いきなり2022年も現役宣言が飛び出したゴン中山。ワールドカップ日本人初ゴールを記録したゴンだけど、実はワールドカップ日本人初タッチもゴンだという。キックオフのときのちょん出し。
「城には触らせませんよ。でも、井原がコイントスに勝つかが問題だったんですけど」

ゴン中山によるちょん出しの再現
 ゴンのキレキレトークと真逆なのが、裕樹のハミカミトーク。人見知りの性格は有名だけど、そこまで照れるかって感じ。ノノさんにめちゃくちゃ指導されてた。
 一番笑ったのが、「2022年は中山さんと2トップでワールドカップに出ます」と力強い宣言をした後に、そのときの年齢を聞かれたときの裕樹。答えられないのかよ・・・。

たし算ができずに笑ってごまかす裕樹
 ほかにもいろいろ面白いことがいっぱいだったけど、まとめるとこんなとこかな。
 @ののさんはゴンに頭が上がらない
 A裕樹はヤスくんが大好き
 コンサの2人とワールドカップ招致活動を知るいい機会でした。
 そうそう、ドーレくんとハイタッチしちゃったよ。


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コンサドーレ札幌vsカターレ富山戦を観戦する(10.5.30)

 やっぱりおてんとさんの下で観るサッカーは気持ちがいいなぁ。いつもとは逆に吹く風も心地良い。聖地・厚別陸上競技場での今季初試合。この清々しい気持ちが試合後まで続いていればいいのになぁ・・・。
 いやいや続いた五月晴れ。苔口の糸を引くようなきれいなシュートを決められて先制されたけど、前半に西嶋のミドルで追いつき、後半は裕樹と王子のゴールで勝ち越し突き放した。勝ち試合観るのってホント久しぶり。
 決していいサッカーをしていたわけじゃない。怪我人続出で二種登録のユース・三上を帯同させたと思ったら、いきなり先発出場するくらい。トップの選手たち、なにやってんだよと言いたくもなるけれど、新星に期待が膨らむ。この三上くん、いいところにいるというか、なにか持ってるというか。ボールが彼の前に転がってくるんだよね。CKのクリアを前につないで裕樹の勝ち越し弾をアシストしたし。何度かすべって置いてかれたりもしたけれど、これからとても楽しみの選手だね。
 裕樹のゴールはホッとした。今季から10番を背負い、期待も大きかっただけに、批判の的になることもしばしば。「曽田の後継者」になっていただけに、なにより結果が欲しかったと思う。今日はミスもあったから、みんなの期待に十分応えられたわけじゃないけど、今日の得点はいいきっかけになるんじゃないかな。
 そして王子。昨年の華々しいデビューも、今季は色褪せてたから、なんとしても獲りたかった初ゴールだったのでは?撃たなければ点は獲れない。当たり前のことがなかなかできなかったんだけど、これで吹っ切れたかな?これも前座を務めたシンガーの実兄のエールのおかげかな?

三上くんの守備

三上くんの攻撃

CK、キリノと西嶋が飛んで形はできてたんだけど・・・

征也、もっと上がれよ。縦に勝負しろよ

王子、初ゴールで積極性が出たかな?
 反省点はまだまだいっぱいあるし、石崎監督とチームの目指すサッカーにはまだ程遠いのかもしれない。でも、サポーターが沸くシーンがどんどん増えれば、おのずと結果もついてくるだろうから、もっとぼくらを沸かせておくれ。

ゴンと王子と裕樹

札幌 3 1-1
2-0
1 富山

前半13分(富山)苔口
前半42分(札幌)西嶋
後半 5分(札幌)宮澤
後半25分(札幌)古田



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コンサドーレ札幌vs東京ヴェルディ戦を観戦する(10.5.5)

 GW最後の休日に、かなり多くのサポーターが札幌ドームに集まった。赤黒の御旗の元、一丸で勝利を願うのみ・・・って思っちゃいるけど、これがなかなかどうして。
 15位に停滞するコンサ。格下16位の、チーム存続すら危ぶまれたかつての盟主・東京Vはきっちり叩いておきたいところ。なんだけど・・・。
 さすが15位と16位の闘いだ。ものの見事にどんぐりの背比べ。チャンスはあれど、決められない。なるべくしてなった15位と16位。とでも言いましょうか。
 両チームとも、GKががんばったとでも言おうか。いやいや、それにしてもセットプレーが決まらない。どんだけCKでサポーターがあおろうと、どフリーで待ち構えようと、なかなかネットを揺らさない。3バックに変え、守備は安定していた(?)かもしれないけど、点を決めなきゃ勝てやしない。なんだかなぁ。

直樹、どフリーでしょうが・・・

キリノもフリーだったのに・・・

敵CKから・・・あっぶねぇ

征也のFK、惜しかった〜

CKから裕樹のヘッドも惜しかった・・・

キリノ、DF振り切ったまでは良かったが・・・

キリノ左、祐介が呼んでいる

ゴン飛び込むも、キーパーチャージ
 素人のぼくが言うのもなんだけど、みんなトラップが下手なんだよね。もっと練習しようよ。あと、走り負けないこと。それが一番か。
 中央にもっと走れる選手が欲しい。チェイスできてカバーに回れて。サイドに攻撃が偏ったときにもフォローできる選手。今日の交替出場・上原はそこを託されたのかと思ったんだけど・・・。ヤスのトップ下を見てみたい。あと、ゴンの先発出場と。
 今日は芳賀のがんばりだけが輝いてたなぁ。
札幌 0 0-0
0-0
0 東京V




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北海道日本ハムファイターズvs埼玉西武ライオンズ戦を観戦する(10.5.1)

 昨年のパ・リーグ覇者・ファイターズが勝てない。4月が終わり、最下位をひた走っている。打てない、守れないのないないづくし。いったいどうなっちゃったの?
 その原因はなんぞやといろいろ考えてみて出た結論。ぼくがまだ今シーズン1回も観に行っていないから・・・。そう、ぼくが観に行けば勝つに違いない。なんて、意味ない自信とうらはらに、勝つ確率が高いであろうダルビッシュ登板日を目指して応援してきたのだ。

始球式はロンブーの亮くん

『11』を背負ったその背中、頼もしいです

エースの貫禄

ダルビッシュvs中島 今日はダルビッシュに軍配
 立ち上がりからボールが先行するダルビッシュ。ちょっぴりドキドキするものの、要所はズバリと押さえ込む。今シーズン、思うように勝ち星を伸ばせないでいるのが嘘のよう。絶対エースの本格始動開始ってところでしょうか。
 そして貧打、拙攻、つながらないと悩みいっぱいだった打線も、今日はつなぐ野球復活ときたもんだ。

先制の口火は栄ちゃんのライト前ヒット

期待の若手・陽くんが先制タイムリー
写真撮れてなかった・・・

賢介、5回のタイムリー。今日も好調キープ

稲葉ジャンプの後のタイムリー。泣けるッス

鶴ちゃんきっちり犠牲フライ
 いやいやとても面白い。打線はつながるし、稲葉ジャンプはできたし、『おーい北海道』からのバンザイもきっちり5回も堪能した。えっ?ファイターズって最下位なの?今日の試合を観る限り、なんら問題ないじゃない。
 今日はなんといっても陽くんかな。去年まで期待されながらも結果を出せずにいたけど、外野コンバートと主力のケガ・不調で出場機会が増えてきた。今日はタイムリーを含む2安打1四球で得点に絡み、存在感もぐっと増す。開幕当初は中田翔ばかりが話題になったけど、将来の主軸がやっと来たって感じ。おもいっきり暴れて欲しいのよ。
 これまで4番を守ってきた信二が休んだけど、なにかあったのかなぁ。前に急性胃炎とかになってただけにちょっと心配。代役・尾崎、これはビッグチャンスですぞ。
 試合のほうはダルビッシュが一人で投げきり、今季初完封勝利。打つ人が打って、守る人がきっちり守って、これぞファイターズって試合だったなぁ。

連打でランナー背負うも、最後は大崎をセカンドゴロ
 まぁ、ぼくが力を与えたからには(なぜか上から目線)、ここから連勝街道突っ走って、5月末には首位浮上かな。4月までの長いオープン戦がようやく終わったということで。交流戦はセ・リーグ6球団をぶった斬るぞ〜。


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コンサドーレ札幌vs水戸ホーリーホック戦を観戦する(10.4.25)

 去年まで着ていたユニフォームにしたからだろうか…負けた。久々にヤス(17岡本)が先発出場だというから、ここは「17OKAMOTO」ユニ着なくっちゃと思ったんだけど。まぁ、それが敗因というわけじゃないだろうけど。
 試合開始前、コンサユニを着込んだ日本ハムのキャラクター・B☆Bが登場し、ドーレくんとPK合戦。なごむねぇ。役者はB☆Bの方が一枚上か。動きやすい分。

ドーレくんのPK

B☆Bの強烈な一発
 んでもって試合。やっぱり今日久々に復帰したヤスの動きに目が行く。これがまたいいんだ。とにかく仕掛ける。これまでパス、パスばかりでボールを前に進めることができない攻撃だったのが、ヤスのチャレンジにより数的優位を作り出す場面もしばしば。コンサに欠けていた部分を身を持って示してくれる。惜しいシーン結構あったもんなぁ。待ち望んだ切り札の復活といったところか。

 ヤスの突破からシュート。惜しくもGKが弾く 
 ヤスが活性剤となり、祐介、裕樹、カズぅも積極的にゴールを狙う。いい感じ。完全にゲームを支配している。これがコンサの実力だ…と思ったら、水戸にCKのこぼれ球を押し込まれてしまった。決めれるチャンスに決めておかないとこういうことになるんだな。
 後半も押し込むコンサ。カズぅのスーパーミドルシュートで同点に追いつき、勢いに乗ったかと思いきや、またもやCKからの流れでゴールを決められた。カズぅのゴールはカメラに収めるのを忘れるほどビューテホーだったんだけど、後が続かなきゃなぁ。裕樹も王子も姿勢は買うんだけど、技術が伴わないというか。

裕樹も王子も枠に飛ばず

王子のこれはふかし気味

直樹のヘッドはGKのスーパーセーブに阻まれる
 決められないなぁ。いつからこんなになっちまったのか。とくにCK。容易にクリアされてお終い。これなら相手はCKわざとに与えちゃうよね。守りやすいなら。そんでもって、セットプレーにめっぽう弱いときたもんだ。どうしたものかなぁ・・・。
 でも、光明も。今日が公式戦デビューの堀田。右サイドバックで安定した守備を見せてくれた。残念ながら攻め上がったときのセンタリングはまだまだで、今日はコンビを組む征也も精彩を欠いていたため、課題は残るものの、これからが楽しみ。左サイドのヤス&俊Pが良かったので、両翼が揃えば面白くなるだろうなぁ。
 チームにもサポーターにも現状を変えるにはまず勝つこと。次は是が非でも勝って欲しい。
札幌 1 0-1
1-1
2 水戸

前半45分(水戸)作田
後半13分(札幌)上里
後半23分(水戸)作田



エスニックsportsな戯れ言

コンサドーレ札幌vs柏レイソル戦を観戦する(10.4.11)

 現在首位の柏にあわや勝利・・・ってとこまで迫ったのは評価すべきことなのか?
 前節アウェイで岐阜に惨敗。スカパー無料Dayだったので自宅で観戦し、がっくし。悲観的なムードでいっぱいだっただけに、首位相手の引き分けは喜ばしい限り。でも、先制したんだから逃げ切ってほしかったという気持ちもあり。
 トップ下に裕樹を置く布陣に変えたコンサ。1トップの近藤とレギュラー復帰のカズぅ&王子の活躍に期待して望んだ今日の柏戦。正直試合内容では完敗だった。
 コンサのメンバーの意気込みはとてもよく伝わった。でも、個人個人という感は否めず、チームとしての連動はそれほど多く見られなかった。
 対する柏のサッカーは、コンサのはるか上を行く質を持っていた。パスの選択肢が必ずあるオフザボールの動き。連動によりつながる攻撃の数々。GK高原、古巣相手に燃える直樹、ベテラン藤山がなんとか凌いだって感じ。この攻撃がコンサにも欲しい。

GK高原、勇気ある突進
 でも、先にも書いたけど今日のコンサはみんな身体張ってた。ボールに向っていく気持ちが出ていたと思う。技術で勝てなければ気持ちしかないもんね。1トップの祐介とトップ下に入った裕樹の連携はまだまだだけど、二人ともファイトしてた。

祐介こぼれ球をシュート

裕樹頭から突っ込むもキーパー真正面
 前回試合に出ることができず、一人浮かない様子だったカズぅも、上手いことボール散らして幅をつけていた。ふり幅が大きい分、二人目、三人目といった連続攻撃にならなかったのはこれからの修正点。でも、ベンチから今のコンサに足りないものは何か、ちゃんと見てたんだな。そして、一番足りなかったセットプレーからの得点も、カズぅが直接放り込んでくれた。先制点。

カズぅのFK、決まった〜っ
 でも、次の点が取れなかった。やっぱり地力の差が出てしまった。
 レイソルにゴールネットを揺らされた。1度目はファウルに、2度目はオフサイドに救われた。その前はクロスバー直撃もあった。でも、3度目の正直でミドル弾を決められた。無念。
 今日は交替にちょっと不満。ハンジェ、キリノ、内村の順でカードを切ったけど、果たしてその人選と順番がゲームを締める意図にあっていたんだろうか?
 結果、なんとか手にした勝ち点1。連携がいきなり取れるとは思わないけど、次節は休みが入るので、ミニキャンプ張って立て直して欲しい。
札幌 1 0-0
1-1
1

後半3分(札幌)上里
後半41分(柏)レアンドロ・ドミンゲス



エスニックsportsな戯れ言

コンサドーレ札幌vsファジアーノ岡山戦を観戦する(10.3.28)

 ホーム初戦を惨敗したコンサ。ユニフォームもグッズもデジカメも新調して臨んだというのに・・・。あっ、下着をおNewに替えてなかった。ということで、今日は買い置きしてあったコンサカラーの勝負パンツに身を包んで出動です。
 とにかくあの惨敗を、ぼくらの脳裏から払拭してくれるような、会心のホーム初勝利が見たいんだ。それはぼくだけでなく、ドームに集まった観客全員の願いに違いない。そして前回の惨敗で観戦を見限った1万人近くの人たちを見返して欲しい。

ゴン、すっかり馴染んでます

裕樹のデキがチーム浮沈のカギ

祐介のズドン。ぜひ初ゴールを

ウッチー、前節初得点でノリノリ?
 DFに藤山、ボランチに芳賀を入れて今季初勝利をつかんだ前節同様のスタメン。FW祐介(近藤)とキリノ、左MFに入るウッチー(内村)がどれだけ有機的に絡めるかがカギか。あとは眠れる大器・ボランチの裕樹(宮沢)の覚醒と・・・。
 いやいや、技術はさておき、今日は最初からみんな気合が入っていた。前を向き走る意識が前面に出ていて。石さん(石崎監督)が目指す、底から組み立てるぼぜっションサッカーではないけれど、敵ボールをガツガツ奪いに行ってつなげるサッカー。祐介、キリノ、ウッチー、征也が相手DFを撹乱する。
 特にウッチー。サイドから中に切れ込んで、PKエリア付近からシュートの乱れ撃ち。すると、DFが前に引き出され、空いた裏に征也や西嶋が入り込みクロスを上げる。なかなか決まらないのがもどかしいけど、ファーに上がったクロスに祐介が突っ込んで今季初ゴール!

ウッチー、ズドン

ウッチー、ズドンPart2

キリノ、征也のクロスに

FKからキリノ


西嶋のクロスに身体ごと突っ込んで、祐介初ゴール
 誘って、囮になって、仕掛けて、決める。みんなが点を取るために役割を果たそうとする。
 そして今日は裕樹がよく前に出てボールに絡んでいた。後ろに芳賀がいることで、思いっきりチャレンジできるようになった。ちょっと持ちすぎて囲まれるところや、誰もついていけないパスもあったけど、アクセントになってきている。裕樹・芳賀のダブルボランチが、ピルロとガットゥーゾのようなコンビになってくれること、裕樹がそんな風に覚醒してくれること、祈ってます。

裕樹のヒールパス。アイデアは面白い。もう一息。
 それにしても祐介はすごい。どんな状況でも前を向こうとするし、DFを引きずってでも突進する。その姿はまるで戦車のよう。なんとも頼もしい。確実にコンサ攻撃陣の柱になっている。

とにかく突っ込む。祐介、頼もしいぞ
 そして終盤にさしかかり、押され始めたコンサを救ったのもやはり祐介だった。みんなバテて足が止まりかけたその時、ボールを受けるとドリブルでPKエリアに侵入し、DFを振り切って豪快にシュート。これが決まって追加点。ホント頼りになるFWを獲ってくれた。


かなりボケてるけど、祐介の2点目
 最後はゴンを投入して流れを落ち着かせ、しっかり完封勝利。ゴンとしてはゴールを決めたかっただろうけど、チームプレイもきちんとこなしてくれるのは誠にありがたい。
 攻撃陣ばかり書いてしまったけど、DFもきちんと闘ってくれての完封劇。選手もサポーターもこの勝利を心から喜んでる。
 まずはセットプレーの精度の低さを修正して、得点力UPを目指して欲しい。

ゴン、ファイトしてます

喜ぶメンバーと一人浮かないカズぅ
 ヒーローインタビューで祐介が移籍初得点を「ゴンさんを見習ったゴール」と言った。若手とベテラン、移籍組と生え抜きの団結がうかがえる言葉。チームがひとつにまとまっている。いよいよJ1への狼煙が上がった。さぁ、ここからだ。
 カズぅ、なにができるか、なにをやるべきか、見極めて這い上がって来いよ。
札幌 2 1-0
1-0
0 岡山

前半36分(札幌)近藤
後半38分(札幌)近藤



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コンサドーレ札幌vsアビスパ福岡戦を観戦する(10.3.13)

 「今年こそはJ1昇格を!」
 ダントツの最下位でJ1陥落して2年目。正直去年は育成重視でいいと思ってたけど、今年はどうしても結果を残して欲しい。12月にはJ1昇格という朗報を聞かせて欲しい。
 先週鳥栖で行われた今シーズン開幕戦。引き分けに終わったけど、本拠地開幕戦をものにすれば必ず勢いづくはず。応援でチームを後押しするために、今年はユニフォームを新調した。グッズも買った。同い年のあの男とともにJ1を目指すために。家族のご好意により、デジカメもおNewになった。準備万端で出動だっ!
 アップから視線が釘付けだった。動きのひとつひとつに魂がこもっている。流すような軽さは微塵もない。その動きが周囲にも伝わる。熱さの中にも笑みがある。ゴン中山がチームを、サポーターを引っ張ってくれる。J1に連れて行ってくれる。
 なんてゴン頼りじゃダメなんだよね。ゴンの魂はチームに伝わったとしても、ゴンが90分間ピッチで鼓舞し続けられるわけではないのだから。選手一人一人が熱い気持ちを抱いてピッチを駆け巡らなきゃ。
 でも、今日の試合はまるで魂がこもっていなかった。3-0の完封負けという結果以上にダメージの大きい試合だった。「キャンプでなにをやってきたか」とか、「石崎監督就任1年の・・・」とかって問題でなく、「おまえら何年サッカーやってきたの?」ってところから。コーナーキックでこぼれたイージーボールをクリアできずにゴール前に入れたり、鳥栖戦でしてやられた早いリスタートを誰も感じてないのに敢行したり。それらが結果的に失点につながったんだから、目も当てられない。

3人で跳んでも入っちゃうんだ・・・
 アビスパの高いバックラインにPKエリア進入すら満足にできない。期待の攻撃的ダブルボランチは片方はボールに絡めず、もう片方はパスを前に出せない。これでなにをするというのだろうか・・・。
 2点ビハインドで迎えた後半は、3トップ3バックにして攻撃に出たけど、3バックが安定せずに追加点を喫し万事休す。
 アビスパに満足にサッカーをさせてもらえなかった。「どんな形でも勝つ。結果にこだわる」と言い続けたチームが、なにもできずに完敗した。
 今日盛り上がったのは、試合前と終盤ゴンがピッチに登場したときくらいか。

まずはゴンポスト

西嶋突っ込むも・・・

ゴンが競った裏に征也。決まったと思ったが・・・

42歳、跳びます

このメンバーの融合に期待
 完敗だけに心機一転やり直しやすいかな・・・。やりやすいって信じたい。次節から逆襲が始まるって信じたい。きっと、きっとやってくれるに違いない。この完敗を糧にして。逆境をバネにして。
札幌 0 0−2
0−1
3 福岡

前半3分(福岡)丹羽
前半22分(福岡)大久保
後半5分(福岡)永里



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「コンサドーレ札幌 キックオフ2010」に参加する(10.1.17)

 毎年この時期に行われる、コンサドーレ札幌の恒例行事だけど、これまで一度も参加したことがなかった。でも、今年はぜひ参加したいと思った。だって、ゴンがいるんだぜ。ゴン中山の肉声を聞く絶好のチャンスなんだぜ。
 ドーレくんとコンサドールズのダンスで幕を開けたキックオフ2010。続く選手紹介で、ついにゴン登場。背番号はもちろん『9』。場内大盛り上がり。
 ゴンを除く新入団選手のトークショーでは、コンサOBの大森健作がやってくれます。「リオから来ました」とド派手衣装で登場すると、藤山・近藤・内村・漢宰も少しはリラックスできたかな。インドア派を宣言する近藤には、照れ屋・裕樹がダブって見える。ゴン隊長にお願いして、人見知り克服講座を開いてもらわねば。
 場内では様々なアトラクションに選手が参加し、サポーターとの親睦を深める。選手をこんなに間近で見る機会ってそうそうないよなぁ。練習場でもこんなに近づけるのか?

ゴンが欲しいと言ったカズぅの左足。後ろは吉弘 キリノの敬礼

曽田の『4』を継承した石川 芳賀越しの西嶋の後ろに征也のパネル
 4年目以下の選手がステージに登場。ヤスを筆頭に、去年も見せたグアムドールズの再結成。照れ屋・裕樹もノリにノってパフォーマンス。古田王子も女装でニヤリ。前出のOB大森に負けてなるものかと。おや?右端のオレンジの人は・・・ダ○ゴ?

まずはジェニファー(ヤス)がコンサドールズと登場

続いてグアムドールズが・・・右端のオレンジの人は?

コンサドールズ・桜子ちゃんの父兄ではないですか・・・
 そして待ちに待った中山雅史トークショー。大歓声の中に登場したゴンは・・・女装。しかも仮面付き。そこから笑いを取りに来たか。つかみはOK。トークショーの相方、OB野々村芳和も付き合わされて、場の雰囲気はなごみまくり。ゴンの加入はぼくらだけでなく、コンサの選手たちも待ち焦がれていたようで、さっそく仮装のまま合体。これが今年のコンサ旋風の第一歩となるんです。
 トークは経験豊富なゴンならではのエピソードが次々と披露されて、爆笑の連続。特に「まだまだ技術的に上手くなる伸びシロがあるはず」との言葉に、旅人ヒデの「でもゴンちゃん、時間がないよ」には大爆笑。笑いもだけど、サッカーを続けたい、上手くなりたいという熱い気持ちがビシバシ伝わった。

ゴン中山、満を持しての再登場
 
こんな格好で・・・


コンサの命題、ゴンと若手の融合がいきなり実現

この男、北海道の希望です
 会場大爆笑のトリはもちろん、監督・石さん。監督なんだからどっしりと構えていればいいものを、選手たちに刺激を受けてこんな格好で登場だ。でも、指揮官自らが場内を沸かしてくれる。ぼくらも当然それに応えるべく、応援しなくてはと強く思う。

ムーンウォークとポゥ。マイケル・ジャクソンです

こんなサービス精神旺盛の監督、他にはいないよなぁ

みんなで元気出して、J1昇格をもぎ取りましょう
 この後も新ユニフォーム紹介などがあり、とても楽しいイベントだった。
 シーズンチケットも購入したし、今年も応援するぞ!


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