2004年の最大の特徴は、邦画をたくさん観たことかな。31本中半数の15本が邦画。とにかく邦画に勢いがあって、面白さも備わっていて、楽しめた1年だったと思う。ランキングもその影響を大きく受けたものとなってます。 |
第1位 「Mr.インクレディブル」 |
邦画・邦画と言いながらも、1位はPixarアニメです。いやいや、ハンナ&バーバラ作品『スーパースリー』をこよなく愛するぼくにとっては、懐かしさと斬新さを兼ね備えたこの作品はたまりません。 12月に観た記憶の鮮明さという利点を差し引いても、今年はこれでキマリです。 |
第2位 「下妻物語」 |
ここからが邦画パワー炸裂です。いやいや、『下妻物語』は最大の拾い物・・・。言い方は悪いですが、期待しないで観に行ったら、とてつもなく面白かったという傑作。面白いシチュエーションを集めたばかりでなく、話の筋もきちんと通っていて、めちゃくちゃ楽しめたのだ。 パワー炸裂の2004年邦画陣の中でも群を抜いていました。 |
第3位 「CASSHERN」 |
これはもう、「やられたっ!」って感じ。SFXを逆手に取った作り方といい、元ネタの美味しいところどりだったり。あの名作アニメ『新造人間キャシャーン』に囚われることなく新しいものを作り上げたという点で、頭が下がります。ぼくにはこんな映画撮れるわけないんだけど、嫉妬心がメラメラになった作品。参った。 |
第4位 「笑いの大学」 |
面白いことはわかっていた。三谷幸喜脚本だし、舞台もビデオで観たし。それを映画化するとなると相当なプレッシャーがあっただろうし、ぼくだって観るに際してかなりハードルを高くしていた。でも、そんなハードルなど軽々と飛び越え、大いに笑わせてくれるんだもん。 |
第5位 「ゼブラーマン」 |
翔アニキの主演100作目記念映画です。ハッキリ言って翔さん好きじゃなかったんだけど、この映画は面白かった。大バカなんだけど、とても真面目で真摯な創りをしていて、そのギャップがまた面白みを増している。よか作品ですたい。 |