エスニック

日常的戯れ言

毎日の生活の中の戯れ言を掲載しています。



チケット入手は大変なのね。(00.12.13)

 最近インターネットでオークションを見るのにハマっている。特にライブやステージのチケットのオークション。自分も持っているチケットやGetできなかったチケットにどのくらいの値がついているのかを見て楽しんでいる。
 以前NHK・クローズアップ現代のサザンの茅ヶ崎ライブチケット買占めレポについて一言コメントしたけど、オークションならそんな不貞の輩の入り込む余地が少ないのではなんて思ったりして。
 今が旬のチケットといえば、サザンオールスターズの年越しライブ。結構出品されていて、ファンクラブ予約のチケットまで。後でファンクラブから制裁を加えられないのかしら。
 一番人気はやはり31日のチケット。今のところ2枚一組で7万5000円。定価の5倍。その他のチケットも順調な値上げをしているといったところ。しかし、気になったのは同じ出品者が何点も出品しているということ。それってある意味買占めしたってことだし、オークションで利潤が生まれるってことだし。
 サザンの今年の年越しライブは買占め阻止策として「一人2枚、すべてオペレーター対応」がとられており、いくらかは効果があったんだななどと思いつつ、現実はそうそう思惑通りにはいかないってことなのか。
 買占め防止策で目を引いたのはドリカム(若い娘たちは「ドリ」と呼ぶそうだ)の全国ツアー。インターネットによる予約発売で、一人1枚づつ。メールアドレスをたくさんもっている人や行きそうもない家族・友人のアドレスを借りてたくさん買おうという人も出てくるかもしれないけど、その数は現行の方法と比べればたかが知れてる。i-モードの普及がなせる技なんだろうけど、恋人・友人が離れ離れで観なければならないってのもどうか・・・。
「おまえら、いちゃつきに来たんじゃなくライブ観に来たんだろっ!」
 どの方法がベストかなんて、世の中には必ず抜け道を見つける人がいるもんだからはっきりとは言えないけれど、これから世界的な大イベント・ワールドカップがあることだし、興行主も頭が痛いところなんだろうなぁ。


エスニック日常的戯れ言

ボーナスをはたいて・・・(00.12.3)

 先日DVDプレーヤーを購入したばかりだというのに、次はDVDレコーダーを購入しに、新潟駅前ヨドバシカメラへ行ってきた。今回購入予定なのはパイオニアから発売されたDVR-2000。i−Link端子を搭載したDVD-RW形式のレコーダー2号機だ。12月上旬発売の新機種。
 BSデジタルとの接続性などまだまだ疑問が残っているんだけど、早く入手したいという想いから購入へ。その想いっていうのは、以下の番組をDVDで保存するということ。
  12月13日 サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ(再放送)
  12月15日 桑田佳祐AAAライブ
  12月31日 サザンオールスターズ年越しライブ
 ヨドバシカメラのDVDコーナーへ行くと、ありました。真新しく輝くDVR-2000。しかし、そこには値段が書かれていない。早速店員をつかまえて価格を確認。
「22万5千円です。でもこちらの商品は展示用で、現在予約受付中です。」
「あのぉ、予約した場合の入荷予定はいつ頃で?」
「早くても12月20日以降となります。」
 なんと。それでは13日と15日のライブが録画できないではないか。
 先代機DVR-1000がかなりお安くなっているからそっちを買うという手段もあるけど、DVD-Rへの録画やi−Linkを用いたデジタル録画など、将来への発展性が違うんだよなぁ・・・。
 悩みは尽きないのである。


エスニック日常的戯れ言

朝の空の写真(00.11.15)

 早起きの得にすっかり味をしめつつある。
 早起きの爽快感に浸っているというわけではなく、相変わらず起きるのはつらいのだが、朝の空を眺めるのが楽しくなってきた。たまたまここ2日晴れたからそう感じているだけかもしれないが、蛍光ブルーの空に白い雲が浮かび、オレンジ色を帯びて陽が昇る。その移り変わりがなんとなくキレイなのだ。雲の形もなんとなく風情があって。
 こんな空を見てしまったら、またもやカメラに残さねばと助手席のカバンをゴソゴソ。窓を開けてシャッターを切る。
 車を運転しながらの撮影は難しい。なんたって危ない。次にファインダーを覗けないので、ヤマ勘撮影。一体何が写っているやら。対向車が入ってしまったり、手ブレがひどかったり、カーブでシャッターチャンスを逃してしまうこともしばし。道路沿いは電柱と電線が設置されているので、結構入ってしまう。タイミングを待つのではなく、瞬間瞬間を切り取っているようで、「何が写っているのだろう」とワクワクしながら運転している。ながら病の醍醐味とでも言おうか。でも、危ないから注意しなくては・・・。
 せっかくだから、朝の空写真集をUPします。ここをクリック!
 日本海沿いなので夕陽も撮りたいんだけど、帰りはいつも日没後だから・・・。
 明日の予報は雨。起きる気がなくなるなぁ。


エスニック日常的戯れ言

早起きは三文の得?(00.11.14)

 このところ朝6時に家を出て、現場仕事をこなしている。起きる頃はまだ真っ暗。日に日に寒さも増すばかりで、布団から出るのは至難の技。
「まだまだ寝たりないよう・・・」
 寝不足を憂うくらいなら早く寝ればいいものだけど、寝る時間ってなかなか早くはならないもので、気が付きゃ今朝も睡眠不足。
 早起きは三文の得というけれど、あまり得したという感覚はない。むしろ睡眠時間を損した気分になっちまう。
 そんなこんなで今朝も早起きして海沿いの道(通称;夕日ロード)を車で走っていると、山側にきれいな雲。おもわず助手席に置いてあるカバンからデジカメを取り出し、窓を開けてシャッターチャンス。
 夕日ロードで見る朝日。タバコロードにセクシー婆ちゃん。
 これがぼくの三文なのか?北海道と見間違うかな?
 
 そうそう、運転しながらの写真撮影は危険ですのでくれぐれも真似しないように。


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ぼくの奇妙な物語(00.11.6)

 「世にも奇妙な物語」の公開を記念しているわけではないんだけど、ぼくの身にあった不思議な出来事を紹介するのだ。できすぎと思われる方もいるかもしれないけど、ホントにホントのお話です。
 11月1日〜4日、ぼくは妙高高原に仕事で滞在していたのだ。紅葉はすっかり麓まで下りてきており、3日には妙高山に初雪が降ったとか。
 ここでぼくは後輩・O高くんとコアチェック&柱状図・地質断面図作成というお仕事をこなすため、「秋の合宿」と題して山ごもりをしていたのだ。合宿期間は当然禁酒。旅館の豪勢な食事を前に、飲みたい気持ちをこらえながらも、なんとか迎えた最終夜(11/3)。
「おかもとさん、一生のお願いがあるのですが・・・」
 夕食時、O高くんがいつになく真剣な表情でぼくに話し掛けてくる。
「なに?」
 ぼくと傍らにいた旅館の奥さんが心配げに尋ねると、O高くんが一言。
「熱燗2本、飲ませてください」
 食堂内大爆笑。そんなことのために一生のお願いを使ってしまうのか・・・。
 結局その夜は今までたまっていたアルコールに対する想いが堰を切って流れ出し、大酒飲み大会。
「合宿の打ち上げだからいいですよね、おかもとさん」
 O高くんの陽気さに押し切られてしまったが、仕事は何ひとつ終わっていなかった。
 さて、本題はその夜のぼくの夢。場所はどっかのお寺なんだろうか、ぼくは2列に並んだ長テーブルの一番端で、対面に座ってた地味めの服の女の子と話し込んでいる。顔に覚えはない。向こうのほうでうちの実母(ちよちゃん)が大きな声で話している。
「ホントに天皇陛下からのお礼状があったんだ」
 訳のわからないぼくは対面の女の子に尋ねると、ぼくの祖母(トクさん)が逝去する前に天皇陛下に贈り物をしたそうで、祖母が逝去した後に天皇陛下からお礼状が届いたというのだ。しかし、その場にいた親戚連中は誰一人祖母が天皇陛下に何を贈ったか知らず、
「ばあちゃん、なに贈ったのかなぁ・・・」
なんてみんなで推理に花を咲かせているという夢。
 翌朝の朝食時、O高くんに夢の話をすると、
「おばあちゃんに呼ばれてるんじゃないですか?」
 なんて不吉なことを言うのだろうか。
 そんなことすっかり忘れて2日が過ぎて。久し振り(2ヶ月くらい?)に実家に電話をしたところ、ちよちゃんが連休中の出来事を話してくれた。
「ほら、文化の日はおじいちゃんの命日でしょ。だからおばあちゃんの分も繰り上げて法事したんの。で、その夜は親戚一同で温泉に泊まったんだよ。みんな、なおちゃん生きてるの?って聞いてたよ。」
 なんと。祖父の命日なんてすっかり忘れていたし、親戚が集まる行事が催されていたとはまるで知らなかったというのに、その夜にいかにもな夢を見ていたなんて・・・。
 祖母が逝去してはや5年。1回忌には顔を出したものの、その後墓参りも仏壇伺いも1度もしたことがなかったぼくに、祖父と祖母が警告を発していたのかなぁ。


エスニック日常的戯れ言

秋の現場です。笹ヶ峰高原編(00.10.17-18)

 久し振りに山の現場です。この時期の山といえば、なんといっても紅葉でしょう。なんだかD-Yasのページのようになってしまったけど、紅葉の写真をどうぞ。
 笹ヶ峰高原は新潟と長野の県境に位置し、標高は写真撮影位置で1200m以上。新潟でも有数の紅葉スポットで、県内でも紅葉シーズンが早く訪れるとして有名だ。紅葉シーズンが早いということはそれだけ寒いということで、10月初めに現場下見に来たときは、
「なんかすごく冷たい雨だね。」
「なんか痛いくらいだよ。」
「っていうか、これってヒョウじゃない・・・」
なんてことがあったくらい。
 16日は平日だというのに紅葉見物やトレッキングの人がたくさんいて、赤・黄色の山々を満喫していた。紅葉と看板をバックに記念撮影をする老(?)夫婦。ちょっとほのぼのするじゃない。
 16日夜から17日午前中にかけて雨が降り、紅葉もかなり落ちていたけど、まだまだ楽しめます。
 笹ヶ峰での仕事はうちの会社ではここ5年ばかり続いていて、ぼくは昨年から担当として出入している。笹ヶ峰ダム池敷き周辺の地質調査なので、紅葉のほかにも流木なんぞがごろごろしていて、それはそれで幻想的な雰囲気。とくに、枯れても溺れてもなお立ち尽くす樹木はなんとなく健気。
        
 宿の親父さんが夕食中に「まあ、これ食べなよ」とプラスチックの容器を持ってきた。中にはイナゴの佃煮が。イナゴの佃煮って長野の名産でしょ。さすがに県境とと思ってしまった。そういえば現場にもたくさんのイナゴが飛び交っていたぞ。そしてこんなショットも。
「はぁ、はぁ・・・」
「はぁ、はぁ・・・」
「はぁ、なんか・・・誰かに・・・見られてない?」
「まさか。こんな山の中・・・ホントだ!」
「感じ悪いわよね。早くどっか行かないかしら。」
「おい!写真撮ってるぞ、あいつ!」
「恥ずかしい・・・。どうしよう・・・」
 以上、複眼レンズの内側からでした。


エスニック日常的戯れ言

不幸2連発(00.9.28)

 どうしたんだろうか、不幸だ。たまんない。
=不幸その1=
 3年半前、30歳の誕生日と新潟転勤の門出を記念して購入したヌメ革のカバン。3年半かけていいあめ色になってきたというのに、水を吸った大きなシミを作ってしまった。
 昨日大雨の中作業をし、混乱したままあちこち動き回ったとき、カバンがY君の濡れた登山靴の入ったバッグの上に置かさったらしい。バックから染み出た水分がぼくのカバンに染み入ったようで、大きなシミに。
 気が付いたときは既に遅く、とほほ状態。
 しかも目立つところにできているんだよなぁ・・・。
 誰に怒りをぶつけることもできず、ほんとショック。新潟での3年半が全て無駄になったような気すらし始めてしまった。
 新しいカバンを買う金も、あめ色に育てる時間も気力も残っていない。
 ガックシ・・・。
=不幸その2=
 仕事を終え、スカパラのライブ会場・新潟フェイズへ向かうため、車をとりに借りてる駐車場へ行くと、Rちゃんのフロントにへこみが・・・。当て逃げされていた。
 それもかなりの当たりだったみたいで、Rちゃんは後輪の車輪止め石を乗り越え、後ろのフェンスに当たってる。
 どぼじて・・・。
 駐車場の対面は弁天橋通りを挟んで交番がある。早速出向いて処理をお願いしたけど、犯人逮捕はかなり難しいそうで・・・。
 購入以来、会社の車では事故ってもRちゃんには傷ひとつつけずに大事にしていたというのに、なんということか。
 金もないし、10月の3連休に車で上京〜キャンプを計画していただけに、ショック。
 外傷はフロントだけだけど、あれだけの当たりをされているのだから、詳細に点検しといたほうがいいんだろうなぁ・・・。どれくらいかかるかなぁ、納期とお金。
 ガックシ・・・。


エスニック日常的戯れ言

たまにはお仕事のお話?(00.9.16)

 世間一般は3連休である。しかも、シドニーオリンピックが開幕したとあって、みんなテレビにくぎ付けに違いない。そんな3連休にぼくは仕事をしている。いや、決して自慢しているわけではなく、むしろいじけているといったほうが正解。
 で、どんな仕事をしているかというと・・・。
 新潟は市の中心部が信濃川によって二分されている。信濃川を渡る橋は下流から万代橋、八千代橋、昭和大橋、千歳大橋が架けられているが、公共の交通の発達していない車中心の新潟だけに、信濃川を渡るための渋滞たるやすさまじいものがある(といわれている)。その渋滞を解消すべく新潟港に建設中の新潟みなとトンネルの調査なのだ。
 そう、新潟市民の期待を一身に背負って(?)、休日出勤3連発なのだ。

 くしくも新潟は台風の影響によるフェーン現象のおかげで34℃を越す残暑の厳しさ。しかしながら作業はトンネルの中なのでさほど暑さは気にならない・・・と思ったら、湿気がめちゃくちゃ。不快指数100%に近いのではないかと思ってしまうほどの低温サウナ状態。汗がとめどなく流れ落ちる。
 作業場所からトイレも遠くて、ついつい我慢していたら水分は全て汗に変わってしまうような。これってツーファーにとっては良くない傾向で、そう考えるとなんだか足が疼いてくる。困ったものだ。
 トンネル坑内は外の世界から隔離されており、かなり寂しい。一番ショックだったのは、昼飯を食べに上(外)へ出たら、山ノ下祭りが開催されており、笛や太鼓が鳴り響く中、山車が道路を行進していた。
 ぼくもお祭り気分に浸りたい・・・。
 山車はドラえもんやトトロなんかがあり、ほんと楽しそうだった。
 というわけで、ぼくの仕事がいかに新潟市民に密着しているか、わかっていただけたでしょうか。そして、今日の戯れ言が新潟PRの一役を買っているであろうことも。この貢献を評価していただいて、2002年W杯のチケット優先販売してくれないかなぁ・・・。ただでとは言わない、ちゃんと定価を払うから・・・。
 以上、お仕事のお話でした・・・どこが?



エスニック日常的戯れ言

東京なんとなく散歩。(00.9.9〜10)

 「栄屋異聞影伝来 夢の仲蔵」、NODA-MAP番外公演「農業少女」観劇のため、1泊2日で上京した。せっかくの上京だから、ちょこまか東京を楽しんでみたので、そのレポートです。
 「栄屋異聞影伝来 夢の仲蔵」は有楽町の日生劇場での公演。公演後行ってみたのは有楽町そごう。国会、いや日本という国を巻き込んだ末に倒産した(?)そごうのシンボル・有楽町そごうの閉店セールへ行ったのだ。
 これまで有楽町界隈には物凄い回数足を運んでいたけれど、有楽町そごうへは一度も行ったことがなかった。まぁ、三越にも入ったことはないけれど。てな訳なので、通常営業時のそごうと比較することはできないけれど、物凄い人込みと対照的に、店内のディスプレイは倉庫市みたいな雰囲気。ぼくの体系に見合う衣類はなさそうだったのと、人の多さにげんなりして、早々に店を後にしたのだ。
 今回初めてゆりかもめに乗車したのだ。今回の宿は有明ベイワシントンホテル。会社の割引を利用すると驚くほど安い値段で泊まれるということで予約したのだ。それにしても、ゆりかもめの切符っておしゃれ。旧態然としたまま去り往くそごうとは対照的に、ニューカマーとしての心意気が滲んでいます。
        
 有明ベイワシントンホテルは良かった。「ホントにあの値段でいいの?」と聞きたくなるほど良かった。だって、この夜景だぜ。期間限定の割引だけど、同じ会社に勤める方、これは使えまっせ。
 夕食は浮いたホテル代を遣ってちょっと豪勢にしてみたのだ。なんと、和食の鉄人・中村孝明のお店でコース料理。

 5000円のお薦めコースと8000円のおまかせコースがあったんだけど、ここはちょっと自重して5000円で。
 お料理は以下のとおり。
 前菜…季節の前菜盛り合わせ
 吸物…新秋刀魚 摘み入れ汁
      レタス 酢立 向木耳 焼葱
 造り…つぼす 鯛のお造り
 蒸しパン
 メインディッシュ…鮪ほほ肉の竜田揚げ
   葱と新生姜たっぷりのさっぱりソースを
   かけて
 食事…本日の雑炊
 デザート…白ワイン風味のマチュドニア 黒胡麻プリン シャーベット
        コーヒー
 本当は全品写真に写したかったんだけど、店の雰囲気がそれを許さなかった。とはいえ、堅苦しくなくラガーシャツでも平気ないい感じの店だったんだけどね。
 で、料理はというと全品美味。美味いなんてもんじゃない。食べるたびにほころぶ顔。5000円は全然高くない!
 心残りは8000円コースにあったいくらの茶碗蒸し。あれも食べたかった。
 いや、ほんと美味かった!
 食事のあとの腹ごなしで夢の大橋まで散歩。「誰もいないじゃない」と思うと必ず暗闇にカップルがいる。どうやったらあんなに上手く闇と同化できるというのだろうか。夢の大橋のライトアップは白色を基調とした落ち着いた趣で、素敵。そんなライト越しに見る観覧車はいい感じだった。
 時間がなかったのでお台場散策&ショッピングができなかったのが残念。丸1日使わないとまわりきれないんだろうなぁ・・・。丸1日でも厳しいか。
 翌日の帰りはゆりかもめの先頭座席をGet。車窓の風景を楽しんでみたのだ。
 
 朝の夢の大橋はなんともあっさり。夕べの明かりが嘘のよう。カップルのいない健全な朝の顔をしていたのだ。
 噂にたがわずだったのがお台場名物フジテレビ。「お台場どっと混む」のフレーズに偽りはなかった。なにがあったのかは知らないけれど、人・人・人。並ぶの大好き日本人ここにありといった感じで人がいっぱい。なにがあるのか興味もあったけど、深津絵里が待っているので通過。
     
 ゆりかもめはレインボーブリッジをわたり、本土(?)へ近づく。
 本土のシンボルといえば、東京タワー。ぼくは未だに登ったことがない。やっぱり富士山と東京タワーは一度は登らなくちゃいけないかなぁ。次回上京時は計画してみようか。東京タワーは夜の夢の大橋からも見えたんだけど、写真が上手く撮れなかった。ゆりかもめからの東京タワーもビルが邪魔して裾野までは見えないんだけど、古き日からの東京がそこには脈々と息づいているような気持ちになれたのだ。
 シアタートラムのある三軒茶屋のキャロットタワーからも東京タワーが見えたのだ。

 帰りに寄った渋谷の本屋で、偶然にも忌野清志郎の握手会が開かれていた。長蛇の列が地下特設会場から上へ上へと続いている。並ぼうかなとも思ったけれど、帰りの新幹線に遅れてしまいそうだったので、泣く泣く断念。とりあえず地下まで行ってみると、シャッター越しに清志郎の爪弾くギターの音。このシャッターの向こうに清志郎が・・・。
 会いたかったよう!
       


エスニック日常的戯れ言

お受験アルツハイマー(00.8.24)

 ここ数年、夏の嫌な行事として定着している技術士試験が終わった。試験前から落ちることは覚悟していただけに、試験うんぬんになんら意識はないのだけれど、とんでもない単純なミスをしていたことに気が付き、愕然としている。
 どんなミスかというと、試験の際答案用紙1枚1枚に受験番号・専門分野・専門科目・専門とする事項を記入しなければならないのだけど、午前中の答案用紙5枚全てに専門とする事項を記入し忘れていたのだ。午後の試験で事実に気が付いたときはショックでしばし呆然としてしまった。
 試験に対して舞い上がっていたわけでもないけど、あまりにもイージーなミス。他人が犯していたらきっと「バカじゃない」とハナで笑っているだろう。まさか自分がやらかすとは思わなかった。
 そんなこんなで試験の出来以上にへこむぼくなのだ。
 試験は日本歯科大学新潟歯学部で行われた。年に一度味わう学生気分。毎年見かけるおじさんもいたりして、夏の終わりの風物詩としてすっかり馴染みつつある。いやいや、早く合格して2度と受験しに来ないようにしなくてはなぁ・・・。ちなみに昼休みなんかはおじさんinキャンパスライフといった趣です。
 それにしても、ショックだ・・・。


エスニック日常的戯れ言

午後の気だるい会話(00.8.22)

 今日のランチは八宝菜。
 たらふく食べて満腹感に浸っているときにYasから電話。午前中にFAXを頼んだ資料(仕事っ!)についてのお電話。ひととおり仕事話を済ませた後、気だるい会話が続く。
naoto:jawaから不幸の手紙届いたよ。
Yas:いつだっけ?
naoto:10月7日。祝辞をお願いしますだと。ネタはいっぱいあるけど、喋っていいことってあったっけ?
Yas:小山隊長は祝辞頼まれてないって言ってたよ。口封じかな。
naoto:きっとそうだね。
Yas:そういえばenoのところ、子供が生まれたってね。
naoto:メール読んだよ。男の子だってさ。うらやましいね。なんかいいことないかなぁ。
Yas:岡本さんはいいこといっぱいありそうじゃないですか。
naoto:なにもない。このところ1番といえばサザンのライブ見たことかな。WOWOWで。
Yas:十分じゃないですか。こっちは見れないんですから。ビデオくださいよ。
naoto:いいよ。そういえばYasもいいことあったんじゃないの?HP見たよ。(こちら参照
Yas:ただ実家へ里帰りしただけですよ。
naoto:でも、ビーチへ行ったんだろ?あんなとこ、一人で行くわけないじゃない。
Yas:ひとりでしたよ、ホントに。
naoto:仮に一人で行ったとしても、ずーっと一人のはずがないでしょ。
Yas:もうだめですよ。おじさんだから。
naoto:そういえばおれ、もうひとついいことあった。
Yas:なに?
naoto:昨日の「名探偵コナン」、2週連続の後編だったんだけど、犯人当たった。
Yas:・・・・・・・・・。
naoto:ささやかだけどね。
Yas:・・・・・・・・・。
 気だるい午後の三十路ヒゲヅラーズでした。


エスニック日常的戯れ言

勉強どころじゃありません。
サザンオールスターズ
茅ヶ崎ライブをテレビ鑑賞する。(00.8.20)

 夏ももう終わりだというのに、自宅でくすぶっている。正確には某国家試験の勉強中なのだが、勉強などまるで手に着くわけがなく、かといって度胸がないのであきらめて遊びに行くわけでもなく。結局は悶々とした時間を送り、知識はなにひとつ残らないという悪循環。こんな生活、いやだっ!
 今年ぼくを惑わせる最大の原因は「サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ」。チケット争奪戦に勝ち残れそうもなかったし、某国家試験の勉強もあるのでライブへ行くのはあきらめてたんだけど、WOWOWが生中継してくれるというのでそわそわ。勉強なんて手につきませんわ。
 一応ビデオ録画もしているけれど、やっぱりナマよ。4時間半もあるライブビデオを見る意欲と労力は相当なもので、やっぱりナマでやるものはナマで見なくちゃ。
 そんなことで、勉強なんかしている場合じゃないのだ。どうせ落ちることだし。
                ◇
 いやいや、なんのなんの。平成の格闘王O川&事務所の後輩F山で始まって、サザンオールスターズ登場。ぼくは我が家でひとりエキサイト。ステレオのボリュームをめいっぱい上げ、1曲目へ臨戦状態。
 「希望の轍」でハナからスパークして、以降誰を気にすることもなく歌いまくる。ライブ会場ではここまで声を張り上げて歌うと迷惑だと思い控えているけど、我が家では関係なし。ギターを手に取り、ウクレレを奏で、ここはぼくとサザンのライブハウス。
 でも、一緒に手を振ったり踊ったりはできなかった。やっぱりあのノリはライブを肌で感じているひとだけのものなんだなぁ・・・。
 全編ライブでお馴染みの曲がハイテンションで流れる中、「冷たい夏」と「ラチエン通りのシスター」に感動。だって、どっちも滅多に聞けないぼくの大好きな曲だもの。
 サザンではないけれど茅ヶ崎ということで、No.1バンドの「茅ヶ崎は今日も黄色い」も聞きたかった。
 テレビで見たサザンライブははら坊の横に忍者ハットリくんの人形があったのに気づいたことやアンコール前にトイレに行けたり、終了後即シャワーを浴びれるといった特典はあったものの、「やっぱりナマで見たい」という気持ちをなお一層強くするものだった。
 この口惜しさをギターに込めて、これから歌いまくるとしますか。
                ◇
 こりゃ、今年も試験は落ちるべな。


エスニック日常的戯れ言

祝!一周年だよ(00.8.17)

 今日の戯れ言はあくまで「自分を誉めてあげたい」なのだ。
 なにせ、三日坊主を返上できず大人になってしまっただけに、『日々是精進哉』を立ち上げたときも、「日々っていうのは無理だろうなぁ」と自覚していただけに、毎日ではないにしろここまで継続できたことに我ながら感動しているのだ。
 今思うに、テーマを限定せずに身の回りのあれこれを何でも掲載したことが持続につながったんだろうなぁ・・・。くや探の話題をどの隊員のHPよりも先に「公式」と銘打ったのも、勝因のひとつかな。それと、異常な数となってしまった「artな戯れ言」。以前からの趣味とはいえ、1年にこんなに芸術的活動にいそしんでいたとは・・・。ここ1年、特に鑑賞回数が増えたということもあるんだけどね。感想を書き記すことで、充実感がこれまで以上に膨らんでいる。まったくもって日記なんだけどね。
 ただただ喜んでばかりもいられず反省すべき点は、ここ数ヶ月創作ネタをまるでUPしていないこと。もともと「自分の考えていることは本当に面白いのか」ということを探求することも重要な目的だったので、今後はがんばって創作活動に励まなきゃ。
 あと、ツーファーズ通信がいまだ完成していないのも、なんとかしなきゃなぁ。
 とりあえず1周年を記念して一句詠んでいるので、そちらも見てちょうだい。ここをクリック!
 今後の方針は・・・まぁ、肩の力を抜いて、これまでどおりUPしていくので、ヒマなときはアクセスしてください。


エスニック日常的戯れ言

新潟花火大会を観る(00.8.9)

 昨日からまた利賀村だった。帰りは定時を過ぎていたため、会社に戻らずに新潟花火大会を観に行くことにする。
 新潟花火大会は去年に続いて2回目の鑑賞。昭和大橋の下に陣取って、開始を待つことに。
 今年は各地の花火を観ているけど、新潟花火の心意気は相当なもの。新潟県内では長岡花火が全国規模だけに、県庁所在地の意地をかけて勝負しているという感じ。なにより、単発の花火がない。メインはスターマイン。全国スターマインコンクールなんかもあって、新しい形の花火を楽しむことができる。
  
  
 しかしながら、スターマインの間をつなぐ花火とて連発の打ち上げ。あなどれない。しかも、星型やハートマークのほかに、ニコちゃんマークの花火なんかも上げられちゃって、CUTEったらありゃしない。
 あと、全体的に色とりどりという特徴アリ。でも、ぼくとしては白&火の色の花火が好き。最後まで後を引くような残像の花火が。
  
   
 花火の撮りかたもかなり上達したでしょう。
 花火も綺麗だったんだけど、花火会場の近く、新潟芸術文化会館周辺も結構綺麗だった。いつも芝居を観に来ているというのに、気がつかなかった。
 
 最後に頭にきた話をひとつ。写真教室の一行がかなり広く場所取りをしていて、花火開始直前になって続々とやってきた。彼らは後ろにいる人のことを考えることなく、三脚を人が直立したときの高さにセッティング。あまりのマナー知らずに、
「ちょっと後ろの人のことを考えて、三脚を低くするとか融通利かせてもらえませんか?」
と声を掛けたところ、講師らしきおやじが
「ここは俺達が早く来て取った場所だから、ここでなにしようと俺達の勝手だ。」
と逆に文句を言ってきた。
「少しは周囲のこと考えろよ。」
と言ってあげたら、
「俺の文句を言うのは10年早いんだ」
と訳のわからないことを言う始末。ぼくの他にも何人か抗議をしたら、だれかれ構わず文句をたれてすごすごと帰っていった。
 結局のところ、このやり取りを見ていた生徒さんが三脚の高さを自主規制してくれたので大事には至らなかったが、何とかならないものかなぁ。
 ちなみにこのおやじは花火の最中もこちらを見ていたようで、ぼくも眼があったときは中指を立ててきつい視線で微笑んであげました。


エスニック日常的戯れ言

夏ですね。(00.7.10)

 夏っ!
 すっかり暑いし、みんな半袖だし、夏なのだ。
 2000年の夏を記念して、トップページの画像を夏らしくしてみました。
 この夏だけの特別バージョンです。
 知ってる人も多いかと思うけど、今年の年賀状のネタなんだけどね。
 どうだ、かわいいだろ!
 ぼくにもこんな時代があったんだ。
 先日、「北海道のスイカって黒いよね」と言われた。
 黒いスイカとはどういうことかとよくよく聞くと、緑の色が濃いということだった。
 そうかなぁ・・・と、近所のスーパー・ウオロクへ行ってみると、確かに内地のスイカは緑が明るい。
 雷電以外にも品種があったのね、スイカには。
 北海道を離れて10回目の夏、初めてスイカに違いがあることに気づいたのだった。


エスニック日常的戯れ言

謎のブツブツ病(00.7.2)

 ぼくはどうやら敏感肌らしい。結構肌荒れや湿疹を発症してしまう。
 ツラの皮が厚いとお思いの方々、ぼくはこう見えても色白で、なめらかな肌をしているのですぞ。
 過去に現場で謎の湿疹が全身にでることもしばしば。病院に行くのも恥ずかしいので、薬局へ行って症状を説明すると、「汗疹ですね」で済まされていた。
「汗疹が足や秘部にまで出てたまるかー!」
 先週、仕事で上越の山の中を歩いていると、いつのまにか首筋に1匹の毛虫が這っていた。体の色が南アフリカ国旗みたいなヤツ。慌てて払いのけたんだけど、なんだかいやな感じ。
 夕方風呂(温泉)に入るとき、右腕にブツブツが出ていた。夜になると腹と背中、翌日には下腹部〜足にかけてブツブツ。それが赤くて毒々しいの。
 現場のみんなに話したら、「それは毛虫アレルギーとかだよ」との答え。よって、これまで謎だったブツブツ病は毛虫アレルギーということで解決させていただきます。
 それにしても、痒いんだよなぁ。
 写真は控えさせて頂きます。


エスニック日常的戯れ言


週末に思ったこと(00.6.25)

 今週末は雨〜くもり。おかげで予定していたキャンプもお流れ。そんな中、うれしいやらくやしいやらの出来事がいっぱいあったので、ちょっとだけ紹介します。
 まずは「とりあえず一言」にも書いたけれど、ランタンを割ってしまった。しゃーないので、ガラスのスペアを買いにいったんだけど、ぼくの持っているランタンは既に製造中止となっており、当然スペアも売っていない。そういえば、千歳空港跡にできたアウトレットショップで購入したランタンだったから、いたしかたないのかなぁ。それにしても新品を購入すると8,000〜10,000円する品物。痛いなぁ・・・。
 土曜日のメインイベントは昨日更新した「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」鑑賞。作品の感想はこちらで読んでもらうとして、その中のコメント「客を選ぶ映画」に関する話題を。やっぱり観客の全てがキューバ音楽好きもしくは興味を持っている人ではなく、飽きている人も多かったようで。その典型がぼくの隣に座ったお兄ちゃん。途中で携帯iモードのメールチェックを始めやがった。決してぼくが映画に集中してなかったというわけではなく、すぐ近くで急に緑色の光が灯ったら、誰だってビックリするよね。それにしても、マナーってもんを守れ・・・いや、覚えろよな!
 日曜日はまずWOWOWでユーロ2000を観戦。イタリアのユニホーム、なんかピチピチしすぎてぼくは好きでない。今夜は「オランダvsユーゴ」「スペインvsフランス」と面白いカードだけど、明日のことを考えると寝とかなきゃなぁ・・・。
 昼に国民の義務を果たしに自転車に乗って投票所へ。何処&誰に投票したかは秘密です。そのまま会社へ行って、社用車を12ヶ月点検に出そうと思ったら・・・ポケットに入れたはずの社用車の鍵がない!どこかへ落としたらしい。しばしブルーも、スペアを使い車屋へ。あぁ、警察に届けなきゃ。でも、先月なくしたガソリンカードの届もまだしていない。困った。
 そして、「インサイダー」鑑賞(こちら)。なんか久々に男らしい男義を感じる映画を観たという感じ。
 映画鑑賞後、伊勢丹の地下食品売り場へ夕食を買いに行ったら、ぼくの大好きなFLOの赤いフルーツのタルトとニボーズがあるではないか。Yasの家の近くにあるサティで売っているんだけれど、新潟にもあったとは。思わず主食やおかずを買うのを忘れて真っ先に購入してしまった。タルトのすっぱさを思い出すと、唾液の分泌が活発になるぞ。
 キャンプ中止により映画三昧の週末も、悲喜こもごもといったところ。
 来週こそは、キャンプに行きたいなぁ。


エスニック日常的戯れ言


あやしいハガキ (00.6.24)

 昨夜、飲んで帰ったら、久々にあやしげなはがきが届いていた。ぼくは一体何にノミネートされたのだろうか?
 「特別限定モニター」って、一体何を試すのか。下の方に「ノミネートNO.1132 大石さやか」と書いてあるけど、もしかして大石さやかさんのモニターになるの?そう考えると冒頭の「GF」はガールフレンドの略?
 謎だ。女の子をモニターするって、違法じゃないの?なんか、妄想に走ってしまいそうだぞ。
 それにしても、大石さやかさんってどんな人なんだろうか。まさか、「ダ○チワイフ」のモニターじゃないだろうなぁ・・・。
 しかし、住所と名前はどこで調べたのだろうか。
 あっ、電話はしないよ。


エスニック日常的戯れ言


利賀村現場もラストスパート?(00.6.22)

 ついに現場も終盤を迎え、慌ただしくなってきた。ゆっくり利賀村を楽しむ余裕なんてありゃしない。
 それでもとりあえず喫茶「とがとが」の名物丼シリーズだけは制覇せねばと食べに行ったのだ。川の子丼山の子丼に続く第三弾は雪ん子丼。
 利賀とうふと舞茸・しそ・謎の山菜のてんぷらがのった丼と、とろろそば。前2品と較べると独創性には欠けるものの、とうふ・舞茸・とろろの白を雪に見立てたちょっとメルヘンチックな(ホントか?)丼なのだ。 山の奥の村だけに、ヘルシー感漂う、しかもホントにヘルシーな丼でした。

 今日は利賀村に建設省土研の方々が来てたみたい。現場近くで「いつ来るのかなぁ」と思っていたら、遠くからバッバッバッバッバッ・・・って音が次第に近づいてきて。おぉ、ヘリコプターでやってきたのね。しばし感動を覚えた後、とぼとぼと車で山を降りたのだ。
 誰かぼくにも専用ヘリコプターを・・・、あっ、ぼくって高所恐怖症だったのだ。昔仕事でヘリコプターに乗せられたとき、めちゃ怖かったっけ。やっぱり、どこでもドアが一番欲しいなぁ。
 締めが現場にも利賀村にも関係なくなってきたなぁ。


エスニック日常的戯れ言


ドラマに関する身勝手な考察
      −自己完結編−(00.6.19)

 うぅっ・・・。かわいすぎるぞ、深津絵里。ぼくが佐藤浩市なら、迷わず深津絵里を選ぶのだ。
 ドラマ「天気予報の恋人」に出演している深津絵里にすっかりホの字なのだ。いや、このドラマに限らず、深津絵里にはずーっとホの字なんだけどね。
 ところが、ドラマを見ていていつも思っているんだけれど、恋愛ドラマではどうして最終回の少し前で恋する二人のうちのどちらかが遠くへ行かなければならなくなるのだろうか。そして、2人の恋の行方は旅立ちの決断に左右されてしまうのだろうか。言いかたを変えると、転機を迎えなければ恋愛に決着はつかないということか。
 あのドラマも、このドラマも、そんなのばかり。旅立ちなんてそう滅多にあるはずもないのに。
 ところが!
 ふと周りを見てみると、ぼくの近くに転勤や退社を転機に結婚した人が・・・いっぱいいた。これからも出てきそうな勢いだぞ。「会えなくなる」「淋しくなる」は恋愛を決着させる重要なファクターだったのね。
「おかもっちゃんは3年前の新潟転勤のときに空振りだったから、いまだに・・・」
 師匠・小山さんが高笑いをしている。

 とすると、青春群像ドラマは仲間の一人が死なないとラストを迎えられないのはどうして?
 親友の死こそ、そうそうあるものじゃないでしょうに。
 親友の死のない物語を、映画を創りたいという漠然とした夢を持っている。これを師匠・小山さんに話すと、
「それじゃ、ただ単に普通の生活じゃない」
 う〜む、確かに。普通の生活で感じられるあの楽しさ、充足感は誰もが持ち合わせているものなんだろうなぁ。

 このホームページもこまめに更新はしているけれど、創作ネタの更新はしばらくしていない。
 頭の中で構想はいろいろと渦巻いてはいるのだけれど。
 そろそろ始めないとなぁ・・・。


エスニック日常的戯れ言


現場はつづく・・・(〜00.6.9)

 平日の利賀村生活はまだ続いている。
 忙しくなったため、あちこち散策に行く余裕が作れず、ちょっと不満。
 梅雨前線も徐々に近付いているし、出張・屋外・空の下の醍醐味も薄れていきそうだし・・・

 現場の近くの住民の皆さんはとてもいいひとばかり。飲み物やお菓子の差し入れをしてくれたり、あれこれと便宜を図ってくださる。また、話し好きでいろいろと教えてくださる。地すべり防止区域内での地すべり調査ということで、近隣の皆さまの生活にもかかわるということを差し引いても、よくしてくれるんだな、これが。
 ぼくの人徳ってやつですかね・・・調子に乗りすぎだよね。

 村役場のすぐちかくにある味茶房とがとがの人気メニュー山の子丼を食べた。これは以前紹介した川の子丼(別名岩魚丼、画像はこちら)の姉妹メニューで、とうふカツを卵でとじた具がご飯の上に豪快に乗った丼。
 とうふは五箇山地方特産の固いとうふ。平村や上平村では五箇山豆腐と呼ばれているけど、利賀村では利賀豆腐の名前でとおっているみたい。おそらくにがりを加えた後水気をしぼって作っていると思うのだ。とうふの中に気泡などができてたりして、歯ごたえがある。この固いとうふに衣をつけて揚げているので、型くずれのないもっちりしたカツができるというわけ。これがなかなか美味。
 今度は同じくとがとがの姉妹メニュー・雪ん子丼を食べてみなくては・・・

 現場もいよいよ終盤戦。なかなか忙しくて利賀村を楽しむ余裕がなくなってきているけど、何か楽しみをもって仕事に挑むスタンスは変えないので、次回レポートも・・・あるかなぁ、次回は・・・。


エスニック日常的戯れ言


現場出張でおまっ!(〜00.6.2)

 富山県利賀村での仕事が始まったので、月〜金は利賀村に滞在している。
 現場出張ってやつ。
 前回は現場出張の楽しみ方と題してかなりはめをはずした戯れ言を書いたけど(こちら)、今回はごく普通の眼で気付いたことをご紹介。
 まずは北陸道を新潟から富山方面に走っていると、滑川〜富山間で目に入る変わった形の鉄塔を。
 どうです?普段目にしている鉄塔と形が違うでしょ。
 立体的というか、彫刻的というか・・・
 一説には鬼型鉄塔と呼ばれているらしい。
 たしかに角が生えているようにも見受けられる。
 でも、ぼくは勝手にこう呼んでいるのだ。
 ドロンジョ鉄塔と・・・
 なんか似てない?

 利賀村で一番つらいことといえば、牛乳が買えないこと。正確に言えば予約しないと買えないこと。どういうことかというと、利賀村で唯一牛乳を取り扱っている農協では、牛乳の販売方法を予約制にしており、一見様お断りなのだ。乳製品依存症のぼくとしては、ロイヤルミルクティーなんかでごまかしてはいるものの、そろそろ限界。
 便秘気味の毎日です。

 ここ数年の通信技術の進歩には驚かされるばかりで、その余波がこの現場にも押し寄せている。毎日の作業報告やデータをメールで送付することになっているのだ。会社の古いノートパソコンでモバイルしてるんだけど、利賀村は電波情況がよろしくない。携帯電話のアンテナ目盛りが絶えず変動し、バリサンが突如として圏外に変わったりする。おかげでホストコンピュータからシャットダウンされることはしばしばで、データの送信がスムーズにいかない。こればっかりはだれにあたるわけにもいかず、アンテナ目盛りとコンピュータ画面を交互に睨み付けている毎日。
 いやな電話がかかってきたときは電波情況のせいにして切ることができるという利点もあるんだけどね。

 とりあえず、今回の出張リポートはこの辺で。
 次回をお楽しみに。


エスニック日常的戯れ言


現場出張の楽しみ方
  富山県五箇山地方にて(00.5.1〜3)

 GWの真ん中、5月1〜3日に急遽出張の予定が入ってしまった。役所の立ち会い、村役場での打ち合わせ、地元の方々への挨拶回り。場所は富山県利賀村。初日は朝9:30現地集合だとか。
 しかしながら、前日4月30日はイッセー尾形を観るため上京していることから、東京から夜通し走って現地入りすることに。
 ぼくの愛車Rちゃんで走行距離500km、6時間を走ったころにはすっかり太陽も昇っており、すがすがしくもどろどろとした朝を迎えることができたのだ。
 今回のお仕事は先方の都合第一なので、タイムスケジュールがぐちゃぐちゃ。平気で昼間3時間とか空きができてしまう。空き時間は資料を作ったりするものの、自宅まで帰れるわけもないので、桜が散り始めたちょっと肌寒い五箇山地方を楽しむことにしたのだ。
 今回のベース基地は上平村の民宿なかや。ここは東海北陸道の調査をしたとき、3年続けて1〜2か月連泊した馴染みの深い宿で、いまだに年賀状の交換をしている。小山隊長・うり坊にとっても忘れられない宿なのだ。おばちゃんが気さくな方。
 
 さて、五箇山といえば・・・まっ、とりあえず渓谷の風景でしょう。写真は道の駅利賀から撮影した利賀川の風景。利賀川、庄川ともに水の色が緑なんだよね。そして、忘れてならないのが世界文化遺産でもある合掌造りの集落。写真は上平村菅沼合掌造り集落。桜と相俟って、なんともいえぬ日本の情緒ってとこでしょうか。
 
 今回の昼飯はそばが多かった。なにせ、利賀村はそばの郷。手打ちそばを出す店が多い。こしのあるおいしい麺だった。デザートにそばアイスも食べた。ちょっと粉っぽいしゃりしゃり感がいかにもそばで、おいしかった。変わったところでは喫茶とがとがで食べた川の子丼。岩魚の唐揚げに山菜のあんかけをからめた丼で、岩魚は頭も骨もしっぽも残さず食べれた。そして、とってもおいしかった。これ、おすすめ。今度は姉妹品の山の子丼を食べてみるのだ。
 五箇山地区の春の祭りといえば獅子舞い。五箇山地区を形成する平村、上平村、利賀村ではこの時期お宮で獅子舞い奉納がなされる。この風習は五箇山地区だけではなく、北側の井波町でも行われている。各村により舞い方などに差が見られるようで、ぼくが見た井波町の獅子舞いは少年剣士が獅子に刀で切り付けるのに対し(写真左)、利賀村のは野性児が獅子と戯れているかのよう(写真右)。里の町と山奥の村で獅子の扱いに差があるのはおもしろいかなと。本意は違うかもしれないけれど・・・。
 
 利賀村では毎年GWに富山県利賀芸術公演で利賀新緑(はるの)フェスティバルという国際演劇フェスティバルが開かれている。今回GWに利賀へ出張が決まったとき、こいつを見逃す手はないぞ、と。で、数あるプログラムから仕事のかたがつきそうな3日夕方の公演をさがすと、野村萬斎の狂言&ワークショップとある。早速チケットぴあにチケットを購入しにいくと、売り切れ。あきらめきれずに30日に原宿のチケットぴあへ行ったら、1枚だけキャンセルが出て、何とかGet。公演の感想はこちらで。
 富山県利賀芸術公園は 川沿いの段丘面に4つの劇場が建設されている公園で、劇場の建築様式は合掌造りや古代ギリシャ建築等による。写真は古代ギリシャ建築様式の野外劇場。舞台の後ろに池が広がるという、自然と一体となったかのような劇場。ちょうどク・ナウカがフェスティバル最終日に上演するオイディプス王の稽古をしているところ。真剣でした。
 最後に現場といえば温泉。五箇山地区の温泉はそばの郷温泉以外は入っていること、そばの郷温泉は現場作業が始まったら何度か入りに行くだろうということを考慮して、井口町ゆ〜ゆうランド・花椿と井波町・木の香浴泉・ゆら湯らへ。どちらもゆったり気分で楽しめたのだ。う〜ん、極楽・極楽。
 現場出張に不満を持つ方々へ。やりようによっては現場出張ほど楽しいものはないよ。


エスニック日常的戯れ言


新潟にも春の訪れ(00.4.15)

 鉛色の雲に覆われた冬が牛歩戦術のようにようやく通り過ぎ、新潟にも春が訪れた。
 青空が見られるようになったことはもちろんとして、他にも春を感じさせる出来事があったので、紹介しよう。
 まず最初が車の汚れ。とにかく気がつけば車が汚い。ぼくの車の駐車場は自宅・会社ともアスファルト舗装されているのだけど、気がつくと土がいっぱいついている。ぼくの車だけじゃなく、新潟の車の多くが同じように汚い。
 ぼくの地元・札幌なんかではスパイクタイヤ全盛の頃、春先になるとアスファルトを削った粉塵が風に舞い付着してたけど、色は黒。それに較べて新潟のはおうど色・・・。
 そこでふと気がついた。
「これって、黄砂?」
 早速黄砂をインターネットで調べると−中国に広がる黄色土帯の砂。春には西風にのり、日本へも飛来する。−とな。昔社会の教科書に載っていたのは覚えていたけど、季節は春だったのか。
 黄砂に〜っ、吹かれてぇ〜♪ (by 工藤静香)
 新潟に来て丸3年、今ごろになって気づいたとはいえ、とても新鮮な気分になれたのだ。洗車を考えるとBlueだけどね。

陽射しに布団干しためらう 黄砂かな

 春といって忘れてならないのが桜。
 東京の桜から遅れること10日、新潟でも開花宣言がなされた。とはいえまだまだ5分咲き程度。
 昨夜、車で白根を走っていると、とある公園(?)で光に照らされている桜が・・・。Uターンして車を降りて近づいてみると、光は消えていたけど、桜の木がたくさん。あぁ、ちょっと遅かったか・・・残念と思ってたら、再びライトアップ。管理人らしきおじさんが人影に気づき、粋なはからいをしてくれたのだ。
「まだまだ3分咲きくらいですかね。今週末は天気が悪そうだけど、20日頃にはいいあんばいになってるだろうから、その時も観に来てください。」
 なんていいおじさんなんだ。
 確かにまだまだつぼみが多く、ちょっとさびしい気がするけれど、それでも十分綺麗な夜桜でした。
 あぁ、ぼくにカメラの才能があれば、どれだけ綺麗だったかをもっとお伝えできただろうに・・・。ぼくは所詮、撮る側ではなく撮られる側の人間なのね。
 場所は・・・教えない。だって、人がたくさん来るようになったら、風情が半減しそうじゃない。ゴミなんかが増えて、おじさん大変になるし・・・。あっ、これって「ザ・ビーチ」みたい。

夜な夜なと 夜桜よしなに 咲くような

 そんでもって今日はサイクリング。ちょっと肌寒い曇り空だったんだけど、新潟の桜の名所のひとつ・鳥屋野潟を一周してきたのだ。
 鳥屋野潟周辺の桜は場所によって咲きかたに差があり、北側・東側では7〜8分咲き。県立自然科学館・図書館周辺では花見客が多く、ホロ酔い気分になっていた。ちょっぴりうらやましかったぞ。
 

 そうそう、県立図書館の裏側では、桜のみならず椿も散りかけとはいえ綺麗に咲いていた。桜の薄桃色と椿の紅が、なんともいえない濃淡のマッチングで、花見を桜だけにとどめることなく楽しめる一品。あまり植物(花)に興味がなかったんだけど、この頃わび・さびや風情が心に染み入るんだよね。これって、歳をとった証拠かな。
 それに較べて南側の桜はまだまだつぼみ〜4分咲き状態。鳥屋野潟公園では花見客もいたみたいだけど、桜半分、酒半分だからいいのか。それにしても、この差は何処から?
 いろいろ考えてみた結果としては、北側・東側は民家やビルにより海からの風が防げるのに対し、南側は鳥屋野潟のために風をさえぎるものがなく、体感(花感)温度が低いためかなぁ・・・。陽当たりに関してはたいして差がないと思うから。
 そうそう、鳥屋野潟のほとりには2002年ワールドカップが開催される競技場が建設中なのだ。満開の桜のそばで開かれるワールドカップ・・・あっ、開催は6月だから、桜は咲いてないか。
 個人的にはイングランド・スペインの試合が観たいなぁ・・・。

W杯 観ず散る桜 悔しかろう

エスニック日常的戯れ言




有珠山が噴火したぁ〜!('00.3.31)

 今朝起きて、有珠山の噴火にまつわるあれこれを書いたばかり(こちら)だというのに、早速噴火するなんて・・・。
 今回も火山灰は広範囲に降るのだろうか。噴火は長期間連続するのだろうか。交通機関に影響はないのだろうか。心配である。
 何故にそんなに心配しているかというと、実は来週有珠山の北に位置するルスツ高原へ行く予定だったから。飛行機は千歳空港に着陸できるのだろうか。雪の上に火山灰は降り積もったりしないだろうか。火山灰は東へ流れているようだけど、どうなるんだろうか・・・。
 ニュース速報を見ていると、ヘリコプターによる上空からの映像があまりない。そりゃそうか。危ないもんね。
 とりあえず1週間静観して、北海道行きの可否を決めるとするか。



エスニック日常的戯れ言

有珠山が噴火する?('00.3.31)

 北海道胆振地方で火山性の地震が頻発し、有珠山の噴火の可能性が高まっているらしい。一応地質調査業に従事するぼくにとっても、関心大である。なにせ、13年前の噴火のときは札幌で小学生をやっていたことだし。
 13年前の噴火のときは札幌にもかなりの量の火山灰が降り積もっていました。冬でもないのに雪が降っているとはしゃいだものです。鹿児島の人には見慣れた風景なのでしょうが、北海道では…いや、本州・四国も含め、空から灰が降ってくる風景なんて、滅多に見られるものじゃないでしょうから。
 当時の我が家は風呂のない団地に住んでいて、徒歩3分くらいの銭湯「みどり湯」に通っていました。風呂から上がって家に帰ったら、髪の毛が真っ白になっていて母親に怒られた記憶が…。
 1978年の正月に洞爺湖を訪れたんだけど、噴火の影響がまだ残っていて、生活用水(水道水)が不足していました。昼食に立ち寄った食堂でも、バケツやたらいに水をためていたのを覚えています。その頃のぼくはすごくナイーブな少年で、車酔いがひどく食堂で嘔吐してしまい、店員さんにひどく迷惑をおかけしてしまいました。
 同年6月に修学旅行で再び訪れたときは、噴火の影響はあまり見られなかったような気がするのですが、観光客に悟られないようにと地元の方々が努力したことと思います。ちなみに、うちの小学校では翌年から修学旅行先が層雲峡に変わりました。噴火の可能性を考慮してとのこと。1978年は変更がきかなかったと伝え聞いています。ところが、1987年層雲峡岩盤崩落により修学旅行先は10年ぶりに洞爺湖に戻ったそうです。
 雲仙・普賢岳以来の日本での噴火、史上初の気象庁による事前噴火予知により、報道合戦が過熱している模様。なんとか報道協定を結んで、各社がヘリを飛ばすのではなく、救援物資やケガ人輸送にまわすことはできないのだろうか。北海道南西沖地震の時、傷跡生々しい奥尻島に報道陣が大挙押し寄せたんだけど、当然のことながら物資が不足して、「おれにこんなまずいもの食わせるのかーっ」と酔ってわめき散らしていた有名レポーターもいたとか。地元感情も考慮しなくては…。
 地質調査業も災害発生のたびに大学等研究機関や企業が調査隊を送り込むんだけど、こちらのほうも共同作業による少人数スリム化なんかが必要なんだろうなぁ…。



エスニック日常的戯れ言

naoto-ok、コンビニ強盗疑惑発覚 !!
           ('00.2.27)

 33歳になり、円熟味を増すかと思われたぼくnaoto-okに、地元・札幌市厚別ではとんでもない疑惑が浮上していた。
 事の発端は厚別区で発行されている地元情報紙「Green Town」から。この情報紙は新聞にチラシとともに折り込まれて配布されるもので、地元に根付いた話題を提供している。 

 そんな「Green Town」2月10日号の2面を見て、実母及び実姉は驚愕したという。
「どうしてnaotoがこんなところに?」
 血縁をも驚かせた記事がこちら。

      
「コンビニ強盗人相書き手配」
 1月27日、厚別区内で発生したコンビに強盗の犯人の人相書きが公開された。目撃情報によれば、年齢40〜50才、身長は170cm位、小太り。頭髪は長めのパサパサ、丸顔、細い目で頬がふっくらしている。
 心当たりのある方は白石警察署・・・。
 いくらなんでもコンビニ強盗なんて、ひどすぎる・・・と思いながらも、特徴を見る限り年齢とヒゲ以外は当たってる。
 「Green Town」2月10日号が配布されてから、実母・ちよちゃんは友人から「なおちゃん、帰ってきてるの?」との問い合わせを数件受けたらしい。
「naotoなら新潟にいるよ」と答えているそうなんだけど、ことごとく「新潟も最近物騒よね」との返事をもらうそうで。
 確かに今、新潟市内で幼女誘拐等の事件がおきたら、うちの近所の方々はぼくを疑うかもしれない・・・。とはいえ、なにも地元に帰ってまでケチな強盗などしないって。
 ちなみに、ちよちゃんはぼくがヒゲをたくわえていることは公表できなかったとか。あやしさ倍増だもんなぁ。
 ついでに、似顔絵にヒゲを書き込んでみました。
 どう?
    
 結局この強盗は数件のコンビニ強盗を繰り返した後、御用になったそうです。一度強盗に失敗した店にリベンジしたりする、執念深い男だったとか。
 容姿は似てても、性格が正反対だ。


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「マグノリア」を観る前に ('00.2.24)

 なんだか忙しい毎日である。そんな忙しい毎日の中でも、試写会に当選してしまうと仕事も放り投げて足を運んでしまう今日この頃。
 今回の試写会会場は新潟一の繁華街、先日包丁切りつけ事件の発生した古町にあるカミーノ古町7F「新潟シネマ1」。ここでの試写会はいつも会場前に長蛇の列ができ、列は階段でとぐろを巻くので、エレベータで7Fまで上がってしまうと列の最後尾に並ぶためにとぼとぼ階段を下りなければならない。
 通はそんなわびしい姿を衆人にはさらせないということで、エスカレータで5Fまで上り、そこから階段へ向かうと、案の定列の最後尾は5Fと6Fの間の踊り場あたり。さりげなく最後尾に並んで列が進行するのを待つ。
 それにしても今日の試写会、女子高生ばかり。しかもコスプレまがいの服装の子がいっぱい。試写会の協賛がブリタニカ英語学校なので、女子高生を優先して当選させたのか。それにしてもトム・クルーズもやるのぉ。ぼくの後ろはごくごく普通の人々が並び出したから、たまたまぼくの前に女子高生がかたまっただけか。
 などと思ってたら、係員が出てきて「カメラチェックしますので、かばんは開けてお待ちください」などと叫んでいる。そのうち「本日ドリンクチャージが300円かかりますので、小銭を用意してお待ちください」とか。
 さすがにおかしいと思い、6Fまであがってみると、女子高生の列は6Fにあるライブハウス「CLUB JUNK BOX」入り口へ。本来の試写会の列は女子高生と交錯するように途切れてた。
 いやいや、あやうくわけわからんBANDのLIVEを観るところだった。
 試写会の協賛がブリタニカ英語学校ということで、受付で外国人を含むSTUFFがエライ陽気にアンケートとかを配ってた。試写会上映前に主催者の挨拶があったんだけど、「英語がわかると、洋画を観るとき字幕に頼らなくてすむし、字幕では表現できないシーンが理解できて、映画をよりいっそう楽しめます」。ふむふむ。しかし、試写が始まると外国人STUFFがこれ見よがしに笑う、笑う。しかも、絶対に面白くないシーンまで。そりゃやりすぎだって。


エスニック日常的戯れ言

「佐渡カキ祭り」を味わう・・・の巻き              ('00.1.23)

 カキの名産地といえば、三陸と広島。全国的に有名だ。この2大名産地からはかなり水をあけられて入るが、新潟でもカキの養殖は行われている。佐渡島の加茂湖で。
 佐渡島の水産物といえば、カニとイカ。カキは後発というイメージがあるけど、濃厚な味は三陸・広島産にも劣らないのでは・・・食べ比べたことはないのだけれど。佐渡のカキはあまり本土には出回ってないから、食べたことのある人って少ないんじゃないかなぁ。ぼくは仕事の都合上、佐渡へ出張する機会が多く、特に25歳の秋から冬は半年以上佐渡で暮らしていたので、その味を十分堪能しているのだ。
 そんなあまりメジャーではない佐渡のカキのイベントが、新潟の隣町・黒埼町にある新潟ふるさと村で開催されたので、足を運んだ。
 「メジャーではない」なんて書いて、失礼しました。会場は人・人・人。何処もかしこも列ができている。
 屋外ではカキの土手焼きが、屋内ではカキめし・カキ汁・カキフライが格安で振舞われている。土手焼きなんて、目の前で炭焼きだぜ。見るからに旨そう。これ、キャンプでやってみたいんだけど、カキのおいしい季節はRのつく月。ほとんど冬場。根性ないしなぁ・・・ぼく。
   
 味は言うことなし。炭火で殻ごと焼いただけなのに、ほんのり塩味がついていて、格別。
  

 屋内の食べ物もよだれが糸をひきそうなほどどれもおいしそうなんだけど、すべての列に並ぶわけにもいかないから、的を絞ってカキ汁の列へ。13:00から限定300食に挑み、見事にGet!
 カキのほかに大根・白菜・みつば&新潟名産舞茸が入った白味噌仕立て。
 う〜むっ、たまりませんわ。
 と、まあぁカキづくしの豪華な午後でした。Rのつく月も残すところあと2ヶ月とちょっと。悔いの残らないように食べるぞ〜っ。カニもいっぱい食べるぞ〜っ。その次はホタルイカだぞ〜っ。ツーファーなんて気にしない!!


エスニック日常的戯れ言
日刊スポーツ、変・・・の巻き ('00.1.20)
 ぼくの愛読紙は日刊スポーツ。日刊スポーツを宅配でとっている。
 昨日(1/19)の朝、寒いのをこらえて布団から抜け出し、玄関まで日刊スポーツを取りに行くと、いつも以上に薄っぺらい紙面。「チラシ?」と見間違うばかりの薄さ。まだ半分以上寝ぼけていたので、とりあえず紙面を持ってトイレへ。用をたしながらよく見ると、1面右端に「新聞作成上のトラブルにより通常紙面が発行できなくなりました」の文章が。
 8面の薄い紙面のTOP記事は「イチロー五輪」。さては、入稿直前にBigなニュースが飛び込んできて、それを掲載するか否かで新聞作成がSTOPしたかと思い、早速TVチェック。ところがたいしてめぼしいニュースはなく、かなり肩透かし。
 会社へ行って会社でとっている新潟日報を見ても、さしたる情報はない。昼飯を食べに喫茶店へ行ったら、スポーツニッポンは通常どおり発行されているが、たいしたニュースもなし。謎は解明されることなく一日が過ぎてしまいました。
 今朝、起きて新聞を取りに行くと、新聞の間に「お詫び」が入っていた。これによると、「製作システムのダウン」「印刷工場に紙面の送信ができなくなりました」とのこと。こんなこともあるものなのか。
 しかし、宅配分は月額で購読料を徴収できるから良さそうなものの、駅売り・コンビニ等への紙面もないとなると、売上が相当DOWNするってことだよね。しかも、信頼も落ちただろうから、日刊スポーツ新聞社としてはかなりの痛手ではないでしょうか。ただでさえ、大川慶次郎氏の逝去でピンチだろうに。
エスニック日常的戯れ言
ソーキそばを食べる!・・・の巻き ('00.1.15)

 1月13日に食べそびれた「ソーキそば」を食べに、新潟伊勢丹で開催している沖縄展へ行った。沖縄展は大賑わい。人のすれ違う余裕もないほど混雑していた。
 そんな人混みを縫うように、ソーキそばを出品している茶屋へ行くと、長蛇の列。昼飯時は混んでいるだろうと時間をずらして(1:30pm)来たというのに。
 それでも今日を逃すとソーキそばを食べるチャンスはしばらくないだろうと思い、列の最後尾へ。待つこと20分くらい、ついにぼくの前に出てきたソーキそば。
 ソーキとは豚の軟骨付き肉を砂糖・しょうゆ・泡盛で作った汁で煮込んだもの。ちぢれ太麺とあっさりスープの上にソーキとねぎ、紅しょうががトッピングされた一品。一見脂っこそうだけど、食べてみるとホントあっさり。ソーキはやわらかく、軟骨も容易に食べられる。麺は弾力があり、もちもちって感じ。
 旨いっ!
 これまでの苦労が報われたような、いや、さらにお釣りがくるような700円。また食べたい。
 さらに沖縄展を散策し、豚肉料理の出店前へ。商品の写真撮影を店員のおねえさん(?)にお願いすると、快くOKしてくれた。琉球風角煮の「らふてぃ」、豚足を煮込んだ「てびち」、軟骨付き肉煮の「ソーキ」。どれも旨そう。沖縄の豚は牛のように放牧されているため、身の締まり方が違うのだという。沖縄県民の長寿の秘訣は豚肉料理と言われているけど、色・ツヤを見るとうなずける。
 ほかにも黒糖やウコン茶、サーターアンダギーやタコスなど食料品や泡盛、民芸品の揃った賑やかな物産展でした。
 本場でソーキそばや豚肉料理を食べてみたいなぁ。



エスニック日常的戯れ言
ソーキそばを食べる?・・・の巻き ('00.1.13)
 今、新潟伊勢丹では沖縄展をやっている。沖縄の物産展で、沖縄の特産品を販売している。新潟伊勢丹のチラシを見たとき、ぼくの目をひきつけたのは、茶屋で出すという「ソーキそば」。泡盛とか紅いもソフトなんかも魅力なんだけど、ソーキそばの魅力にはかなわない。
 映画を観る前の軽食にいいかと思い、意気込んで伊勢丹に乗り込んだんだけど、茶屋の営業は17:30までで、結局食べれずじまい。勤め人には17:30前に行くなんて、無理だよ。
 代替品として紅いもコロッケとゴーヤメンチカツを食べた。紅いもコロッケは思ったほど甘くなく、なかなかいける。ゴーヤメンチカツはゴーヤの苦味が後味として残るので、慣れていないぼくには少しつらかった。
 ソーキそば、土曜日に食べにいってやる。


エスニック日常的戯れ言
仮面ライダーアルバム・・・の巻き ('00.1.10)
 昨年末に応募した仮面ライダーアルバムが今日届いた。茶封筒にアルバムが1冊入っているだけという、ちょっと寂しいものだった。アルバムも薄いし・・・。そうか、これからカードをファイルして厚くすればよいのか。
 などと思いながら、スーパーで仮面ライダーチップスを購入すると、袋に「第2弾」と書いてある。裏面の景品のところには「仮面ライダーアルバム第2弾もしくは仮面ライダースペシャルブック第2弾」と書いてある。やっと1冊手に入れたというのに、まだまだ他があるというのか。
 それよりも、付いてきたカードの番号がデカいこと。これってもしかして、第一弾と第二弾で付いてくるカードが違うってこと?つまり、第一弾で集め損ねたカードはもう手に入らないって・・・。そりゃ困るよ。
 こうして消費者はメーカーの思惑に踊らされるんだろうなぁ。



エスニック日常的戯れ言
正月の後遺症・・・の巻き ('00.1.9)
 とうとう2000年がやってきた。子供の頃、2000年まで生きていることを想像したことがなかったけど、何とか生きて2000年を迎えることができた。感謝。
 ノストラダムスの大予言もハズレ、2000年問題もたいして何事もなく、アトムはいないけど高度な文明の中、のほほんと迎えた2000年。8年ぶりに正月を生まれ故郷・札幌で迎えたんだけど、慣れないことはするものではないということか。手土産にインフルエンザを持ち帰ってきてしまった。
 とはいえ、札幌の冬に順応できなかったわけではなく、姉の保有していたインフルエンザウィルスに冒されてしまった。何がつらかったって、帰りの飛行機。ただでさえ飛行機嫌いなのに、体調不良が重なって、「降ろしてくれ〜っ」状態。さすがに大人だから声に出して言ったりはしないんだけどね。
 ANAの正月サービスで、機上で「2000年開運占い」なるおみくじを引かせてもらった。結果はというと・・・。
 第百番 大大吉◎ 百番は最上の兆し
 基本運 旭日昇天運。諸事好調極上運。但し、親の意見に従う事。
 財 運 大財運。両親先輩を常に指導者とせよ。
 愛情運 純粋な愛を望む。
 健康運 薬に頼らず、運動スポーツで鍛え長命運を守る事。
 なんだかとてもいいようだけど、それならば早速この風邪をなんとかしてくれぃ。
 自宅に戻り、年賀状を眺めていると、くや探隊員のおかあさんからの年賀状に「2000年の大予言おみくじ」なるシールが貼ってあった。コインで削って予言を見てみると、「ラブチャンス到来」。なんと、ここでもぼくにいい風が吹いている。もしかしたら、不甲斐ないぼくへのおかあさんのお気遣いなのかもしれないんだけれど・・・。
 そんな運の良さも功を奏さず、風邪はますます悪化するばかり。とうとう病院へ通うハメに。そんな身体の衰退を狙ったようにお通さまの兆候も・・・。おかげで8日に予定していたスノボもキャンセルし、非難轟々。だってしょうがないじゃない・・・。
 話は変わるけど、サッポロビールのCFいいよね。山崎努と豊川悦史が卓球してるやつ。今年一発目のGoodです。あと、ジャイアンツの高橋由伸の携帯着メロが「ラブマシーン(モーニング娘。)」なのと。


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