エスニック

sportsな戯れ言'02


sportsにまつわる戯れ言を掲載しています。



トヨタカップ
レアルマドリードvsオリンピアをTV観戦する(02.12.3)

 あぁ、史上最高の消化不良。2点あげたんだから消化不良なんて言っては失礼かもしれないけれど、あれだけ豪華で華麗なパスリレーでゴール前に攻め込みながら、放り込んでズドンの2得点だけなんだから、最高に面白い消化不良なのだ。フィーゴ・ジダン・ロベカル・ロナウド・ラウルが面白いようにボールをつなぐ。面白い。楽しい。これぞサッカーだよなぁ。つい先日までベロンの右足アウトサイドキックの虜だったけど、このチームプレーもヨダレものだ。
 あぁ、これ以上書くことが見当たらない。というか、なにを書いたって一見にしかずだからなぁ。ぼくの好きなマクマナマンがベンチ入りすらしていなかったことが名残惜しいことかな。
 あぁ、スペインへ行ってナマで試合を観てみたい。スペインリーグだけでなく、イングランドもイタリアもドイツもオランダも・・・。
 あぁ、コンサドーレに一人欲しいなぁ、あの中から。鹿島にジーコ、磐田にドゥンガ、名古屋にピクシーがいて、現役引退後も指導したりしているように、コンサドーレにもフィーゴとかジダンとかロベカルなんかがいてくれたら・・・。ラウル大好きだけど、この場合はできればFW以外の選手が。でも、そんな金ないんだよね、コンサドーレには。マクマナマンはどうなんだろうか・・・。


エスニックsportsな戯れ言

東京ヴェルディvsコンサドーレ札幌戦
を観戦する(02.11.9)

 前節でJ2降格が決まってしまった我らがコンサ。少なくとも再来年まではJ1での勇姿を観ることが出来ないとなると、これが見納めか・・・なんて感慨深く東京スタジアムへ足を運んだ。東京スタジアムへ行くのは初めてなんだけど、駅(飛田給)から近くていいところじゃない。
 それにしても、我がコンサは降格が決まったし、ヴェルディも優勝はほぼ絶望的だから、はっきり言って消化試合のようなこのゲームに客が入るのかと心配していたら、予想以上に人が一杯。特にコンサ・サポーターはあつい。北海道から大挙して来たんだろうなぁ。
 オープニングセレモニーはプロレス・ノアの三沢選手。日テレつながりでの応援でしょうか。写真、小さすぎてわかりづらいよね。そういえば数年前は国立でアントニオ猪木を観たなぁ。プロレスとサッカーの融合点にはぼくがいるということか・・・。「少林サッカー」に対抗して「プロレスサッカー」でも作ろうか。
 試合は開始早々からヴェルディペース。コンサもボールを奪ってからのカウンターで攻めるシーンもあったけど、シュートまで至らない。平間が抜け出してキーパーと1対1。「撃てーっ!」と誰もが叫んだその瞬間、ボールは誰もいないPKエリア中央へ。なしてそこでバックパス?プロならシュートでしょ。
 徐々に嫌な雰囲気が流れてきたと思ったら、訳のわかんない反則で与え、FKをエジムンドに直接決められてしまう。なにやってるんだよぉ!
 その後、佐藤洋平の好セーブからのCKを外国人(名前忘れた)に決められて2点差に。やっぱり降格でモチベーションが落ちてるのかなぁ・・・。
 前半のコンサのシュートは小倉の2本だけ。終了間際のシュートは惜しくもサイドネット。攻め手なしか・・・。

平間、GKと1対1。撃てーっ!

えっ?なにそれ?

エジムンドのFKが入っちゃった・・・

小倉のシュートはサイドネット
 コンサの布陣はこの頃良く使う3ボランチ、2トップ。でも、サイドが積極的に上がらなきゃこのシステムって間延びしちゃうんだよね。和波のクロスは精度に欠けるし、西田もトイ面の相馬を意識して上がらないから、機能しないんだよなぁ。
 と思っていたら、後半から曽田&相川を投入。小倉をトップ下に下げて2ボランチに。相川ってデビュー戦じゃないかなぁ。新居に負けずにがんばれぇ。
 この采配がズバリ的中。ボールが面白いように回りはじめる。曽田のポスト、相川の飛び出し共にいい感じ。
 そして決まった、相川の初ゴール!これが綺麗なゴールだったのよ。前橋育英から鳴り物入りしたにも関わらず、これまで出番のなかった鬱憤を晴らすようなファインゴールにイレブンもサポーターも盛り上がる。追いつけ、追い越せだ。それにしても、山瀬の応援旗なんて粋なことやるじゃない。

相川、シュートっ!

そして初ゴールっ!

喜ぶイレブン

山瀬もきっと見守ってるぞ!
 その後も攻撃の手を緩めないコンサドーレ。これがホントに降格の決まったチームなのか?再就職がかかっているという話もあるけれど。
 先のU−19アジア大会で主将としてチーム準優勝に貢献した今野も随所に好プレーを連発。写真のヘディングシュートは惜しくも枠を外したけれど、その貫禄は十二分。今後のチームの柱の一人として大いなる期待が出来そうである。
 そんな押せ押せムードの中、小倉のシュートのこぼれを右サイドから駆け上がってきた西田が、糸を引くようなシュートを放ってゴールっ!同点!
 その後も終始コンサペースで試合は進むが、延長後半にVゴールを決められてThe end。惜しかったけど、これもまた今季を象徴するシーンだこと。残念。
 それにしても、心の暖かいコンサ・サポータは最高だなぁ。チームの宝だよ。
 ここにきて相川・新居の若手が活躍したこと、2年目ながらチームの中心になった今野、療養中ながらも不動の司令塔・山瀬、ポストも上達してきた曽田。J2に降格し試合数が増えることは、彼らにとっては経験を積むことが出来てかえっていいかもしれないなぁ。ベテラン陣は何人が来季も残留するかわからないけれど、今日のようなガッツをみせて、集中を切らさないことを習得すれば、すっげー楽しみだぞ。
 とにかく1年でのJ1昇格を目指してがんばってくれー!


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奥利根湖ひとり漕ぎ2002(02.9.20-21)

 今年も行ってまいりました。漕ぐ楽しみに加え、次への展開の手がかりも見つけられた今年の奥利根湖です。詳細はこちら。

奥利根湖ひとり漕ぎ2002




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柏レイソルvsジュビロ磐田を観る(02.8.17)

 チケットを頼んだ時、この試合がこんなに重要な試合になるなんて考えてもいなかった。まさか、優勝が決まる試合になるなんて。
 それにしても混んでいた。入場ゲートで長蛇の列。このままだと練習が観られないよう・・・と思ったら、ホントに観られなかった。くくくっ・・・。
 とはいえ、試合開始までにはきっちり入場し、万全の状態で試合に挑むことができたのだ。
 ゲームは開始早々から圧倒的なジュビロペース。藤田のシュートは左に外れ、高原のオーバーヘッドは空振りとなるも、押せ押せ。ゴール前で得たFK、名波と山西が並んで蹴るのは山西。
 上がりすぎ?と思われたボールがゴール左上に決まり、1点目。鈴木秀人出場停止の代役・山西がおいしいところをさらう。
 さらにゴール左のFKでは、俊哉の上げたボールにゴン中山がっ!
 肝心のゴンゴールが写っていないけど、頭をねじって押し込み、2−0。ジュビロの楽勝ペース。
 ジュビロのなにがすごいって、ポジションチェンジの上手さ。FKやCK後ではなく、流れの中で福西がゴンよりも前にいたりするんだけど、抜けた穴はきっちりと名波がカバーしている。俊哉や名波、服部なんかも自由に動き回っているように見えるけど、連動した動きがきっちりできてるんだよな。
 そこでレイソル、今日DFに入っていたサンパイオをいつものボランチに戻すとどうでしょう。徐々にだけれど、中盤でレイソルがボールを持てるようになってきた。されど攻撃陣に決め手がなく、前半は2−0で終了。
 ところが後半に入ると動きの悪かった1トップ黄に見切りをつけたレイソルが生き返ったかのように攻め立てる。加藤望のゴールで1点差とすると、大野のFKをヘッドで流し込み同点。
 どうしたジュビロ?前半とは明らかに動きが違うぞ。
 名波のFKはクリアされ、ゴン・タカコンビももう少しのところでズレる。
 ジュビロ鈴木監督、流れを変えるべく西に替わって信男(川口)を、藤田に替わってジブコヴィッチを投入。すると、信男が快足を飛ばして右サイドをえぐるえぐる。なんと股抜きまでやってくれたりして。
 そして、信男のクロスを高原がヘッドで決めて勝ち越し。高原、7戦連続のゴール!でも、高原が触らなくても入っていたから、ある意味ごっちゃんゴールか・・・。で、肝心のシーン、カメラに納まっていないのよ。なんてこった。
 最後はジュビロが時間を使いまくって3−2。戦術としては非情とはいえ当然ながらも、遅延行為で名波にイエローもでたし、観ててあんまりいいもんじゃなかった。まぁ、それを卑怯と思うことが、ある意味日本人がサッカーを観ることに対し未熟な点なんだろうけど・・・。いや、なんとも言えないなぁ。
 とにかくジュビロ、1stステージ優勝。
 それにしても歓喜の声がすごかった。ここは柏のホームだぞと言いたくなるも、おかまいなし。特にゴン中山の喜びようといったらすごかった。レイソルサポーターが帰宅した後でも、アウェー側から鳴り響く「中山隊長ゴンゴール!」にあわせて踊り続けている。サポーターを大切にするゴンの姿勢こそが、選手を大切にするサポーターを作るんだろうなぁ。
 とにもかくにもジュビロ磐田、優勝おめでとう!
 我がコンサドーレもいつの日かジュビロのようなチームになってくれればいいのだが・・・今日もVゴール負け。


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フットサルをする'02-2回目(02.6.29)

 今年2度目のフットサルをしたのだ。詳細は新たにフットサルページを設けたので、そっちへ飛んでちょうだい。

     フットサル2002TOPへ


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ノルウェー代表vs日本代表をTV観戦する(02.5.15)

 なんですかっ、あいつらは・・・。
 あれがW杯に出られない国だというのですか?
 ホントに日本よりもFIFAランクたった2つ上のチームなのですか?
 W杯に出ないのだから、当然最近の強化の力の入れようも出場国と比べればたいしたことないはず。なのに・・・。アウェーとはいえ、ただただ唖然とするばかり。
 確かにフラット3対策は練られていただろうけど、親善試合程度であんなに意図も簡単にやられるなんて。ベルギーやロシアにお手本にされてしまいそう。
 しかし、戦術以前の問題の方が大きいような気がした。パスミス・トラップミス・球の持ちすぎ・・・。基本プレーのほころびをことごとく狙われ、自滅したようなもんだよ、あれじゃ。「組織」「戦術」とよく言われているけれど、最後は「個」なんですよね。いや、最初に「個」かな?
 そんななか、明神は良かったなぁ。トルシエがジョーカーとして期待しているのがよくわかった。鈴木も得点にはつながらなかったけど、いい動きしてた。注目の欧州組・ヒデ、伸二、イナにはもっと上を期待しているので、まだまだまだまだです。久保は今回も花が開かず残念。
 FW緊急事態の今、追加徴集なしで乗り切ろうとするならば、思い切って福西のFW起用もいいんじゃないかな。いや、やっぱりゴンの徴集だよな。(名波については今回はノーコメントで)
 とにもかくにもW杯開幕まであとわずか。悔いの残らぬよう頑張って欲しい。


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フットサルをする'02-1回目(02.5.11)

 千葉に転勤して真っ先に同僚にかけた言葉が「フットサルやらない?」。挨拶もそこそこに遊びの誘いをする三十路男を同僚たちはあきれて見ていたに違いない。そのわりにみんな結構ノリが良く、他部署の若手にも地道に声をかけて今回の開催が決まったのだ。
 そんなみんなのやる気を削ぐかのように、前日から雨が降り続く。ぼくのところには「明日中止?」の問合せが殺到。そのひとつひとつに「大丈夫、おれ晴れ男だから晴れるって」と根拠のない説得。しかし、夕方ネットで調べた稲毛区のピンポイント予想は高確率80%。12時の時間雨量は11mm/hとか。
 しか〜しっ!天は日頃のぼくのおこないをきちんと見てくれてたようで、朝起きたら雨はすっかり上がっていたのさっ。
 さて、今回の参加者は下は中学生から上は50代までと幅が広かった(メンバーはこちら)。にも関わらず、歳を感じさせないハッスルプレーが連発。みんなが楽しそうにボールを追っているのを見ると、企画してよかったのだ。倒れこみ膝から血を流しながらも喜んでいる人間まで、二人ほどいるくらいなんだから。
 試合の方は年齢とサッカー経験を均等に分けただけあって、一進一退の白熱する展開。MVPはやっぱり7ゴールでAチームの勝利に貢献した西林くんかな。
 
 月1回位のペースでやれたらいいんだろうけど、これからは暑くなるし、仕事も忙しくなるだろうから、どうなることやら。でも身体を動かすのは楽しいし、交流の幅も広がるから、続けていきたいものです。
Aチーム 11 3−4
4−3
4−2
Bチーム
得点者 西 林 O.G.(三浦) 得点者
三 浦 豊 嶋
西 林
三 浦 岩 崎
西 林 佐々木
西 林 鈴 木
西 林 岩 崎
余 田 鈴 木
清 水 荒 岡
西 林
西 林
メンバー メンバー
八 野 オーバー40 オーバー40 荒 岡
岡 本 三十路 三十路 若 杉
三 浦 若 者 三十路 豊 嶋
西 林 若者・経験者 若 者 岩 崎
清 水 若 者 若 者 佐々木
余 田 若 者 若者・経験者
りょう とても若者 若者・経験者 鈴 木
みんみん Ladies Ladies てっすぃ


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ナビスコ杯予選Aグループ
柏レイソルvsジュビロ磐田を観る(02.5.6)

 ジュビロの試合を観るのは今回で3回目。だというのに、名波を見るのは今回が初めて。待ち望んでいたぞ。しかし、今回見られたのは代表選考に漏れたから。日本代表の中盤に名波は欠かせない存在と思っているぼくとしては、喜んでいいのやら・・・。
 それにしても豪華なメンバー。服部・福西を代表遠征で欠いても、代表候補が他にもいっぱい。ゴン、俊哉、大岩、秀人・・・。みんな虎視淡々と代表の座を狙っているのだ。ゴンは同い歳だし、俊哉は一番好きな日本人プレイヤーだし。頑張って欲しいなぁ。
 対するレイソルは韓国コンビと明神を欠き、前線が手薄。元ブラジル代表・セザール(サンパイオ)と大野がどこまで中盤を制すことができるかがカギかな。
 試合が始まってみると、レイソルはちょっと引き気味であえてジュビロにボールを持たせているかのよう。ボランチに入った名波は動きこそ悪くないものの、レイソルの中盤が簡単にサイドにふるため、あまり当たって行くプレーは見られない。削ってでも止めるプレーができるまで回復したかどうかはちょっとわからなかった。でも、FKやCKも任されていたので、状況はかなりいいのだろう。トルシエさん、いかがでしょうか・・・。
 もう一人注目を集めていたのがゴン中山。なんといってもゴンのスピリットは代表には不可欠だとぼくは思う。途中出場のときも全力でボールを追う姿はいつ見ても感動してしまう。今日も前線に飛び出してはヘッドでゴールを狙うも南の好セーブに阻まれたりして。
 レイソルがひいていたため、今日のジュビロは得意の波状攻撃が影をひそめた。俊哉の飛び込みもあまり見られず、0-0のドロー。観ている方としてはかなりさびしい結末に・・・。
 代表候補や若手などがチャンスを掴むために頑張っていたけど、一番熱かったのはレイソルのペリマン監督。この寒空に関わらず、終始短パンで大声を出す姿は、誰よりも熱かった。特にジュビロ・鈴木監督がホロ酔いサラリーマン風なだけに、余計目立ったね。白い足に黒い靴下も意表をついていたし・・・。


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キリンカップ日本代表vsスロバキア代表を
TV観戦する(02.4.29)

 ついに俊輔をトップ下で使ったか。ヒデがいる限りはレギュラー奪取は難しいだろうけど、リーグ戦で絶好調の俊輔のトップ下を誰もが観てみたいと思ってたに違いない。良かったぞ。スルーパスやサイドチェンジだけでなく、きっちり前線に詰めてゴールを狙ってたし。トルシエには散々言われてたけど、これで残れたのでは?
 前日にトルシエが語った驚くべきスタメンは俊輔ではなく右サイドの柳沢だった。オプションのひとつとしてはありかな。でも、やっぱり柳沢はFWだよなぁ。もしくはモリシのポジション。先発で使ってまで試すオプションだったのかな・・・。本番でアタマから柳沢を右サイドで使うことって考えられないじゃない。柳沢が中に入ってモリシとポジションチェンジしながらってのも厳しそうだし。
 試合自体は面白くなかった。特に後半。けっして圧勝するのが面白い試合だとか、点の取り合いになるのが面白い試合だといってるのではない。ただ、あまり策がなく、創造性もないままに蹴りあっているのは面白い試合じゃない。試合をコントロールできる人間がいないとこうなってしまうのか。ヒデ・伸二・名波の創造性がやっぱり必要だよなぁ。唯一の得点もチームコンビによるもので、代表の特色が観られなかったもん。
 とはいえ、W杯は勝つことが全てだから・・・。いや、このままだと勝つことも厳しいかな。ヒデ・伸二がいない状況ってウクライナ戦と同じはずなのに・・・。ウクライナ戦よりも個人個人が堅いプレーに徹してしまったのかな。
 それにしても、もっと点獲りに行かなきゃダメだよ。今日の試合、同点になる可能性ってたくさんあったんだから。
 未完の大器・久保は一皮剥きかけたのに・・・。惜しいっ!でも、その後はあせるだけの未完の大器に戻っちゃった。残念。
 W杯まであと1ヶ月、がんばれぇ〜っ!


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ナビスコ杯予選Aグループ
柏レイソルvsコンサドーレ札幌を観る(02.4.27)

 リーグ戦では大敗してしまったレイソルを相手に、我がコンサが再び立ち向かうナビスコカップを観に行った。今回はW杯の絡みもあり、代表選手が離脱しての試合。レイソルは攻撃の核・韓国人2トップと明神を欠いている。コンサもビジュと和波が負傷で出場できないけれど、前回よりはいい試合が期待できるはず。
 今日のコンサはFWに小倉・山瀬の登録だったけど、小倉をポストに山瀬と平間がシャドーとして動く布陣。山瀬にとってはU21と同じシステムなので、ちょっと期待ができる。3バックの左に曽田を置き、大森を左ウィングにと苦肉の策も見られるけれど、どんなことをしても欲しいのは勝利だから。
 ところが・・・。試合が始まるとやはりレイソルの方がボールを支配する。レイソルの決定的場面もしばしば。なんとか凌ぐも、コンサにまともなシュートは1本もないまま0-0で前半が終了。レイソルの決定力不足に助けられた。前回絶好調だった大野にキレがなかったのも幸い。
 後半に入るとコンサの攻めが観られるようになる。なんといっても小倉がすごかった。あのボールさばきは唸ってしまう。しか〜しっ!トップに張る小倉になかなかボールが入らない。平間も先発に気を良くして頑張っていたけど、山瀬との連携が合わず、ボールを持ちすぎの感も。それでも小倉のミドルなど枠へ行くシュートが見られるようになってきた。
 そして、チームに勢いをつけたのがGK佐藤洋平。大野が蹴ったPKを横っ飛びでナイスセーブ。北の守護神をナめたらあかんぜよ。
 なのになのに・・・。サンパイオからのパスをPK失敗の大野が汚名挽回とばかりにゴール!
 終盤はボランチ吉瀬をDFに下げ、曽田をトップに上げて攻撃を仕掛けるも、ボールがつながらずにタイムアップ。0-1で痛い敗北。
 当たり前のことだけど、確実にボールをつなげることが出来ていなかった。なんでもない場面でのパスミスが多く、みすみす相手にボールを献上してしまう。恥ずかしいことだが基礎からやり直す必要アリ。リーグ戦は長期中断に入っているので、このナビスコとその後の合宿でひとつづつ修正していって欲しい。
 闘将・柱谷哲二の苦悩はいつまで続くのやら・・・。


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日本代表vsコスタリカ代表をTV観戦する(02.4.17)

 日本代表国内組最後のアピールの場となったコスタリカ戦。注目はやっぱり俊輔か・・・。
 結果は1−1のドローだったけど、日本のホームということを考えると負け試合だったかな。点の入り方もコスタリカの方が上だったし。
 ぼくが思ったこの試合の収穫と「?」は以下のとおり。
@松田が抜群の安定感だった。市川がマークされていたので市川へのフィードは見られなかったけど、今日のメンバーの中ではピカ一だったのでは。
Aアレックスの使い方(使われ方)をチームが把握できた。前半はダメだったけど、後半は良かった。
B福西が代表でようやく得意の前へ出るプレーをすることができた。今まで戸田に遠慮してたのかな?
C所属チームの好不調がそのまま連携に現れた。清水の戸田−アレックスの連携は良かったけど、セレッソコンビ&アントラーズトリオの連携は今ひとつ・・・。
DFW陣よ、決めてくれぃ!今年の代表4得点中FWの得点は代表から外れた高原の1点だけ。今日も枠へのシュートは・・・。なんとかならないか。
Eやっぱり小笠原&俊輔はもっと見たかった。ラストチャンスと煽るなら、それなりの使い方をしてあげなきゃ。俊輔は左サイドというくせに、今日は4バックの攻撃的MFで使ったりして、あれではアピールの仕方も難しいよな。ジョーカーとして使う気もないとまで言ってるんだから。
F久保はとうとう未完のまま。
 トルシエはかなり手ごたえを掴んだようだったから、今日の試合は選手ではなく戦術のテストマッチだったというところかな。それもこれもヒデ・伸二ら海外組に絶大なる信頼を寄せているからなんだろう。
 とにもかくにも開幕まであと44日。ぼくらがとやかく言える時期はとうに過ぎているのだから、トルシエを信じてベルギー戦を迎えるしかないんだろうな。


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柏レイソルvsコンサドーレ札幌を観戦する(02.4.6)

 せっかく首都圏に出てきたのだから、できるだけコンサドーレを応援しに行こうと思い、早速柏レイソルvsコンサドーレ札幌を観に行ってきた。赤い服を着込んで柏サッカー場へ行くと、春休みのせいか、コンササポーターがいっぱい。なんだかうれしくなってきたのだ。
 それにしても、4月のナイター試合は寒い。しかもゲーム内容もコンササポーターにとってはお寒い結果だった。パスはつながらない。クリアはミスばかり。相手FWをフリーにする・・・。コンサが下手なのか、レイソルが巧いのか。高い位置でのパスカット、ボール回し、飛び出し・・・。全てにおいてレイソルの勝ち。特に司令塔・大野がすごかった。韓国代表コンビもサンパイオも明神も・・・。完全に大野に支配されていたよなぁ。右の写真は先制点サンパイオのヘッドの起点となる大野のFK。この他にも4点全部に絡む大活躍だもん、誉めるしかない。視野も広く、キックも正確だったからなぁ。
 対するコンサといえば、攻撃では得点を決めた山瀬がいい動きをしていたけど、期待の小倉は不発。守備では右サイドの田渕が献身的なプレーで攻撃の目を摘むも、3バックがガタガタ。3−1となった後半からは小倉に替えてロブソン、田渕に替えて酒井を投入し攻撃の意識を高くするも、交代の意図を明確にできぬまま追加点を許してしまう。小島が抜け出してペナルティエリアで倒されPKをもらうも、南に止められてしまう始末。なにやってるんだぁ〜っ!
 その後、人数的有利にたちながらもぎこちなく単発の攻めを繰り返すばかりでタイムアップ。なんだかなぁ・・・。
 結論としては、全てにおいてレイソルの方が格上だったというところ。コンサドーレは立て直しに時間がかかりそう。前節の大勝はフロックだったのかなぁ。希望は山瀬が好調を維持しているところ。同じ厚別出身者として、君こそが期待の星だ!
 月末にナビスコカップでもう一度柏レイソルvsコンサドーレ札幌を観戦する予定なので、なんとか立て直しを図って、今日の3点差を逆転できるよう頑張ってちょうだいな。


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日本代表vsウクライナ代表戦をTV観戦する(02.3.21)

 ワールドカップイヤー初の日本代表戦。本番へ向けてどんなスタートを切るのか、アレックスがどんな活躍を見せてくれるのか、見所満載だったのだ。それにしてもトルシエはやってくれる。あれだけ「アレックスはジョーカー」と言っておきながら、先発出場させるなんて。しかも右サイドの市川とセットで。
 この二人が面白かった。とにかく上がる。相手DF抜きに行く。そしてクロスをあげる。しかもしっかり戻って守りもする。市川と松田のコンビとか、これまでにない展開がいっぱい見られて楽しいではないか。この両サイドであれば、不振といわれるヒデのキラーパスも使えるのでは。ペルージャ時代のラパイッチ&ペトラッキみたいに。
 と言いたいところだけど、ヒデの座だって危ないぞ。小笠原がいいではないか。てっきりW司令塔のシャドーが巧い選手だと思ってたけど(ビスマルクや伸二の影)、トップ下でもすごいじゃないか。途中出場だったけど、もっと長い時間見てみたい。トルシエもうれしいだろうなぁ。
 3人のおかげかどうかは定かではないが、選手全員が勝負することにこだわり始めたのはすごい効果だと思う。これまで1対1でボールを下げてた場面を多く見てきたけど、今日は俊輔も波戸も抜きに行ってたもん。サッカーの原点を選手が思い出したかのようで、失敗しても楽しめたぞ。
 手放しに喜んでばかりもいられず、W杯予選落ちとか、主力欠場とかいいながらもウクライナに押される部分も数多かったし、フラット3が抜かれる場面も・・・。相手のミスに助けられ完封できたようなもの。森岡の離脱は厳しいけれど、もう一度3バックの連携を確認して欲しい。
 それと何度も言っているけれどボランチの球出し。ボールを奪う技術は進歩している。戸田の「ヤバイっ」ってプレーも減ってはいるけれど、ボールを奪ってからの展開に乏しい。奪ってから早く正確なパスが出せれば、破壊力はもっと増すだろうに。その典型がイタリア戦での稲本のアシストなんだから。そう言う意味では稲本&名波待望論者はぼくだけではないはず。
 と、つらつら書いてみたけれど、指揮をするのもプレーするのもぼくじゃないから、ぼくは見守るだけなのだ。2002年の初戦で課題と期待させる面がハッキリ出たうえに、勝ちまで納めたんだから、上々のすべり出しでしょう。
 ポーランド戦が楽しみだ。


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アルビレックス新潟vs大分トリニータ戦
を観る(02.3.17)

 J2開幕2連勝と波に乗るアルビレックス新潟が、同じく2連勝中の大分トリニータを新潟スタジアムに迎えたホーム開幕戦を観た。ぼくは来週引越しをするので、きっとこれがアルビレックスの試合を観る最後の機会だろうなぁ。
 会場は今年もタダ券を発行したおかげもあり3万5千人以上の入り。そのほとんどがアルビレックスを応援しているのだから、熱気ムンムン。ただ、今年からタダ券ではメインスタンド1Fでの観戦ができなくなったためか、そこだけがガラガラといった珍現象が。かなりかっこ悪かった。
 この大観衆に後押しされて立ち上がりから一気加勢に攻めあがるアルビレックス…といきたいところだったのだけど、ぜんぜん違う。新主将に任命された寺川の動きはすごかった。高い位置でも身体を張ってチェックするし、サイドチェンジの精度もすごい。ところが寺川だけなのだ。FWはキープできないし、フォローの動きも見られない。両サイドバックも底に張り付いたまま。結局単発的に長いボールを入れては跳ね返されるだけの展開。どうなってるんだ?
 一方大分はというと、開始後は元アルビのアントラジーニャが前線を張ってミスしていたので決定機はそうそうなかった。けれど、アントラジーニャが引いてボールを受けたときのクロスやスルーがいい感じだったので「アンドラジーニャは引いた方がいいよね」って話していたのよ。そしたらアンドラジーニャのFKがヘッドどんぴしゃで大分先制。
 後半はきっと反町監督の指示があったんだと思うけど、サイドバックがようやく上がりはじめていい攻撃が何度か見られた。船越に替わって入った鏑木の動きも良かった。誰より寺川が頑張っていたけど、追いつくことなく連勝ストップ。
 アルビレックスは明かに寺川のチームとなっている。攻めも守りも起点はすべて寺川。そのためかあまりにも単調過ぎるのだ。攻め手がそこしかないのならば、そこをケアすればいいだけのことだから。もっと攻撃のバリエーションを増やさなきゃ。去年は神田−黒崎のコンビプレーとかあったじゃない。サイドバックはもっと攻め上がり、ボランチも波状攻撃に備えなきゃ。前の4人と後ろの7人がはっきりと別れてちゃダメだって。ここは神田の復帰を期待するしかないか。
 ということで、今日の試合は同じ開幕2連勝でも強豪福岡&山形を撃破してきた大分と、下位チーム水戸&横浜FCになんとか勝ったアルビレックスの地力の差が出た試合だったということでしょうな。


エスニックsportsな戯れ言

くやしい探検隊セピア?
アルツ磐梯スキー場で滑る(02.2.11)

 うり坊から「2月11・12日にアルツ磐梯へ行こうよ」と電話をもらったのが1月末。2月10日まで東京遠征の予定だったこと、12日は休めそうもないことから断ったんだけど、いろいろあって今シーズンはあまり滑りに行けなさそうなので、1日だけ付き合うことにした。けっこう強行スケジュールなんだけど、ぼくの生活の基本は遊びだから。
 うり坊&まるじのほかにYas&Keiも参加したので、くや探活動ではないかとも思われるけど、隊員全員に告知をしての活動ではないので、「?」をつけておくのだ。
 アルツ磐梯といえば、ぼくにとってはとても思い入れの深いところ。初めてスノボを滑ったのがアルツ磐梯なのだ(こちら)。そしてうり坊&まるじはスノボのお師匠さん。初めての場所、師匠の前で、ぼくの上達ぶりを確認する絶好の場なのだ。
 どうだっ!ゲレンデ!ぼくの滑りはっ!
 天気もよく、混んでる時間帯があったことと一部アイスバーンだったのを除けば絶好のコンデションで気持ちいいっ!師匠たちもぼくの成長を評価してくれたのだ。はっはっはっ!
 調子に乗ってるのもつかの間、リフト乗り場ですってんころりん。神様は見ているんだな。天狗にならないようにって。やっぱりお師匠さんにはかなわないし。手前がまるじで左端がうり坊。
      
 Yas&Keiがどのように過ごしていたかは知らない。でも、きっと楽しんでいたに違いない。
 最後は恒例の写真撮影。磐梯山をバックにハイっ、チーズ!
          
 ぼくはここで別れたので、その後のうり坊&まるじ&Yas&Keiについてはわからない。でも、明日ももっと楽しんでいるに違いない。
 ぼくはそのあと会津坂下の日帰り温泉施設・湯トピアばんげでひとっ風呂。この温泉施設、内湯のバリエーションが多く露天風呂もいい感じ。夜空に星が輝いていた。混んでいたわりに洗い場が少ないため、洗い場待ちの列ができていたのはちょっと難点かな。
 でも、脱衣所の牛乳自動販売機にはべこの乳の牛乳とコーヒー牛乳が。しかもビン。思わず写真を撮ろうかと思ったんだけど、さすがに脱衣所でカメラを構えたらまずいと思い、購入して記念撮影。
 そういえば入浴中ずっとサングラスをかけたままの長髪の若者がいた。なんだったのかなぁ。


エスニックsportsな戯れ言

2002年初すべり(02.2.3)

 今日の新潟は冬にしては珍しい晴天。こんな天気を逃すわけにはいかないと、スノボをすべりに行ってきたのだ。なにを隠そう、今シーズンの初すべり。いろいろ事情があってすべれなかったんだけど、今日はこの上ない絶好のスノボ日和。
 場所はわかぶな高原スキー場。昨年すべってすっかりお気に入りのスキー場なのだ。なにせ自宅から1時間ちょい。さほど混んでもなく、すべり易い。コースが短いのがたまにきずだけど、それくらいは大目に見なきゃね。
 ところが今日はスキー場近くの第一駐車場に駐車できず、送迎バス付きの第二駐車場へ。嫌な予感がしたんだけれど、ゲレンデに出るといつもどおりだった。よかった、よかった。
 今日は暖かかったので、ぼくのボードのステップインが大活躍。寒いときはつめの部分が凍りついたり圧雪が詰まって装着が手間取るけれど、今日はリフトから降りてスケーティングしながら装着し、そのまますべり降りる。この流れが実にスムーズで、コース脇に座っている若者を尻目にスイスイ。「うらやましいだろ」と自慢したいくらいなのだ。
 最初のうちは久々のため、両足のふくらはぎが痛かったけど、慣れて行くうちに痛みも消えて、絶好調。やっぱりスノボは楽しいね。ちょっと曲乗りを試そうかとも思ったんだけど、それはビビって挫折したのだ。最後はリフト乗車待ちの時に支えになっていた右足がギブアップしたけど、初すべりということで感触を取り戻すのに余りある初すべりだった。
 大満足。


エスニックsportsな戯れ言

天皇杯決勝戦
清水エスパルスvsセレッソ大阪を観る(02.1.1)

 さすがW杯イヤーとでもいいましょうか。年の初めの大一番がこんなにすごい試合になろうとは。Jリーグ磐田・鹿島の2強に次ぐ安定感を誇る清水とJ2降格の決まっているC大阪。いくらC大阪がリーグ戦終盤から連勝を重ねているとはいえ、清水の壁は厚かろうと思ってTVをつけた。
 序盤はC大阪の猛攻。モリシいい加減に決めてくれよと言わんばかりのビッグチャンス連発。清水はDFがあわてはしたものの、何とかしのいでワンチャンスを三都主の技ありゴール。これで完全に流れは清水で前半終了。
 後半はC大阪が岡山・大久保を投入し、システムを変更しての猛攻再開も、沢登のFKを森岡がヘッドでゴール。これが清水の安定感なのか。また流れは清水に変わって終わるのかと思いきや、C大阪は即座に真中を投入して再び流れを取り戻す。そして岡山のポストからモリシがついに決めた。終了間際にはこぼれ球に突っ込んだ大久保が倒されてPK。ユンが慎重に決めて同点、延長へ。
 延長は三都主がドリブルで抜けてのセンタリングをバロンが押し込んで清水が勝ったけど、やっぱりC大阪の健闘を称えたい。くじけなかった選手たちと巧みなベンチワークの成せる技だったんだろう。
 清水とC大阪の差は選手交代でシステムの変更ができるかどうかだったと思う。時間帯や点差、状況に応じてシステムを変更し、どのようなサッカーをするかを明確に選手に伝えたC大阪に対し、リザーブがまさに同じ場所への補完となってしまった清水。観るものにとってはC大阪の方が面白いサッカーをしていたし、いいゲームをしていたと思う。
 とはいえ、清水は斎藤・市川の主力を欠き、システムを変更せずとも耐え切って、個人技で勝って見せたのだから、その自力の強さにも脱帽。まさにW杯イヤーの幕開けにふさわしいゲームだったと思う。
 清水・ゼムノビッチ監督の談話、「去年はいいゲームしたのに勝てなかった。今年はあんまりいいゲームじゃなかったけど優勝できた。サッカーってこんなもんだ」。監督も当然わかっていたんだなぁ。
 それにしてもC大阪はほぼこのメンバーでJ2を戦うという。当然新潟にもこのメンバーが2回もやってくる。これは観に行かなければ。


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