エスニック

sportsな戯れ言2008


sportsにまつわる戯れ言を掲載しています。

コンサドーレ札幌vs鹿島アントラーズ戦を観戦する(08.12.6)

 2年続けて最終節に札幌ドームで優勝の決まる瞬間を目撃したんだから、サッカー好きとしては幸運だったと思う。昨年はコンサのJ2優勝、今年はアントラーズのJ1優勝。今日の試合はコンササポとしては複雑かな。
 今季限りで契約解除を通告された選手が3人、レンタル解除が1人、移籍確実が1人と、スタメンの半分が今季限りでチームを去る選手が占める。コンサの資金難がもたらす悲劇。でも、それをも含めてコンサというチームなのだと思うと、コンササポとしては乗り越えなければならない試練なんだと思う。
 優勝のために勝ちたいアントラーズに対し、一矢報いたいコンサ。左サイド・戦力外の西谷が躍動し、攻撃を引っ張る。これに呼応するように、右サイドの征也も果敢に攻め上がり、アントラーズゴールに迫る。上里が中央で攻撃をコンダクトし、大伍が身体を張ってセカンドボールを拾う。昨年J2を制した西谷・征也の攻め上がりに、今年成長した上里・大伍が絡む。これが来年への兆しなのか。ワクワクする。西谷がいないところはヤスが埋めるのか?外国人が補うのか?
 アントラーズの攻撃は単発で、決定機をマルキーニョスが外してくれる。これはあるのか?大どんでん返しが。ジャイアントキリングが。と期待してたら一瞬の隙だった。野沢のまさに糸を引くようなミドルシュート。目が覚めた。J1王者と4勝しかできず降格のチームの差がハッキリと見えた瞬間だった。 

西谷、よかったんだよなぁ・・・。もったいない

上里のFK、惜しかったよなぁ

征也も縦への突破をを見せてくれる
 結局、後半は失速して追いつくことができず、アントラーズの優勝を見ることとなったけど、今日の試合はいつもと違って期待と可能性を感じさせるものだったとぼくは思う。ベテラン勢が抜け、若手主体に移行する。精神的支柱はいるのか?といった不安もあるけれど、選手とチームの成長を見守ることができると思うと楽しくもある。J2は試合数が多いから、今年よりも多く観戦もできる。いやいや、なるべく早くにJ1に復帰し、札幌ドームの最終戦でチャンピオンとしてサポーターと喜びを分かち合う日が来ることを祈っている。
 その日のために、今日のアントラーズの姿を目に焼き付けておこう。

この文字をコンサのために映し出す日が来ることを

サポーターの前で万歳するアントラーズの面々

優勝杯に上機嫌のオリベイラ監督とマルキーニョス
 来年への一番の不安といえば、ゴール裏の熱烈応援団かな。応援ボイコットなんかもあったけど、今日はアントラーズサポのコンサコールに返礼しないばかりか、内輪もめまで始めちゃって。どこよりも美しい応援を展開していたサポーターだと思っていたのに・・・。
 とにもかくにも、今年でチームを去る三浦監督、西谷・池内・西澤・大塚・ヨンデ・・・他選手、スタッフ。今まで本当にごくろうさまでした。ありがとうございました。相川の初ゴール、観たんだよなぁ、味スタで

来年はこの子たちがやってくれます
札幌 0 0−1
0−0
1 鹿島

前半35分(鹿島)野沢



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東京ヴェルディvsコンサドーレ札幌戦をパブリックビューイング観戦する(08.11.23)

 降格が決まり、意気消沈するコンサ&コンサポ。J1残り3試合(うちホームは最終戦の1試合)になにを求めればよいのか。一部サポーターは会社(HFC)にビジョンを見せろと応援拒否を始めるし、他方では来季に向けて若手選手の起用を訴える。ぼくは意地を見せて残りの試合を勝って欲しいと願っているんだけど、根本的な実力が違いすぎるというのならそれは困難なことなのか?
 そんな中、地元のショッピングモールで『コンサドーレ札幌 応援パブリックビューイングイベント』があったので行ってきた。長期負傷離脱中の曽田と、今節警告累積で出場停止の西大伍によるトークショーと、アウェイ東京ベルディ戦のパブリックビューイング。前述の通りのチーム状態だけに、人が集まるか不安だったけど、結構いたなぁ。パブリックビューイング観戦が初めてだっただけに、比較するものはないんだけどね。
 観戦前に立ち寄った旅行代理店での手続きに手間取ってしまったため、会場に到着した時にはトークショーはほとんど締めの状態で。司会者と曽田がなかなか仲良くなれないとか、来季に向けての抱負とか。その後のジャンケン大会は長かったなぁ。

右のは勝利へのガッツポーズ・・・じゃなくジャンケンのグー
 そうそう、ジャンケン大会の後、控え室に戻る大伍にばったり出くわしちゃって。握手してもらったぞ。
 そして会場はパブリックビューイングへ。スクリーンとはいえ、みんなで観ると盛り上がるね。レプリカ着込んでる人もいるし、タオルマフラーはあちこちに。さすがにチャントや応援歌を歌う人はいなかったけど、チャンスには大きな掛け声が上がり、ピンチには深いため息が漏れる。ダヴィのPKには一体となって歓声が。大黒のゴールには嘆き節が。
 敵の拙攻とゴールポストに助けられての引き分けだったけど、ロスタイムの時間には互いにテンポのよい攻めの応酬が見られ、すごく面白かった。今季初スタメンの上里は、なんでこれまで控えなの?と疑いたくなるくらい面白いプレーを見せてくれた。途中出場の宮澤とヤスはあまり何もできなかったけど、がんばってはいた。クライトンのキープ力は圧巻だった。
 残り2試合は優勝争いをしている名古屋と鹿島。今日のヴェルディなんて比べものにならないくらい強いことは確か。でも、ひるまないで闘って欲しい。例え誰が出ようとも。
 優勝争いに大きく左右したとなると、コンサがJ1で闘った1年に大きな意味ができるってもんじゃない。
東京V 1 1−1
0−0
1 札幌

前半27分(札幌)ダヴィ
前半41分(東京V)大黒



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コンサドーレ札幌vs浦和レッズ戦を観戦する(08.11.8)

 浦和レッズ・・・。2000年はともにJ2で闘ったのに、しかもコンサは優勝、レッズは2位だったのに、いまやレッズはアジアの頂点を極めた名実ともにビッグクラブ。今日の試合、「両チームともにサポーターが応援を自粛する静かな試合になるかも?」なんて報道もあったけど、自粛する理由にも雲泥の差がありトホホな気分。なんだかんだ言ってレッズサポーターは大勢が押し寄せ、ド迫力の応援を見せてくれちゃって。かたやコンサは・・・なにをやっても中途半端。まっ、そこがコンサのコンサたる所以なのかもしれないが。

レッズサポーター
 試合は前半25分過ぎまで夢心地。クライトンからの縦ポンにダヴィが反応。レッズDF坪井を振り切ってゴール。これにはもう、狂喜乱舞。だって、コンサがホームで先制するなんて、いつ以来の出来事だい?あっ、FC東京戦があったか・・・でも、あの試合だけ観に行ってないんだよね。
 その後も右サイドで有機的な動きにより、レッズ守備陣を崩すことしばし。坪内の上がりはようやく本領発揮といったところだけれど、元気がサイドのMFとしてあんなに上達するとは思わなかったってくらいの動きをしていて。2ヶ月前はただ追い回すだけで、ボールを奪っても攻撃の起点になれていなかったのに、仕掛けはできるはクロスは上げられるは、中に進入してくるまでに成長するとは・・・。観ていて面白かった。あと、大伍のボランチもきちんと動いていて。クライトンと横並びというよりは縦みたいな感じでそこで献身的に動いていた。あんな華奢だった子がこんなに逞しくなるなんて。
 でも、エスクデロ-ポンテ-田中達也で追いつかれちゃって。
 後半は早々から上里投入。西とドイスボランチを組み、クライトンを前線へ。このドイスボランチが面白かった。きっちり当たってボールを奪っていたし、上里が広くボールを差配して。そして、遠目からでも思い切ってミドルを打ってくる。これまでになかった形だよね。こうなれば上里にはコンサのピルロを目指して欲しい。クライトンからCKのキッカーを強奪したシーンなんて、貫禄付いちゃってしびれたぞ。

上里が積極的にミドルを狙う
 後半に柴田がエジミウソンに上手く入れ替わられちゃって、優也の頭越しにゴールを決められて逆転。いつもの負けパターンって所でしょうか。
 最後の交替で上里が左SBに下がってからは、攻め手がまるでなくなっちゃったよなぁ。とはいえ、今後に向けての可能性が少し見えた試合だった。
 試合終了後、三浦監督の今季限りでの辞任が発表された。三浦監督にとって今季一番の誤算は、三浦サッカーを具現化できる選手がいなかったことだと思う。去年はブルーノ、曽田、芳賀がきちんとピッチ上で表示していたが、ブルーノ解雇、曽田長期離脱、芳賀はクライトンの守備の穴を埋めるのに手一杯で引きずられちゃったから。期待の教え子マーカスは実力不足だったし。心から三浦サッカーを受け入れ、ピッチ上で具現化しようとした選手って、どれだけいたんだろうかなぁ。
 いろいろあるけど、三浦監督は昨年J2優勝と昇格をもたらしたコンサにとっての功労者。どうもお疲れ様でした。
札幌 1 1−1
0−1
2 浦和

前半13分(札幌)ダヴィ
前半28分(浦和)田中達
後半9分(浦和)エジミウソン

 ホントは今サポーターたちの中で起こっていることについても書きたかったんだけど、頭がぐちゃぐちゃになってしまうのでやめにしました。次のホームは最終節の鹿島戦。勝ち負けは時の運としても、最後くらいはみんなが気持ちよく帰れるよう、1年のJ1暮らしを笑って語れるよう、そんな試合をみんなで作れたらいいのになぁ。


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コンサドーレ札幌vs柏レイソル戦を観戦する(08.10.19)

 行け行け赤と黒の 俺たちの札幌
 そおここ我らの厚別 見せよおまえの情熱 ♪

 今季厚別陸上競技場での最終戦。J1に昇格して、まだ厚別で勝ちのないコンサ。しかも、今日負ければ5試合を残してのJ2降格決定。絶対に負けられない試合だった。
 開始前からいつもと違う緊張感が漂っていた。聖地でのお馴染み『厚別の歌』はおろか、出場選手紹介の後のコールすらない。選手入場時もゴール裏は押し黙ったまま。フラッグが風に揺れることもない。スタンド中央には『意地』の二文字。

意 地
 試合開始のホイッスルとともに、弾かれたように大声援が送られる。90分にすべてを賭け、なんとしてもピッチの11人を後押しするんだという気迫のこもった大声援。でも、応えられなかったんだ、今日のコンサは。っていうか、今年のコンサは。
 今日の試合も2点差で敗れたけど、点差ほどの実力差はなかった。精神論を振りかざす気はないけれど、戦術なのか、その理解度なのか、個々の力量なのか。そのわずかな差の積み重ねが、今となっては4勝しかできなかったという現実につながっているんだろう。
 いまさらそのひとつひとつを悔やんでも、結果が出てしまったんだから仕方がない。今季足りなかったものをきちんと自覚して、来季のJ2の長丁場に生かしていくしかないんだから。

クライトンのシュートはボヨ〜ンと天空へ

大伍のシュートはヒットせずボテボテ

池内のヘッドはすんでのところでGKがキャッチ

上里のFKにみんなでなだれ込んだけど・・・
 今日の大伍はとてもいいパフォーマンスだった。征也もいいクロス上げてたし、西嶋もきっちりと。この3人が来季の核になってくれるといいな。大伍と上里のダブルボランチも面白かったし。
 シーズン券を購入して臨んだ今季だったけど、気が付けば観れた勝ち試合はまだ1つ。ホームゲームはあと2試合。相手はどちらも優勝争いしている浦和と鹿島なんだけど、今日観ることができなかった『意地』を、この2試合で観せて欲しい。
 選手も監督も、来シーズンの働き口がかかっている大切な残り試合でもあるんだから。
 降格はとても悔しいけれど、たとえJ2でも応援する気持ちは変わらない。なんたって、おらが街のサッカーチームなんだから。
札幌 0 0−1
0−1
2

前半37分(柏)菅沼
後半43分(柏)アレックス



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コンサドーレ札幌vsジェフユナイテッド千葉戦を観戦する(08.9.20)

 行け行け赤と黒の 俺たちの札幌
 そおここ我らの厚別 見せよおまえの情熱 ♪

 サポーターはすごくがんばっている。毎試合歌うことでコンサを後押ししているゴール裏のサポーター達。今回は全サポーターが一体となって、コンサ戦士が闘いやすい場を作るためにと大奮闘。いつもは思い思いに応援と観戦を楽しんでいるぼくらサイドのサポーター達も、声を出して選手の入場を迎える。どんなに危機的状況にあっても、ゴール裏のサポーターは熱く選手を鼓舞している。すごいことだとぼくは思う。
 でも、選手たちはその気持ちに応えるようなプレーをしているだろうか?
 箕輪の退場で一人少ない中、2度も同点に追いついた。最後はダヴィのハンドで二人目の退場となったけど、特に上里が入ってからは圧倒的に攻めていた。そこは評価できるのではと思うかもしれない。でも、箕輪が退場に至るまでのコンサは、本当に気持ちの入ったプレーをしていただろうか?ボールを奪ってもイージーなパスミスを連発し、ジェフに流れを与えていってのPK献上。サポーターが作り上げたホームの舞台に、胸を張って立つ準備ができていたとは思えなかった。一人減ってからの気迫と動きが最初からできていたら、結果は当然変わっていただろう。

アンデルソンの同点ヘッド
 それにしても、ダヴィのハンドは痛かった。唯一開始早々から気持ちの入ったプレーをしていた選手だっただけに、気合が入りすぎたというのもわからないでもないけれど、ルールあるスポーツなんだからやっちゃいかんよなぁ。前半の同点ゴールなんか、闘志むき出しで角度のないところから決めちゃうんだもん。左45°がデルピエロ・ゾーンなら、左ライン際はダヴィ・ゾーンだ・・・って勝手に盛り上がってたのに・・・。

ダヴィがジャンプして・・・ハンドしちゃうんだよなぁ
 前にも書いたけど、守りから入って退場者出していい試合した今のコンサを観ると、三浦流の守り勝つ戦術はJ1では通用しないんだ。退場のあおりを食って早々に交替した西谷、後半完全に流れを変えた上里、出番のなかったスピードスター征也。もっと使って点取りに行こうよ。守り勝てないんだから、勝つためにはもう点を取るしかないんだぜ。次節は攻撃の要ダヴィと守備の要箕輪が出場停止。カウンターから一人でゴールを切り開ける選手がいないんだから、みんなで攻めるしかないでしょ。闘志を見せて、死力を尽くした結果なら受け入れられるけど、気持ちの入っていないプレーを見せられるのはもうゴメンだ。
 そういえば試合前に試合出場のない選手が観客を迎えてくれた。柴田とヤス。開幕当初はピッチに立っていた二人。そろそろ使ってみてもいいんじゃないかなぁ。

柴田(左)とヤス(右)と真ん中はウチの母
札幌 2 1−1
1−2
3 千葉

前半14分(千葉)ボスナー
前半41分(札幌)ダヴィ
後半1分(千葉)巻
後半29分(札幌)アンデルソン
後半44分(千葉)谷沢



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コンサドーレ札幌vsガンバ大阪戦を観戦する(08.8.27)

 行け行け赤と黒の 俺たちの札幌
 そおここ我らの厚別 見せよおまえの情熱 ♪

 前半を終えて3-2。獲ったら獲られのシーソーゲームも、ダヴィ・クライトン・アンデルソンが揃って1得点づつあげ、リードして折り返しは、平日ナイター&雨模様の中にも集まった7,000人超のサポーターへのプレゼントか。
 今日はいつもと違っていた。試合前の練習のため、ピッチに姿を見せた選手たちが向った先は、ゴール裏に陣取るサポーターの元。そりゃそうだ。最下位に転落し、現在4連敗中。ホームでは1回しか勝っていない。それでもサポーターは会場に足を運び、応援し続けているのだ。不甲斐ない試合には罵声だって飛ぶ。でも、試合後にバスを囲むでもなく、フロントに直談判するのでもない。本当に選手をサポートするサポーター。とことん崖っぷちの今こそ、大切にしなければいけない戦力なのだ。選手入場時にはゴール裏だけではなく、バックスタンドも一体となって『厚別の歌(上の赤字)』を大合唱。そんなサポーターへのプレゼントのような3得点。
 サポーターだけではない。これまでゴールを守り続けながらも、得点力不足で勝ちを逃してきたGK高木を励ます意味でも大きな3得点だった。前半のコンサの失点は、どちらも高木のミス(キャッチミスとキックミス)から。これまで多くの決定機を守り抜いてきた守護神を盛り立てるという意味でも価値のある3点なのだ。
 西嶋のクロスのこぼれ球を角度のないところから撃ったダヴィの1点目、砂川のクロスをクライトンがヘッドで決めた2点目、征也のクロスをアンデルソンが決めた3点目。攻撃陣がことごとく絡んだ3得点は、残留のため、勝ち点3をあげるためには得点することが何より大事だということを、プレーで示した3得点だったのだ。

練習前、選手がサポーターに挨拶

高木のキャッチミスを蹴りこまれた〜〜〜
 しかし、今年のコンサはすんなりと終われない。クライトンが立て続けにイエローをもらい退場。2枚目はなにしたのかすらよくわからないカード。試合が壊れていく音が聴こえてきたか?たまらず2枚替えで守りを厚く、受けのサッカーに切り替えるも、こらえ切れずに同点に。征也、ゴール前でトラップミスとは・・・。
 このままいつもどおり打つ手なしで終わるのか?三浦采配に疑問を抱きつつあったサポーターに提示された3枚目のカードは、上里一将。ヤンツー政権時に頭角を現すも大怪我にあい、その後は三浦監督に使ってもらえなかった上里が、崖っぷちのコンサに帰ってきた。三浦監督にしてみれば、プレースキッカーがいなかったからだけの交替なのかもしれない。でも、上里が入ったことで、確実に流れが変わった。ダヴィと上里が前線でタメを作ることで、一人少ないコンサのDFライン・箕輪&西嶋がチャンスと見るや果敢に前線まで駆け上がった。この言い方が正しいかどうかはわからないが、攻撃が最大の防御となった。

箕輪の仕掛け

上里のFKはダヴィに届くも・・・
 残念ながら勝ち越しはならなかった。でも、攻める姿勢を見ることができた。正直、三浦流の守り勝つ戦術がJ1では通用しないことがわかった今、勝ち点を奪うためには得点するしかないのだ。今日の試合にはその可能性を見ることができたのだ。
 次節、クライトン、芳賀、坪内が出場停止となる。しんどい試合になることだけは間違いない。今日見つけた勝ち点を奪う可能性を、大切に伸ばして欲しい。ピッチにはまだあきらめていない男が、必死こいてボール追いかけてるんだから。
札幌 3 3−2
0−1
3 G大阪

前半11分(札幌)ダヴィ
前半27分(G大阪)山口
前半30分(札幌)クライトン
前半33分(G大阪)寺田
前半44分(札幌)アンデルソン
後半26分(G大阪)明神



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キリンチャレンジカップ2008 日本代表vsウルグアイ代表戦を観戦する(08.8.20)

 写真は試合終了後に札幌ドームで配られた号外。まさしく完敗。いいところがほとんど見られない。コンサの試合を観に来たわけじゃないのに、コンサのような日本代表。これは札幌ドームの呪縛なのか?
 何より動きがよく、活躍していたのがキャプテン・中澤。でも、中澤が活躍するってことは、攻め込まれているってことで、コンビを組む高木のカバーや飛び出してくる相手FWに対し、獅子奮迅といったところ。でも、それじゃダメなんだよなぁ。中澤が奮闘する前に、ピンチの芽を摘み取れるようにならなくちゃ。
 久々の代表復帰となる小野は、前半随所にキレのあるプレーを見せてくれ、「さすが」とうなったもんだけど、ポツリポツリでコンスタントに絡めないんだよな。
 チーム全体も前半こそ小野の大きなサイドチェンジが見られ、後半開始早々に交替で入った長友がアクセントとなって、怒涛の攻撃からの相手オウンゴール。結果はオウンゴールだけれど、きちんと中に詰めていた選手もいたことだし、胸を張っていいと思うんだ、この得点は。

オウンゴールの瞬間。撮れてた。
 でも、その後は見るべきところがないといってもいい展開。繰り出されるのは単調なサイド偏重攻撃のみ。ボランチが中央でボールを捌いてのサイド攻撃ではなく、DFラインから同一サイドで攻めるのみで、中にはたくとかサイドチェンジもあまりないから、敵だって守りやすかっただろう。2トップかと思われた田中達也は左サイドに張り付いたままだし、長谷部マコさまの3列目からの飛び出しもなし。
 単調なサイド攻撃でSBが上がり、ボランチもサイドに寄ってしまうから、カウンターに戻りきれずにあた・あたた。
 替わって入った大黒は、肝心なところでコケてるし、寿人はまるで見せ場なし。地元っ子・やましぇは達也の替わりにサイドに張り付くもんだから、本来のフリーマン的なやましぇの持ち味がまるで出ない。個を殺してまでシステムにこだわった、なんともつまらない試合になってしまった。

中澤のボンバーヘッドはクロスバーの上

やましぇのミドルはキーパーがキャッチ
 いや、本当にコンサを見ているようだった。システムにこだわった単調な攻めに加え、最後の最後にダメ押し食らうところなんかも。そういえば代表監督の岡ちゃんと、コンサ監督のみうみうは仲が良いんだよなぁ。どっちの監督も、もっと個人のアイデアを取り入れるようなサッカーした方がいいと思うんだよな。
 あと、とても気になったのが、オリンピックと重なったからなのか、真剣勝負の代表戦じゃない親善試合だからなのか、一昨年の札幌ドームでの代表戦とは較べられない客の不入り。フル代表と言いながらも、俊輔や松井といったバリバリの海外組は所属チーム優先で、イキのいい若手はオリンピック出場(惨敗)のため、今回の代表には選出されず。小野、大黒、達也といったご無沙汰組の再生試験みたいになったのも影響しているんだろうなぁ。影響値段の安い席は満席なのに、高い席はガラガラ。このところ代表戦の客の入りが悪いとは聞いていたけど、滅多に来ない札幌でこの有様だと、もう札幌には来てくれないかも・・・。しかし、コンサ同様、金を払ってでも観たくなるような試合をしてくれなくっちゃ、そりゃ客足も遠のくよな。


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コンサドーレ札幌vs京都サンガ戦を観戦する(08.8.17)

 負けられないコンサ。後のないコンサ。全員がそれを共通の認識として、今できることのすべてをやっている。これは残留も十分可能だぞ。いや、確実かもしれない。
 怪我人や出場停止だった主力が戻ってきた今日の京都戦、前半を観終えたときに、確かな手ごたえをつかんだはずだった。行ける、行けるぞって。何より攻撃が噛み合っている。今年の目玉になるはずだった外国人2トップとボランチ。人は大きく変わったけれど、初めて万全の形で揃うことができ、見事に機能していた。急造左MFでチェイス専門だった元気が、センタリングをあげるようになった。そして広島からの盟友・西嶋と連動して左から攻撃を仕掛けられるようになった。それがすごい厚みのある攻撃となり、前半は京都を圧倒した。ダヴィの目を見張る速さの抜け出しから先制点。その後も何度も決定的なチャンスを作り続けた。お盆休み最終日に集まった観客の誰もが、待ちに待った全開のコンサに胸躍る思いだったことだろう。ついに来たと。
 しかし、後半はまったく別のチームになってしまった。京都が中盤のアタリバに替え、FW田原を投入すると、コンサDF陣は柳沢、田原の対応に追われ、フェルナンジーニョを自由にしてしまう。そうなるとコンサは防戦一方のまま、早々に追いつかれる。このフェルナンジーニョ対策なんだろう、征也に替えてデビ純投入。クライトンをひとつあげ、中山・芳賀・デビ純の3ボランチのような形に。これが機能しなかった。ある程度は守れたかもしれないが、底に貼り付いたままの3ボランチと、外国人3人の間が開きすぎ、ボールがつながらない。あるのはセットプレーのチャンスのみ。砂川・謙伍投入後も3ボランチは変わらずで、攻撃につなげられない。

FKをダヴィが流すも、枠の遥か上。

ダヴィがDF二人を振り切るも、シュートは枠外
 終盤にフェルナンジーニョがDFを振り切ってジ・エンド。
 これでとうとう最下位。確かに後半は混乱したけど、前半にあれだけいい攻撃の形を見せていたんだから、慣れない3ボランチなんかにしないで修正できなかったのかなぁ。というか、展開力のあるボランチがいない3ボランチって怖くないよね、相手にとっては。本当に勝つ気があったんだろうか・・・。しかも、守りにいって終盤に勝ち越されて。
 とにかく意地でも勝って欲しい。それしか言える事がなくなってきた。頼む。本当に頼む。シュート1本1本を大切に、確実にしてくれ。前半の決定機オンパレードであと1点入っていたら。いやいや、ホント頼むって。
札幌 1 1−0
0−2
2 京都

前半18分(札幌)ダヴィ
後半4分(京都)渡辺
後半44分(京都)フェルナンジーニョ



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コンサドーレ札幌vs大宮アルディージャ戦を観戦する(08.8.9)

 行け行け赤と黒の 俺たちの札幌
 そおここ我らの厚別 見せよおまえの情熱 ♪

 試合を大きく左右するものとはなんだろうか?選手のコンディション、監督の采配、天候・・・。この試合を大きく左右したのは、明らかに審判の一貫性のないジャッジだった。
 正直、負け試合を判定のせいにするのはいかがなものかと思っていた。ここ数試合、不可解なジャッジを目の当たりにすることもしばしばあった。しかし、今日ばかりはあまりにひどく、サッカーという競技自体に不振すら覚えかねないありさまだった。
 試合をコントロールするのは主審の役目ではあるが、「俺を崇めろ」と言わんばかりの笛は完全に統制を失い、選手にバカにされるような始末。
 国内最高リーグの主審がこの程度なんだもん、各年代の日本代表が世界基準に及ばないのは当たり前。特に今年は審判の不可解な判定や暴言なんかがクローズアップされている始末。Jリーグ及び日本サッカー協会は以前のように年間単位で外国人審判員を数名招聘し、試合の質と日本人審判員の質の向上を行うべきだと思うのよ。名実ともに世界基準を目指すならばね。
 試合は前半早々にペナルティエリアでアンデルソンが倒されてPKゲット。まぁ、これこそが今日の主審ご乱心のプロローグだったかもしれないけれど。これをアンデルソンがきっちり決めてコンサ先制。

アンデルソンが倒されてPK

アンデルソン、J初ゴール
 その後もイケイケで、征也のクロスにアンデルソンが頭であわせて2点目・・・と思いきや、これが残念無念のオフサイドで。まぁ、これに関しては確かに出ていたからなぁ。これで気落ちしたわけでもないだろうけど、直後に追いつかれて、あとはダラダラと。主審の判定にいらつき、焦り、PKをとられて逆転され。さらにいらつき自滅かな。

征也のクロスにアンデルソンが頭であわせてゴールを入れるも、
あぁ、無常のオフサイド
 主審に言いたいことは山ほどあるんだけど、今日のコンサの選手たちが大宮の選手相手に1対1の局面で勝てていたわけではなく、展開を打開できるだけの策をベンチが持ち合せていたわけでもなく。そういう面を含めると、今日の負けは妥当なのかもしれない。
 これでまた残留ラインが遠のいた。聖地・厚別での無敗記録も途絶えた・・・といっても、今年は3引き分けだから、無勝を伸ばしたと言ってもいいくらい。選手には後がないということを頭に叩き込んで、ベストパフォーマンスを見せて欲しい。観客動員、債務返済のためにも。
札幌 1 1−1
0−1
2 大宮

前半2分(札幌)アンデルソン
前半9分(大宮)ラフリッチ
後半11分(大宮)デニス・マルケス



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北海道日本ハムファイターズvs埼玉西武ライオンズ戦を観戦する(08.7.25)

 『WE LOVE HOKKAIDOシリーズ2008』ということで、今週のファイターズは黒をベースにしたユニフォーム。これがなかなかカッコよい。最初は「ロッテ?」なんて思ったりもしたけれど、いやいやどうして、ファイターズじゃありませんか。とりあえずぼくも同じユニフォームで。
 今日の特筆すべきところは、ドーム内のビールが全部半額ってところ。生ビール1杯が300円。仕事帰りのサラリーマンにはなんともお得な企画ではないか。今日は豊平川の花火大会や小樽の潮祭りがあり、若者がそっちに流れてしまいそうだから、オヤジだけでも引きとめようという策か?オヤジの一人として、大歓迎!
 今日の見どころは、このところ捕まり出した多田野vs好調の西武打線というところか。あとは今シーズンナマ観戦負けなしのぼくの記録が伸びるのか?昨夜エース・ダルビッシュで負け、打線も今ひとつなので、かなり心配ではあるが。
 多田野の立ち上がり、四球なんかもあってちょっとハラハラしたけれど、きっちり押さえてなかなかの滑り出し。初回のファイターズ先制のチャンスは逃したものの、2回にはレフト小谷野がフェンスを恐れずにファウルフライをナイスキャッチ。これは流れがきてるのではないか。
 と思ったら、やっぱ来てたよ、流れってヤツが。2回ウラ、先頭打者の小谷野がレフトスタンドに1発。これは小谷野Dayの予感。

ボケているけど、小谷野の一撃
 途中、中島のライトフェンス直撃タイムリーで同点に追いつかれたけど、直後にはまたも小谷野がレフト前タイムリー。稲葉の激走もあり勝ち越しに成功!タイミングはアウトだと思ったけど、チームを牽引する稲葉の気持ちが勝ったってことね。
 今日の勝ち越しを支えたのは、新しい応援歌だった気もする。ノーアウト2塁でレフトスタンドから聞こえてきたのは、『ジンギスカン』をアレンジした応援歌。これがなかなか勇ましく、信二はダメだったけど小谷野はハマったもんね。
 新しい応援といえば、賢介のときのピンクの指。あんなの前までなかったでしょ。しかも大勢の人が手にしている。どこで売ってるんだろう。No.3がプリントされているから、公式グッズなのかなぁ・・・。そういえば、ひちょり応援時の緑のマイクも、どこに売っているのだろうか?買う気はないんだけど。
 
スタンドがピンクに染まります。
 ここから先の展開は、ビールがしこたま入ったせいか、早かったとしか記憶になかったりして。両チームとも、大きなチャンスも大きなピンチもないままに、テンポの良い投手戦となり、気づけば久がマウンドに。これはもう、勝利の方程式。最後はきっちりマイケルが締めて、2-1で首位攻防第1ラウンドをものにしたのだった。

花火の替わりに勝利のお祝い

ヒーローインタビューはもちろんこの二人
 結局、ビールを5杯のみ、帰りはホロ酔い・・・よりもちょっと上の状態で、とにかくご機嫌な野球観戦でした。このナイスな企画、月イチくらいでやってくれないかなぁ。


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コンサドーレ札幌vsヴィッセル神戸戦を観戦する(08.7.20)

 行け行け赤と黒の 俺たちの札幌
 そおここ我らの厚別 見せよおまえの情熱 ♪

 激厚3連戦の3試合目。聖地・厚別陸上競技場は3連休の中日というのに、結構な客の入り。ここ3試合は△○△なので、次は○の番かな・・・なんて期待していたんだけど、結果は△。試合直後は2人退場の劣勢をよくぞ凌いだと、壊れんばかりに手を叩いたけれど、冷静に考えれば2人退場したことに問題があるんだな。
 開始早々は征也の縦への突破など、鋭い動きが見れてワクワクだったんだけど、訳わからんうちにポニョって感じで先制されちゃって。目の前で見ていたんだけど、なにが起こったかわからない。誰かに当たった?DFもGKもサポーターもボー然と立ち尽くしちゃったシュート。
 これでガシガシに守られる・・・と思ったら、前半終了間際にゴール前のFKで神戸の壁がハンド。コンサのセットプレーはなにか持ってるよなぁ。PKをダヴィが決めて同点。

みんなでアピール「ハンドですよ〜」

PKはダヴィがきっちり決めます
 波に乗って後半へ・・・ってところで、まさかまさかの守護神・高木大失態。ペナルティエリアを出てパンチング。もちろん一発レッドで退場に。いくらなんでも、そんなところまで出てきてパンチングはないだろ・・・。前半に腰を痛めて焦る気持ちもわかるけどさ。これで数的不利を強いられることに。キレを取り戻した征也に替えてGK優也。交替は仕方がないけど、高木のプレーはいかんよな。
 これで断然セットプレー頼みになったコンサ。それでも、セットプレーのチャンスが幾度もあるもんだから、もしやの期待に胸いっぱい。なのに、箕輪のロングスローのこぼれ球を拾ったキャプテン・芳賀が二人かわしたところで足がかかったのに・・・、シミュレーション?イエロー?二枚目?退場???

これがシミュレーションでイエローだって。
 残念ながらこの時点で今日の試合の勝ちはなくなった。2人の数的不利を守りきるために、クライトンに替えて池内。この交替、妥当な策のように見えたけど、征也・クライトンが退いたことで、唯一の頼み・セットプレーのキッカーがいなくなった。FKをもらっても「誰が蹴るの?」と見回す一同。あちゃ〜。
 ってことで、なんとか引き分けで勝ち点1を拾った試合。数的不利を凌いだことを喜びがちだけど、やっぱり退場者が出たことを悔やむべき試合だったんだろうな。少なくとも一人は審判のせいではないんだし。
 あと、個人の能力UP。「キッカー俺にやらせろ」って選手が出てこなくっちゃ。チーム全体のベースアップこそ、残留へ向けての一番の課題であり、やらねばならないことだから。
札幌 1 1−1
0−0
1 神戸

前半22分(神戸)ボッティ
前半44分(札幌)ダヴィ



エスニックsportsな戯れ言

コンサドーレ札幌vs大分トリニータ戦を観戦する(08.7.16)

 行け行け赤と黒の 俺たちの札幌
 そおここ我らの厚別 見せよおまえの情熱 ♪

 聖地・厚別陸上競技場での試合、自動降格圏内のコンサにとって、それは負けられない試合なのだ。だからといって、負けないために勝つことをあきらめるような試合をされてもなぁ。選手たちは精一杯だったと思う。よくぞ走った。最後はバテてたけど。まるで勝つことを、膠着状態の打破を望まないような三浦監督の采配に、疑問が残る試合だった。どうして残り2枚の交代カードを切らなかったかなぁ。
 結果としてはスコアレスドロー。2試合連続の完封は、DF箕輪をレンタルで獲得し、ゾーンディフェンスへのこだわりを緩めた成果が出たといったところ。それとともに忘れてはいけないのが、左MFに入った中山元気。彼のチェイシングによるボール奪取や大分の攻撃を遅らせることが、完封に多きな貢献を果たしていたのは事実。しかし、ボール奪取後の判断の遅さと展開力のなさで、無得点に終わった大きな要因にもなってしまった。攻撃が征也の右サイドに偏ってしまえば、守られやすいよなぁ。決して元気の批判をしているわけではない。彼が一番活躍できる場所は狭いサイドじゃないでしょうってこと。勝ちに行くなら、最後は西谷のような攻撃の起点になるカードを切って欲しかった。引き分けでOKなら、正解の戦法なんだけどね。
 守備の堅い大分との対戦。お互いリアクションサッカーだけに、大味な展開しか思い出せない。ウェズレイにほとんど仕事をさせなかったのは拍手だけど、こっちもダヴィ、クライトンがほとんど仕事をしていないし。勝つためのアクセントが欲しかった。

元気のボレー、キーパー真正面に・・・
 守備に安定感が出てきたので、次は決定力でしょ。期待の新外国人FWアンデルソンが怪我で欠場というのはなんとも寂しいかぎり。早くダヴィと競い合って前線でボールを追い回す姿が見たいもので。今日も決定的なシーンが何度もあったんだから、これを確実に決めることができれば、おのずと勝ち点も増えていくだろうに。

箕輪のヘッドは叩きすぎたんだな。
 それにしてもやっぱり聖地・厚別なんだから、勝ちにこだわった采配をして欲しかった。監督が気持ち見せなきゃ、選手は疲れてるんだから。可能性は見えたし大きく広がっている。だからこそ悔しい試合だった。
 最後に、挨拶のときに小さく拳を掲げてみせる箕輪。西澤と共に最終ラインに立つ姿は、二人とも風格があります。”仕事人ナイト”と銘打たれた今日の試合で完封の原動力となった彼らこそが、本当の仕事人なんだろうなぁ。かっこいいっす。歳下だけど。
札幌 0 0−0
0−0
0 大分


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コンサドーレ札幌vs清水エスパルス戦を観戦する(08.7.5)

 W杯予選のための中断が終わり、FWアンデルソンとDF箕輪を補強したコンサ。現在最下位と勝ち点1差のブービーだけに、もう簡単に負けるわけにはいかないのだ。しかも今日からホームは聖地・厚別。「激厚3連戦」と銘打たれた初戦なのだ。注目はやはりDFライン。箕輪の加入でリーグ最多失点のザル状態から脱却できるか?
 ・・・と思ったら、やっぱりやられた。西澤に抜け出されてあっさり1点献上。オフサイドと思ったDF陣は棒立ち状態。確かにぼくらもオフサイドだと思ったけれど、選手が止まっちゃダメじゃない。手を上げながらも追いすがらないとさ。ゾーンだマンツーマンだ以前の問題でさ。あきらめないプレー、見せて欲しいのよ。

西澤の先制点。あちゃ〜
 なんかボールはエスパルスにまわされっぱなし。すんでのところをGKぎーさんのナイスセーブでしのいでいたけど、ぎーさんのキックがまるで精度がなくって。攻撃の起点にもなりゃしない。
 とかなんとか言いながらも、コーナーキックからダヴィのヘッドで同点ゴール。流れを変えてくれ〜!

ダヴィのダイビングヘッド炸裂!
 とか思ってたら、前半終了間際にゴール前をワンツーで抜けられて勝ち越し点が入っちゃった。これは明らかにゾーンの穴をつかれたもの。やっぱり局面では激しく当たらなきゃ、パスがまわっちまうんだよ。箕輪、お約束をブッチしていいから。箕輪がやれば監督も文句は言わないと思うから。
 それでも後半は風上に立ち、徐々にペースをつかむコンサ。ショートコーナーから池内がダヴィと被りながらも同点ヘッド!

池内のヘッド、同点弾!
 終盤は途中出場の砂川、西谷がリズムを作って完全にコンサペースも、あと1点が遠かった。終了間際のCKではまたもや池内とダヴィが被ってボールはゴールバー遥か上。これにはCKを蹴ったクライトンも崩れ落ちた。その辺もっと声掛け合うとか、練習しておいてよ。
 今日の試合の注目だったDFラインはやっぱり強さが感じられない。先発の柴田を下げて、西澤が中央に入った後半は結構安定してきたけれど、やっぱりザル感は否めない。箕輪、もう自由にやっちゃっていいよ。
 アンデルソンはがんばって走ってたけど、連携はもう少し時間がかかるかな。
 そして本日一番のサプライズ、中山元気の左MF起用。彼の守備能力と持久力を期待しての起用だろうけど、正直今ひとつ。守備的FWと言われる元気も、広いフィールドを走り回ることで力が発揮できるというもの。左サイドの狭いエリアだけだと動きが窮屈。しかも、ボールが回った時の展開力に乏しいもんだから、チャンスが作れないんだもん。ただでさえ内容的に面白くない三浦コンサが、ますますセットプレーだけのチームになっちゃう。
 なんとか勝ち点1を獲ったのは評価するけど、もう後がないのだけは確か。最後は個人の勝負なんだから、一人一人気持ちを強く持って、あきらめないプレーをして欲しい。勝手にオフサイドと決めて立ち止まるようなことのないように。
 最後の挨拶回りで、ご機嫌に先頭を歩いていた、今日が最後の児玉社長。それと対照的に、最後方を歩いていた箕輪。何度も立ち止まり、深々と頭を下げる彼の姿は、なんとも頼もしくカッコよかった。コンサ入団後初のホームゲーム。聖地・厚別の熱い声援に、なにを思っていたんだろうか。ぼくはその姿にめちゃくちゃしびれていたんだよね。次は頼むぞ!
札幌 2 1−2
1−0
2 清水

前半12分(清水)西沢
前半29分(札幌)ダヴィ
前半44分(清水)マルコス・パウロ
後半29分(札幌)池内



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ナビスコ杯コンサドーレ札幌vs柏レイソル戦を観戦する(08.6.8)

 こんな試合を観るためにシーズンチケットを買ったわけでもないし、こんな試合をする選手たちを支えるために、株主として金を払ったのではない。
 3−0で負けたことや、ナビスコ杯でグループリーグ最下位に沈んだこと、J1でも崖っぷちにいること。当然満足はしていないけど、たとえまたJ2に降格しようとも、応援する気持ちは持ち続ける気合は入っている。でも、気持ちのないプレーで失点を重ね、惨敗する姿ほど情けないものはない。
 今日の試合、選手たちは当然真剣に闘ってくれていたとは思う。でも、その気持ちをプレーに込めていたのは何人いただろうか?クライトン、芳賀、砂川、西、西谷。彼らの走る姿には涙が出そうになる。しかし、守備陣はどうだ?本当に気持ちのこもったプレーができていたのか?相手を見下して、軽いプレーをしすぎてはいないだろうか?金を払って人に見せるプレーがあれなのか?北海道のTOPとして子供たちの模範となるべきプレーがあれなのか?
 そりゃ、いつだって勝って欲しいさ。でも、現時点でそんな高望みはしていない。ただ、いつでも全力で闘って欲しいだけ。その結果が勝ちであれば言うことはないけれど、仮に負けたとしても(今の戦力じゃ負けのほうが多いとは思うけど)、それはそれで健闘を称えたいと思っている。でも、今日みたいな試合には罵声しか出てこないって。

ダメ押しのPK
 監督の采配にも今日は疑問。宮澤が早々に負傷退場したのは誤算かもしれないけれど、1人退場で減って2点差で、勝ち以外は何の意味もない試合だというのに、FWに替えてボランチのデビ純投入。クライトンを前線に張らせるってのはわかるけど、リスクを負ってでも点を取りに行って欲しかった。攻撃の選手を入れてクライトンも上げて。結局、点は取れずに逆に失点。正直、試合は決まってたんだから、エジソンを投入して試してみても良かったと思う。
 今日の救いは怒りをあらわにしたクライトンと芳賀、そして挨拶に来た選手を大ブーイングで迎えたゴール裏のサポーターの存在かな。
 次は90分気持ちのこもったプレーができる選手を使って欲しい。
札幌 0 0−1
0−2
3

前半15分(柏)ポポ
後半39分(柏)ポポ
後半44分(柏)フランサ



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コンサドーレ札幌vs名古屋グランパス戦を観戦する(08.5.17)

 ニューヒーロー誕生!!!
 前半終了時まで、今日の観戦記はこれで押す予定だった。大物ルーキー・宮澤裕樹がついにそのベールを脱ぎ、公式戦初得点。札幌ドームが沸いた。これが伝説の始まりなのかもしれない。今日の宮澤の動きはものすごくよかった。きっちりチェイスするし、DFをひきつけるプレーでダヴィをフリーにしたり、ポストもこなす。今日は宮澤Dayになるはずだった。
 でもでもでもでも・・・。
 前半、みんなの動きがあまりにもよかったためだろうか、後半変に欲が出てしまったからか、プレーが中途半端になってしまって、それがことごとく失点につながった。相手が前がかりで攻めてきているのに、無理な態勢からボールをつなごうとしてプレゼントしたり、中途半端にミスキックでプレゼントしたり。もっとその場その場でやるべきことを明確にして、メリハリのついたプレーができていれば・・・。悔やんでも悔やみきれない。
 名古屋は俊哉や山口が控えなんだもんなぁ。うらやましすぎる。前半、玉田がDF振り切った時のスピード、速かった・・・。ぎーさん(高木)のナイスセーブがなかったら、あそこで試合が決まっていただろう。それを防いで先制したんだから、いけると思ったんだけどなぁ

CKから池内のヘッドは大きく外れ・・・
 最下位がすぐそこに迫ってJリーグ中断。フロントは新外国人探しを始めたそうだ。先日獲得したエジソンや、練習試合では調子を上げているらしいノナトなど、上手く見極めて再開後につなげて欲しい。もう落とせる試合はないはず。9個の黒星でお勉強の時間は終わりです。
札幌 1 1−0
0−3
3 名古屋

前半16分(札幌)宮澤
後半5分(名古屋)マギヌン
後半24分(名古屋)玉田
後半35分(名古屋)ヨンセン



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コンサドーレ札幌vs東京ヴェルディ戦を観戦する(08.5.6)

 どうしても負けるわけには行かない相手というものがいる。東京ヴェルディがそれ。コンサ氷河期のきっかけを作った凍将・ダニが監督を務め、元コンサにしてJリーグきっての無法者・フッキがエースを務める。ぼくはアンチ読売なので、その気持ちが一層強い。
 でも、チンチンにされた。前半はなす術なしで3失点。これが全てだった。何度か書いているが、クライトンはボランチで生きる素材。深刻なFW不足はわかるけど、どうしてボランチで使わないのか?今日の試合、特に前半のコンサは試合と呼べるレベルのものじゃなかった。ここの力に差があるのは理解しているが、前線とボランチ以下に間が開きすぎて、コンサ陣内で容易にボールを回される始末。セカンドボールもほとんど奪われるんだもん、致命的。
 攻撃といえば、FWクライトンが下がってボールを受け、ダヴィにパスを出すという単調なもの。狭いサイドでの攻防になりやすく、ダヴィにはしっかりDF2人がマークに入るから、あっさりパスカットされてしまう。クライトン-ダヴィはホットラインって言われるけど、そればっかりじゃプレゼントボールになってしまう。征也がフリーランニングしても、滅多にパスが出てこないんだから、相手DFはやりやすいって。
 それでもボランチDJM(ディビットソン純マーカス)が相手の攻めの楔となってくれれば、戦術として成り立つのかもしれないけれど、今日の出来では・・・。広い展開に繋げる球出しもなかったし。悔しいけれど、ヴェルディの福西がまばゆかったよ。
 後半はクライトンをボランチに下げ、FWに期待の新人・宮澤を入れることにより、クライトンからの全方位への球出しが可能となり、みんなが生きてきたもんなぁ。ターゲットが増えて相手DFを連れるようになったし、サイドの西谷・征也やSBの坪内も上がり易くなって、攻撃に幅が増えたし。なによりクライトンが強いから、きっちり楔にもなれてたし。結果として相手ボランチ&DFが対応に追われて、クライトンのミドルが決まったんだもん。

クライトンのミドルがゴールネットに突き刺さる
 いかんせん、前半の3失点は大きすぎた。全てが采配のミスと言うわけではもちろんない。特に前半は軽いプレーが続出だったし、ルーズボールに走りこむという当たり前のプレーが出来ていない局面も多く観られた。ぎーさん(高木)のファインプレーがなければ、あと何点入っていたことか・・・。
 JBLでダントツの最下位だったレラカムイに、リーグ最多の観客が集まるのは、日本最高峰のプレーを観ることができるため。だからバスケ経験者が多く集まる。コンサがJ1で闘うひとつの意義として、国内最高峰のプレーを観客に観せるってところも大きいと思う。子供たちに真似させたくないプレーは決してして欲しくない。
 征也がケガから復帰したことと、大型新人・宮澤ががんばったことは今後の大きな楽しみかな。

期待の二人、征也&宮澤

最後まで頭を垂れるミツ(吉弘)と柴田が印象的だった
 現在17位。もう崖っぷちであることには変わりはない。ベストパフォーマンスを見せることの出来る布陣・組み合わせで、胸を張れるサッカーをまずはして欲しい。今日みたいな中途半端なサッカーはもう終わりにして。
札幌 1 0−3
1−0
3 東京V

前半5分(東京V)レアンドロ
前半21分(東京V)ディエゴ
前半33分(東京V)フッキ
後半10分(札幌)クライトン



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北海道日本ハムファイターズvs東北楽天イーグルス戦を観戦する(08.5.2)

「やっぱ、ヒデキ観に行くでしょ」
 札幌ドームに西城秀樹が来て、ナマ歌YMCAで踊れるという。GW向けのスペシャルイベントが開催されるのだ。しかも、予告先発は大リーグからの逆輸入ドライチ・多田野数人。ケガで出遅れた大物異色ルーキーのデビュー戦なのだ。
 前日夕方で指定席は売り切れ。外野自由席を購入したんだけど、5時ダッシュで退社し、ドームに着いたら外野自由席はほとんど埋まっていた。結局、ライトスタンドポールの上のほうに落ち着いて。ピッチャーとバッターの間にライトポール。う〜ん、邪魔だ。

ポールぅ〜
 試合前のセレモニーではマリモッコリによる君が代斉唱に続き、始球式でヒデキ登場。山なりながらもストライクを決め、ハムに勢いを与えてくれた。
 それよりなによりルーキー多田野。独特のゆったりとした大きなフォームから、リリースの瞬間、弾かれたように腕が振れる。これはタイミングがとりづらい。しかも制球力が抜群ときている。気づけば7回を1安打無四球で0封。頼もしいったらありゃしない。武田勝の骨折離脱で手薄となった先発陣の穴を埋めてくれること間違いなし。
 打線も楽天のエースにして試合前まで防御率1点未満の岩隈から初回に賢介・稲葉で2点先制し(力負けしたポテンヒット2連打だったけど)、5回には賢介・稲葉・スレッジの3連打で追加点。

賢介のタイムリースリーベース
 天敵岩隈に集中打を浴びせてのノックアウト。貧打にあえぐハムとは思えない素晴らしさ・・・と言いたいところだけど、打線がつながるのって上位だけなんだよね。6〜9番は打てる気配がまるでないんだもん。そこはナントカしなくては。
 なにはともあれ、押せ押せムードで迎えた6回表のちょっと前。いよいよヒデキが登場だっ!今日の客は全員ノリノリ。みんな立ち上がって『YMCA』です。ヒデキのナマ歌が心地良く躍らせてくれます。しかし、今日のヒデキには何かが足りない。そう、腕から無数に垂れ下がる簾のような装飾がない・・・。やっぱり『ヤングマン』にはあれがなくっちゃ。

ポールの網に透けて見えるのがヒデキです

ヒデキ〜〜〜〜〜っ!
 なにはともあれ、最終回に星野が1点を取られたものの、最後はマイケルがきっちり締めて、5−1の貫録勝ち。今日のヒーローはデビュー戦で見事勝ち投手となった多田野と、3長打の賢介。賢介はさておき、多田野はホント今後が楽しみ。ダルビッシュと2枚看板になってくれる日もすぐそこなのでは?いや、もう既に2枚看板なのかもしれない・・・。

多田野です


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コンサドーレ札幌vsアルビレックス新潟戦を観戦する(08.4.26)

 それはまるで、一昨年のコンサが蘇えったかのような試合だった。ダヴィの頭突きがすべてといっても過言じゃなかった。どこぞの悪童が復活したのかと思うような情けない試合。
 個人的に新潟に住んでいたこともあり、楽しみにしていた試合だった。ぼくが住んでいた頃はまだJ2だったアルビ。'99年、'00年に新潟で行われた計4回のJ2での対戦はすべて観た。当時格上だったコンサの3勝1分け。今では格がすっかり逆転したけど、今季不調にあえぐアルビと上り調子でホームのコンサ。勝ってくれると信じていたのに・・・。
 それまでのダヴィはすごくいいプレーをしていた。なかなかシュートは打てないものの、前線で走り回り、アルビの起点をことごとく潰した。アルビDFの姑息なアタリは、それだけダヴィが怖かったからだと思う。何度かペナルティエリアで倒されていたのは確かだけど、ボールに絡んだプレーでないのもまた事実。レフェリーが笛を吹きにくい状況だったのだ。もう少し我慢していれば、ボールに絡んでいたらPKをもらえていただろうし、ペナルティエリアの外だったらFKをもらえていただろう。きっとアドバンテージは持っていたと思う。それが台無しだもんなぁ・・・っていうか、試合自体が台無しだもん。
 GW期間中は連戦が続くので、出場停止は怪我持ちのダヴィにはいい休養と考えるべきなのか?どうせ次はレッズ相手だから勝てっこないと。冗談じゃない。
 今日は期待の大型新人・宮澤が初ベンチ入り。展開によってはデビューも・・・と、ワクワクしていたのに・・・。怪我が治った西谷の活躍も・・・と期待していたのに・・・。

とりあえず携帯電話で写した写真を
 今日の観客は12,000人くらい。J2時代とさほど変わらない。経営再建の道筋をつけたとしてHFC(コンサの母体会社)社長が辞任を表明した。でも、収入の基本となる入場料収入がこの有様では見込めるわけもない。かといって、こんな試合をやっているようじゃ、コアなファンじゃなければ観る気にならないよなぁ。
 次節レッズ戦はクライトンをボランチに戻して、曽田・宮澤の2トップでやってみてちょうだいな。
札幌 0 0−0
0−1
1 新潟

後半18分(新潟)松尾



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北海道日本ハムファイターズvs福岡ソフトバンクホークス戦を観戦する(08.4.18)

 なにはともあれ、ダルビッシュ有。なんだ、この貫禄は。なんだ、この揺るぎなさは。これでぼくの半分ほどの歳の男というんだから、恐れ入ったとしか言いようがない。そしてぼくはこの男の勇姿を観るがために、エース同士の投げ合いを制する圧倒的な強さを見るために、札幌ドームに足を運んでしまう。
 先週の楽天・岩隈との投げ合いにしびれた感触も覚めやらぬ今週は、SHのエース・杉内との対決。当然ながら1点勝負と思いきや、初回に詰まったポテンヒットで先制されたダルビッシュ。でも、あとは難なく小久保の1安打のみ。ほんと安定していた。これで打線が点を取れなきゃ、今年のハムはあきらめたほうがいいというくらい(グリンや藤井は見殺しにしてるけど)。
 対する杉内もエースの名に恥じぬいいピッチング。ハムのいかにも打てそうもない下位打線のアシストもありはしたけど、見事な投手戦を演出。たまらないっス。

SHの4番・松中を打ち取るダルビッシュ
 今年、ぼくが観に行った3試合には共通点がある。それはスレッジ。3試合ともスレッジが決勝点をあげているのだ。そのうち本塁打が2本。彼が打った5本のホームランのうち、2本を観ていることになる。もしかして、スレッジにとってぼくは女神?(いやいや、男だから・・・)
 他にも、2試合で稲葉が打点をあげている(本塁打とタイムリー)のと、2試合で稲葉が敬遠され、その後得点が入っている。正直、スレッジはあまり期待しないで観てて、一発出るとびっくりして大騒ぎなんだけど、稲葉はみんなの期待をきっちり背負って、それに応えてくれるんだからすごいよなぁ。そりゃぁ、エース級の投手だって敬遠したくなるってもんか。
 今日、その稲葉敬遠に燃えたのが、4番・高橋信二。2三振と打てる気配がゼロだったけど、ここで燃えなきゃ男じゃないってことで、美作男児の心意気が炸裂っ!

美作男児の心意気、信二タイムリー
 最後まで抜群の安定感をみせたダルビッシュ。無四球3安打完封で、見事無傷の4勝目。すごいなぁ。ぼくの半分しか生きていないのに・・・。


最後は初回にタイムリーを打たれた柴原を三振に。
 こうなると、いろんなエースとダルビッシュとの投げ合いを観てみたくなる。西武・涌井、楽天・マーくん、ロッテ・小林&清水&成瀬&俊介、SH・斉藤&和田。もちろん先週の岩隈や今日の杉内も。来月からは交流戦が始まるから、セ・リーグのピッチャーも・・・って、誰がいたっけ?

お立ち台のダルビッシュ&スレッジ

息詰まる決戦の結果です


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コンサドーレ札幌vsジュビロ磐田戦を観戦する(08.4.12)

 2月に発注したJ1仕様のユニフォームが昨日やっと手元に。今回は「17 OKAMOTO」のNAME入り。開幕から好調を維持していたDF西嶋が、入籍直後に骨折という守備陣の大ピンチ。いざとなったらぼくがピッチに登場して、身体を張ったディフェンスをしなくては・・・。
 なんて心配は無用だった。左から坪内・吉弘・柴田・平岡と並んだ、いずれもコンサ新加入の4バックが、セットプレーから1点は失ったものの、ずるずると下がることなく踏ん張った。ポカは結構あったけど、みんなでフォローしあう若いDF陣。この姿を観ると、今後数年、曽田や西澤、池内が引退しても安泰だ・・・と思ったら、坪内と平岡はレンタルだった。今からお願い。コンサに残って。
 鬼門だった開始から15分間を無失点で乗り切って徐々にペースをつかむと、前半残り5分で波が来たのよ。クライトンのFKはホットラインを伝ってダヴィの頭へ。そらしたボールがゴールネットへ。待望の先制点。




ダヴィの先制ヘッドを4連写で
 前半の波はまだ終わらない。クライトンのCKから、セカンドボールをことごとく拾い、コンサ怒涛の波状攻撃。最後はダヴィのシュートを川口が弾いたところに詰めていた柴田。コンサ、2点先制してくれちゃって、場内のボルテージ大盛り上がり。


柴田、プロ初ゴール!
 後半はかなり押し込まれはしたけど、みんなで守ってホーム初勝利。うれしいです。この瞬間をどれだけ待ち望んだことか。ぼくはJ1で勝つコンサを初めてナマで観たので、感慨もひとしおなのよ。2002年は3敗だったから。
 ジュビロのヘッドコーチはコンサの前監督・ヤンツー(柳下)さん。芳賀や砂川、元気、大伍なんかは彼の教え子だから、感慨深かったろうなぁ。そういえば開始早々に足を痛めた駒野に元気が駆け寄ったのは、昔広島で同じ釜の飯を食った仲だからか?なのにさ、一昨年までコンサにいた加賀が元気を削って退場に追い込むなんて。メンバー紹介のときはブーイングじゃなくて拍手で迎えたというのに。許してやるからもう一度コンサに来い!
 ジュビロのメンバー、大幅に変わったよなぁ。全盛期のメンバーが誰一人スタメンにいない。後半から投入された名波も背番号が16だとどうもしっくりこなかったもん。でも、彼のパス回しで流れが変わったのは確か。最後にゴンの勇姿を観たかったなぁ。

悔しいけれど、ジュビロ・河村の得点シーン
 ダヴィの復帰が大きかったよなぁ。1対1を外したりもしたけど、ダヴィのチェイスが確実に流れを引き寄せたもん。
 それにしても、今日のクライトンもとんでもない強さを見せ付けてくれた。鹿島にとってのジーコ、名古屋のストイコビッチ、浦和のブッフバルト、磐田のドゥンガ、FC東京のアマラオ。チームの礎となった伝説の外国人になってくれる男だよ、彼は。エメルソンみたいに1年で出て行かれないよう、フロントはしっかり彼をキープして欲しい。クライトンの引退セレモニーを札幌でやろうぜ。
札幌 2 2−0
0−1
1 磐田

前半43分(札幌)ダヴィ
前半44分(札幌)柴田
後半2分(磐田)河村



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北海道日本ハムファイターズvs東北楽天イーグルス戦を観戦する(08.4.10)

 エース対決。ハム・ダルビッシュvs楽天・岩隈。1点勝負必至の対決はまさに力と力のぶつかり合う最高の投手戦となった。
 しびれた〜。投手戦が好きなぼくにとって、これほど面白い試合はない。連敗中も当たっている楽天打線をダルビッシュが封じ込めると、確かにハムの打線は湿りがちだけど確実に点を取り連勝しているハム打線に岩隈が立ちはだかる。誰が見たって点の入りそうもない展開だった。
 
両エース、貫禄のピッチング
 そんな最高の投手戦を決したのは、謀らずしもベンチワークだった。7回ウラ、稀哲のヒットと賢介の送りバントで1アウト2塁のチャンス。岩隈が迎えた初めてのピンチに、投手コーチが出てきて喝を入れる。稲葉ジャンプで盛り上がる観客の見守る中、キャッチャー藤井が立ち上がった。敬遠策。まさか・・・、なんで・・・?確かに稲葉はチャンスに強いけど、今日の岩隈の出来はものすごく良いんだから。
 結果としては続く高橋信二にも四球を与え、満塁となったところでスレッジが犠牲フライで、ハムが虎の子の1点を先制した。あとはダルビッシュの快投完封ショー。

スレッジの犠牲フライ。2夜連続の決勝打
 それにしても悔やまれる敬遠策だった。ハムファンとして敬遠に文句をつけているわけではない。野球好きとして、岩隈vs稲葉という最高の真剣勝負を観ることができなかったことに文句を言いたい。4連敗中の楽天としてはどうしても勝ちたかったという気持ちは理解できる。しかし、マウンドに立っていたのはエース・岩隈なのだ。しかも、めちゃくちゃ絶好調の岩隈。小手先の策が必要だったんだろうか?古狸・野村、策に溺れたか。
 野球ってチームスポーツだけど、個と個のぶつかり合いが積み重なったチームスポーツなんだから、その醍醐味を奪ったらいかんよね。こんなことしたら客が離れちゃうよ。エースと心中でしょ、ここは。
 とはいえ、本当に最高の試合だった。これまでの観戦経験でもベスト3に入るんじゃないかな。
 白熱の投手戦は試合の展開も早く、試合時間はなんと2時間8分。実は約束があって8時15分にはタクシーに乗って札幌ドームを後にしなくてはならなかった。で、8回を終わって8時ちょい。全部観れるかとの期待とともに、終了まで観ていたらタクシー乗り場は大混雑で、待合せに遅れてしまう・・・。ってことで、さっさと帰り支度をして、9回表はスタンド内の通路を歩きながら観戦。ダルビッシュの完封勝利を見届けて、ダッシュでタクシー乗り場へ走り、ヒーローインタビューはタクシーのラジオで聞いたのだ。
 面白い試合が観れて、約束にも間に合って。まさに最高の投手戦だった。

諸般の都合により、8回ウラ終了時のスコアボード


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北海道日本ハムファイターズvs東北楽天イーグルス戦を観戦する(08.4.9)

 床屋のあんちゃんがタダ券をくれたので、今シーズン初のファイターズ戦観戦。春の陽気に包まれた今日の札幌。午後5時に退社して札幌ドームでビールを飲む。幸せ。
 そんな気分をファイターズの快勝が後押ししてくれて、今日はなんともよい気分。初回に稲葉の2ランホームランで先制すると、今シーズン勝ちのない吉川が小気味よい投球で楽天打線を2点に抑え、味方の援護を待つ。するとスレッジ。ピーター・ガブリエルの名曲『スレッジハンマー』に乗って登場すると、センター中段に勝ち越しホームラン。8回には再び稲葉のダメ押しタイムリーで勝負あり。ハムは建山-久-マイケルが、ちょっとしたピンチも難なく乗り切って連勝だぁ。
 投手戦の好きなぼくにとって、今日は好みの試合展開。得点がホームランに頼るというハムらしからぬ展開も、たまにはいいかとご満悦。吉川がストライク先行のピッチングをすれば、対する楽天・永井もよい出来だったもん。この流れで吉川が勝てたのは、ハムにとってはよかったよね。そもそもこの投手戦は始球式でナイスボールを投じた内藤大助から始まったのかもしれないなぁ。

さすがチャンプ。ナイスピッチング
 今日は初めて右中間の外野席で観戦したんだけど、ハムの2本のホームランがこっちの方に飛んできたので、めちゃくちゃ盛り上がった。年甲斐もなく大きな声で、「ここまで来ーい!」と叫んでしまった。

稲葉の先制2ラン。かなりボケているけど
 いつも写している試合終了後のスコアボード、今日は写し忘れちゃった。4-2でハムの勝ちです。
 明日はダルビッシュと岩隈のエース対決。今日以上の力の入った投手戦になるのかなぁ。明日は訳あり観戦する予定。今から楽しみ。
 最後にスコアボードの替わりに、帰りに寄ったラーメン屋で見つけた小林麻耶(TBSアナウンサー)のサイン色紙を。かわいいなぁ。


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コンサドーレ札幌vs川崎フロンターレ戦を観戦する(08.4.2)

 会社帰りにスタジアムへ行って、ビール飲みながらサッカー観戦。なんか幸せ。サッカーが、コンサが日常に溢れているって感じ。これで結果が伴えば、きっと言うことなしで最高の気分を味わえたんだろうけど。
 開幕2連敗の後、ナビスコ杯で△○、前節リーグ戦初白星を挙げたので、調子が出てきたはずなんだけど・・・。
 結論から言うと、見るべきところのとても少ないゲームってところでしょうか。強いてあげると、『ドーレくんとB☆Bの競演』『強いぞ!クライトン。君こそコンサの大黒柱』『GK曽田』くらいでしょうか。

一番の見どころ(?)ドーレ&B☆B
 確かに主導権は握られていたけど、個々の実力差はあったけど、決定的なチャンスもほとんどなかったけど、ボコボコにされた印象はない。それでもDFラインの穴をつかれて2失点完封負け。これまでセットプレーからの失点がとやかく言われていたけど、今回は流れの中からの2失点。課題がありすぎて、修正が大変だな、こりゃ。
 ダヴィが欠場だった。ケガ?まさか川崎のフッキみたいに退団じゃないだろうけど、和製2トップ元気&謙伍ではJ1は厳しいというのが率直な感想。クライトンが孤軍奮闘していた印象が残る。彼の強さはホンモノで、チームの核として機能してはいるけれど、周りの動きがチグハグだったかな。故障明けの西谷が終盤トップ下で復調の兆しを見せてくれたので、そこに期待。
 DF陣はがんばっていたけど、ちょっとのミスがきっちり点につながるのがJ1という舞台だってこと、再認識して立て直して欲しい。
 それにしてもGK高木の一発レッドは痛かった。何であれがレッドなの?主審の判定基準が理解できない。まぁ、そのおかげで曽田のGKというレアなプレーが見れたけど。でも、2試合出場停止でしょ。優也、ある意味チャンスだぞ。がんばれ。

曽田のGK
 悔しいけれど、川崎は巧かった。圧倒的な攻撃力を見せ付けたというわけではないけど、要所で締めて相手にプレーさせない。フッキが退団してチームにまとまりができたみたい。中村憲剛はやっぱりうまかった。
 次節はアウェイでFC東京と。今野が、ブルーノが(ベンチだろうけど)いる、なんだか馴染みのある対戦。きっちり修正して、勝って欲しい。あと、ホームでは必ず勝つといった気迫をよろしく。
 ダヴィ〜〜〜、早く帰ってこ〜〜〜い!
札幌 0 0−1
0−1
2 川崎F

前半7分(川崎F)鄭
後半4分(川崎F)鄭



エスニックsportsな戯れ言

コンサドーレ札幌vs横浜Fマリノス戦を観戦する(08.3.15)

 待ちに待ったJ1の舞台。入場口には長蛇の列。みんなこの時を待っていたんだなぁ。前節は昨年の覇者・鹿島にちんちんにされたけど、今日はホーム札幌ドーム。相手は日本代表の攻守の要、山瀬と中澤を擁する横浜Fマリノス。
 とても感慨深いものがある。山瀬は言わずと知れたコンサの子。彼がチームを去った時から、コンサのJ2暮らしが続いたんだよなぁ。大好きな選手だけど、今日ばかりは自由にさせるわけには行かない。山瀬は「ブーイングされるんじゃないか」と言ってたけど、スタメン発表で山瀬の名がコールされたら、場内からは温かい拍手が。やっぱりオラが街の子だもんね。
 赤黒に染まった場内に選手たちが入ってきた。J1仕様のコンサの力をとくと見ようではないか。
 序盤は思いっきり攻め込まれた。いつボールがゴールを割るか、気が気でない時間帯が続いた。でも、GK優也のスーパーセーブや、CBに入った吉弘のナイスプレーで何とか凌ぐ。左から西嶋・吉弘・平岡・坪内の4バック。3人が新加入の二十代前半という若いメンバーで、決定的なミスもあることはあったけど、みんながハードワークしていた。そして、意外だったのが左SB西嶋の攻撃参加。これが結構起点になっていた。
 攻撃も次第に形になってきた。FWに入ったクライトンがタメを作って上がりを促す。これにより、中に人数をかけての攻撃が可能に。そして、最初にゴールネットを揺らしたのはクライトン。オフサイドだったけど。
 ゴールの予感はルーズボールを追っていったダヴィがペナルティエリアで倒されてPKに。これを蹴るのはさっきゴールネットを揺らしたクライトン。喜ぶ準備はできている。立ち上がる準備はできている。でも、ボールは無常にもクロスバー直撃。
 それでも要所を締めたコンサ。実に惜しいながらも0-0で後半へ。

クライトン、ゴールネットを揺らすもオフサイド

クライトン、PKはクロスバー直撃
 後半もコンサの選手がピッチを駆け回る。マリノスにボールを支配される場面が多いけど、最後のところは身体を張って守る。願わくば守ったところでカウンターなんだけど、セカンドボールがなかなか取れない。それでもクライトンがタメを作って出したパスを征也が胸で落として、ダヴィが魔球シュート!
 決まった〜〜〜〜〜っ!
 札幌ドームが歓喜の声に包まれた。コンサの今季初ゴール。ダヴィのJ1初ゴール。
 その後も走るコンサ。マリノスの攻めをみんなで凌ぐ。徐々にマリノスに押され始めた。征也に替えてヤス(岡本)、大伍に替えて砂川。もしかして勝てるんじゃないか・・・。誰もがそう思い始めたとき、三浦采配の歯車がずれたと思う。ダヴィの負傷退場で中山投入。当初プランだと、きっとダビとではなく、クライトンと交替したかったんじゃないかな。
 そして迎えた残り5分。CKを大島が決めて同点。その直後に右サイドを破られて逆転ゴール。
 やられるときはあっけないもので、これでコンサは2連敗。面白い試合だったんだけど、結果は出なかった。
 今日の試合で感じたことを以下に。

@ 優也の反応・セービングはすごかったけど、キックの精度が悪すぎる。攻撃の起点にならず、敵にチャンスボールを供給。
A 4バックは機能していた。特に両サイドバックのがんばりには期待が持てる。でも、立て続けの失点は前節と同じ。90分間集中を切らさないことが大事。
B ダブルボランチも走れたと思う。
C 大伍が使えたのは大収穫。征也にはもっと勝負して欲しいと思った。ヤスは早く場馴れしてくれれば。
D ダヴィはコンサの至宝になる予感。クライトンも機能していたので期待大なんだけど、下がってプレーすることが多いから、やっぱりボランチで使いたい。

 クライトンをボランチで先発出場させて、クローサーでディビットソン・純・マーカスってのも面白いと思うんだけどなぁ。
 試合終了後、芳賀・坪内・平岡が熱心に話しこんでいた。くしくも逆転ゴールを決められたサイドの3人。きっと、守備の修正点について話していたんじゃないか?まさか「札幌のサポーターってすごいね」なんて感想じゃないだろう。
 負けてしまったけど、J1でもやれることを見せてくれた試合だった。残り5分からの逆転劇はいい勉強になったことだろう。でも、勉強できる試合はあと何試合残っているのだろうか?早く勉強を身につけて、勝ち星、勝ち点を積み重ねて欲しい。
札幌 1 0−0
1−2
2 横浜

後半7分(札幌)ダヴィ
後半41分(横浜)大島
後半42分(横浜)大島



エスニックsportsな戯れ言

コンサドーレ札幌「2008シーズンシート販売イベント&トークショー」を観る(08.1.12)

 今年は本当にJ1なんだなぁ・・・。5シーズンのJ2暮らし、長かったなぁ。今年は念願のJ1だもんなぁ。コンサのJ1での活躍を見逃さないためにも、シーズンシートチケットを購入することにした。今日行われた販売イベントでは、マサさん(西谷)と征也(藤田)のトークショーが催されるとか。そりゃ行くでしょ。
 会場にはJ2優勝のシャーレも展示してありました。

これがJ2優勝の証、シャーレであります
 それにしても、マサさんがトークショーに登場だなんて、珍しい。J2優勝決定後、北海道ローカルで引っ張りだこだったコンサ戦士の中にあって、ほとんどメディアへの露出がなかったもんなぁ。札幌のKINGの素顔やいかに。

トークショーのわきでドーレくんもファンサービス
 いや〜、面白かった。トークショーは13:00からと15:00から、それぞれ15分くらいの2部構成。それぞれの回の終了後には、シーズンシート購入者各200名を対象としたサイン会。12:20に会場に到着したぼく。シーズンシートを購入したら、「13:00の回のサイン会整理券がもうないので、15:00の回の整理券でよろしいでしょうか?」だって。異論なんてあるわけないでしょ。そんなこんなで、トークショーは2回とも観覧することに。
 1回目は司会のグッチーさんが集めた資料を基に、2人の素顔に迫ります。2回目はグッチーさんのラジオ番組でリスナーより集められた質問に答えるという趣向。その中身をひとつひとつ書くことはしないけど、マサさんの自然体のカッコよさと、そこから湧き出るオーラはさすがの一言。それでいて自称・ビール好きの好青年、息子は将来野球かゴルフのプロになんてリップサービスも満点で。そんな頼れる兄貴を慕う征也の初々しさも楽しかった。兄貴の言葉は絶対です。

マサ兄のフリはきっちり返す征也。ナイス・コンビネーション!

グッチーさんのアプローチには終始照れ笑いの二人
 今季も攻撃の起点として活躍してくれるであろう、いや、活躍してくれなくては困る二人の素顔をほんの少しだけど垣間見ることのできた楽しいイベントだった。このコンビネーションが保たれていれば、J1優勝は間違いない・・・なんておこがましいこと当然言えはしないんだけど、J1に旋風を起こしてくれることは間違いない。
 サインももらったし、握手もしてもらったし。ホームの開幕は報道によると山瀬率いる横浜FMとか。今からとても楽しみなのだ。

マサさんと征也のサイン&シーズンチケット
 準備は整った。あとは転勤にならぬよう、神に祈るのみ。



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